King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

前橋に4DXを体感しに行く

2015年08月13日 10時12分30秒 | 映画

昨日は夜前橋まで『ミッションインポッシブル/ローグ・ネイション』
を観てきました。

夏の大作鑑賞で直ぐ思いつくのは新宿プラザで見たスターウォーズ
です。

今年もその新作が公開されるというニュースは今年早々から
ありました。

しかし、一番の公開シーズンの夏には間に合わなかったようです。

娯楽の王様映画もいつ行ってもガラガラでどんな大作でもいつでも
席が取れるという状態です。

最近ちょっと苦労した思い出があるのは『アバター』ぐらいです。

そして、今回なぜ前橋まで出かけたのかといえば、4DX体感のため
です。

別にこの座席が動いて振動やら風やら煙やにおいが出るというのは
各テーマパークで導入されており、まったくの未体験感覚でもなく
かなり前にすでに体感済みなのです。

しかし、映画一本ずっとこれが続くとなるとどんなものでしょう。

一番近い導入館は前橋けやきウォークにあるユナイテッドシネマ
です。

こちらを出たのが一時間くらい余裕を見て7時15分くらいでした。

それなのに現地についてみて驚いたのは4DXは大人気でどの回も
満席となっています。

前橋到着は映画開始一時間前なのにもかかわらず、席の所が×に
なっており、あちこちに満席という張り紙がでています。

せっかく一時間半もかかり前橋まで来て観れないのかと落胆する
とともにこのまま帰ってまた出直すか、それとも普通の映画を
観て帰るかと考えました。

そもそもこのシネコンを訪れたのは初めてではなく、ある映画
を見るためにわざわざ何年か前にきているのです。

県道13号線は秩父界隈の道路事情が不便なままのいつも渋滞の
道路行政の遅れを感じる取り残された地なのに対して、この
けやきウォークまで一直線に整備され二車線の道路ができて
います。

この県道はスキー行に昔からとおっていた道なので、ずっと
裏街道のようなこの道も主要幹線道路並みに整備され出牛峠
さえ抜ければ実に開けた感じになります。

いつも裏道裏道をくねくねまがっていた道も藤岡インターに
至る道も八潮温泉の信号をまがってほぼ一直線になりました。

そこから上越の山に向かう17号に出るにも色々な裏道を開拓
したり、観光客向けのドライブインなどがあったのが、高速の
整備とともにこれも様変わりしており、幹線道路と大型店店舗
の配置もよく、きれいな街並みとなっています。

一方秩父のモールの貧弱さが際立つわけですが、同じウニクス
でも上里にはシネコンがあるのに秩父にはなかったり、規模と
質が下がっていて取り残され感が強いところにさらにこの県庁
所在地との差を感じるのでした。

思えば、同じ県庁に行くにも浦和に行くのなら前橋の二倍も
かかることを考えると行政の考え方がよく解ります。

都内へ伸びる首都高のインターができていたり、環状線は
されていても県内の道路網はその県南の繁栄を県内隅々に
延ばすという道をとらず、首都の浸食を受け入れているだけ
のような何の主観もないかのような山間部にダムを造り、
県庁から首都への鉄道は整備され新駅や新線もできるものの
他の私鉄は寂れるに任せるという無策ぶりが際立ちます。

さて、そんなインフラの差を感じつつの初めての4DXは
どうだったかというと、Xのついている回の4DXの確認を

するとなんと最前列に二席だけ空きがあり取れるという

まさにミッションインポシッブル展開になり無事鑑賞できる

ことになりました。映画ミッションインポッシブルはより
人間臭く、アクションも泥臭い、昔ながらのカーアクションと
ハイテクやトンデモ新兵器の活躍とかより友達とか人との和
とか人間力が不可能なミッションを可能にしていくという
スタイルです。

トップギアでも出て来たアトラス山脈越えのドライブ道は
CGではなく本物とのことですが、すべてまったくNOCGでは
ないようです。

それでも泥臭くクラッシュなどは本物を使うことででている
臨場感は惜しげもなく高級車を廃車にしてしまうようなところ
からも感じます。

本来なら高級車の持っている安全性能でそんな横滑りやドリフト
などできないはずが狭い道でなんども回転したりバック走したり、
普通なら爆発シーンで終わるシーンが何回転もした車から
無傷で出てきて、そのままバイクで追走するという超人振りが
現実味をにわかに感じさせるのです。

それを動いたり煙や臭いやらはては水しぶきまで出るこの
4DXはもりたてて映画の世界に引き込みます。

これはイベントとして仲間と同時に楽しむとより楽しい
というのがこのアトラクションの狙いでしょう。

周りの声もアクションの素晴らしさや臨場感についての声が
聞こえました。

もともと不可能なミッションが成功するという一見相容れない
ストーリーも散々取り上げられるスパイのテロに対する正義とは
というテーマや正義の定義が揺るがないことと仲間や信念など
J・J・エイブラムスらしさというかヒットするものを知り尽くした
作風というか数々の作品が皆彼の製作になって行く必然を感じる
ものとなっていました。

コメント
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