King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

珈琲の曼陀羅から

2016年04月23日 14時00分47秒 | 珈琲
ブラジルの豆で軽い感じでぐいぐい飲めるのがうれしいというので
ブラジルのブルボンはライトでお茶代わりに飲めると人気です。

ブラジルで一番多く栽培されているのはムンドノーボ種という
自然交配種だと言われていますが、それとは別にハイブリッド種と
いわれる人口種のものがとってかわられつつあるともいわれます。

しかし、昨今のスペシャルティブームで奇跡の希少種とかブルボン種
だけの村があったとか何かと銘打って特別な豆が増えています。

喫茶店でも日陰コーヒーなんてのが見られたり、オーガニックを
謳う店も多く見かけます。

コーヒーの木を環境全体を整えて作ることは大切ですが、病害虫を
防ぐために農薬は必ずしも必須ではないのです。

環境的に無理をして作らせるためにはそういった人工的な環境を
加えるのは必要になるものですが、もともと生えているところでは
普通になっているものをとっているだけですから農薬も使わないし、
手で赤くなった豆を摘むのも当たり前です。

ですが、なぜかここのところそんなものをありがたがったり、
有機栽培がさも特別のな豆とあがめだしたのです。

確かに交配の上バカマラのように特別な豆を作り、その味の良さは
認めますが、そもそも在来種の持つ本来の味ということでは
エチオピアやイエメンの豆にそれらはかなわないのではないかと
最近はつらつらと思います。

そんな気にさせたのが、最近の特別なイルガチェフ騒動です。

そんな本来の味というのが、知りたい方。

味について語りたい方にはぜひ試飲をお勧めいたします。

三時までにお越しください。
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