King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雨の草津

2016年04月07日 23時57分45秒 | スキー
宿を予約するときに予報は雨だったので、覚悟は
していたものの、実際にこの雨空の中スキーをする
のは大変な思い切りが必要です。

とはいえ毎年一日は必ず雨の中滑っています。

特に春は雨はよく降り、かぐらなどは名物ポンチョと
して昔から雨具を売っています。

さて冬の間よりなぜか早くなっている食事時間に合わせて
起きて、かなり激しく降る雨を確認の後、食事会場に向かいます。

昨日夜とは違う団体がいて一体何組の団体がいるんだといぶかる
シーンなどもあり平日にもかかわらず大勢の人が殺到する会場で
食事します。

食事が済んだら後は着替えてスキーに行くだけです。

一時はこのまま観光して帰るということも考えましたが、ホテルの
リフト代が1000円なのをみつけてそれならばたとえ一回でもロープウェイ
に乗れば元をとれるということで、一本でもいいから滑ろうと思いました。

かつてとにかく一日券を買えば雨でもリフト終了まで滑るのが常でしたが、
なんとも軟弱になったものです。

ホテルを出てスキー場に向かうと昨日はなかった道路に雪があります。

これは解けだして流れてきたものなのかと思っていたら駐車場はかなり
白くなっており上の方は雪だったのかと思いました。

丁度降りてきたパトロールが上は霙だといいます。

なんとなくワクワクとしてロープウエイに乗ると確かに昨日より
ところどころ白くなっています。

上に着くと滑った後はひとつくらいであとはスノーモービルの
踏み跡くらいの新雪でした。

とは言えぐすぐずな雪で楽しいというよりやはり苦行のような
滑りでした。

何よりゲレンデにいるのは私一人なので、私一人のために大勢の
人に働かせているようで、お前のせいで雨に濡れて仕事しなくちゃ
ならないんだぞ、いい加減帰れという無言の訴えを聞かされているような
早く誰か来てくれという気の小さい心の叫びをあげているのでした。

そして滑り出すと早く誰か来てこれを代わってくれと思うようになり、
一人ぼっちの滑りを続けたのですが、急斜面から緩斜面になったところで
いきなり雪に板がとられてこれは転倒すると思ったら変な転び方をして
頭を打ってしまいました。

ポンチョで視界が悪い上に雨でゴーグルも見にくく上げていたところ
急斜面のところは霧も出ていてとにかく雪面が見にくく新雪の下に
圧雪した雪がありデコボコも隠れていたのです。

この転倒でこりゃ無理だと山を下りました。

下に着くとこれから上るらしい人が一人現れました。

やっと代わりが現れたかと安心してそのままホテルに帰りました。

まだお昼にもなっていません。

ゆっくり風呂に入り、それからチェックアウトをして家路に
着きました。

雨の中なので観光もせずそのまままっすぐ帰りました。
コメント
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