King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

輪郭と細胞膜

2016年10月20日 12時23分45秒 | 珈琲
NBAの開幕を間もなくに控え、今年はどんな動きがあるかと
各チームの動きを探ってみるとなんともとんでもない動きに
なっていました。

昨ファイナルで三勝して先に大手をかけたウォーリアーズ
ですが、まさかの三連敗という納得できない結果でした。

それを受けての今年の補強はあっと驚くウエスタンの宿敵
サンダーからエース、デュラントが移籍という何とも信じられない
補強があり、その反面守りの柱のボーガットを放出してしまうなど
あれだけの攻撃力がキャバリアーズにかなわなかった原因としての
ことなのか、今優勝に一番近いチームとしてNBAのキャリアの集大成
を飾るべくベテランが移籍してくるためかとんだスター軍団となって
しまいました。

チーム評価が今まで見たことのないSとなっていました。

今までこのようにスター選手が寄り集まったチームは過去にもあり
ましたが、どこもことごとくぎくしゃくして芳しい成績を残せません
でした。

ウォーリアーズが強かったのもスプラッシュブラザーズの得点力の
せいばかりでなく、イグダーラとかリビングストンというかつて将来を
嘱望された選手やベテランに域にあり、エースとして活躍してもベンチからの
スタートに甘んじチームプレーに貢献した選手がいたからチームとしての
力が発揮できたのです。

先シーズンあとは目をつぶっても勝つだろうと思っていたのに負けたのは
今でも実力なのか疑問があるところですし、それだけレブロン中心のNBA
なのかというキャブスの必然とかバスケットの力学を信じられない出来事
だったのです。

だからといって、リング中のベテランを引き寄せてチームの躯体としての
輪郭を崩してまで新しい勝てる形を創造できたのか納得できない感じが
残ります。

そんなことと同様に世の中で騒がれている築地市場移転や五輪施設の
見直しなども原因と対処という事象としてとらえられている以上の
矛盾と権力的闘争のようなものまで感じます。

植物というのは人間と違い細胞に膜があり、それが成長と繁殖に人と
違うものを見せ人が食べてもその栄養素をすべて取り込めないといいます。

しかし、地球上の生命は全て太陽からのエネルギーを取り込んで生きて
いるのであり、肉食であれ菜食主義であれ生命を永らえるのに他の生命を
取り込んでいるのに差はありません。

珈琲豆は周りの果肉は洗ったり発酵させたり削り取られたりして除かれて
その間水で洗われたり、熱で乾燥されたり天日に干されたりと水や熱を
加えられ中の実にも影響が心配されますが、実のところそれらの製造方法
に全く実に影響がない安価で有効な製法がないまま、従来通りの方法に
より工業的な手法が加わってより実をつけるハイブリット種の開発され
主流となっています。

それならば味のための実に交配されて開発された種もあっていいと
思いますが、現実にはそんな科学的な方法より、伝説的な希少種が
ありがたがられ高値で流通しています。

焙煎するまでにいくつもの幕やら果肉の層やら外皮やらを削られて
焼き上げればあとは何の保護もなく、人の細胞と同じ膜もなく扱いは
やっかいです。

でも、この生の実をそばなどと同様新豆と称して珍重するのがここ数年の
ながれでもあり、そうかといえばオールドビーンズとして寝かせる人たちも
います。

私は近年、この保存方法と寝かせることについてはある考察と到達点しての
ある味の実現を確立しました。

これはひょっとすると製法もこの結論に元ずく作り方や育て方がある可能性
を感じます。

まだ結論に至らない部分もあるので公にしませんが、よりうまい豆には
何が必要で何が重要かより近づけた感じもします。
コメント
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