King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

青空と冷たい風

2018年06月19日 09時26分52秒 | 珈琲

せっかく久しぶりに青い空を見たのに朝からくしゃみが出ます。

何日か前からスロースリップで関東で地震が頻発していました。

17日には渋川で震度5の地震があり、これはスロースリップとは

関係ないとのことで、なおかつこれは群馬を震源とする震度5というのは

観測史上初となると発表があり、何が何だかわからない状況で

今度は大阪で震度6の大地震があり死者も出る被害がありました。

久しぶりに警戒警報の音を聞いたと思ったら次から次に被害の報が

つづき、朝のワイドショーもずっとこの話題ばかりでした。

秩父の井戸が枯れたという報告が昨年あり、各地の火山の活性化や

噴火の話題と今度の地震の頻発と北朝鮮がミサイル発射をやめたと思えば

地震により被害が出るという安心できない状況です。そうでなくても

いつ巨大地震が来てもおかしくないとしょっちゅう言われているのに

なぜ危険な塀が放置されていたのか、お役所仕事の典型なような出来事です。

大雨が降れば土砂災害や河川の氾濫が話題になり、火事が起きれば防火

対策が騒がれ税金投入や防止策が出されるものの実際には危険回避より

騒ぐことの方が重要視されていて世の中よい方向に向かっていくという

気配もありません。かつては世界第二位の経済大国といわれ、毎年給料は

黙っていても上がり、景気拡大の恩恵を庶民も感じられたのもはるか昔。

所得でいうと世界第27位(2016年)で実際現在では30番目とみられるのでは

といわれています。豊かな国といいつつ、実際はお年寄りが多く、最低賃金は

途上国並みで、活力的にも今後上向くとも思われません。それでも長寿では

世界一で治安が良くて教育水準もよくトータル的な豊かな国指数としては

世界第三位に位置するといわれているのはどうも何かがごまかされている感じが

してなりません。本来世界一の債権国としてその金融財を生かした国際金融大国

としてもっと豊かに暮らせるはずです。それをどこかに搾取されロスしている

のが現状なのではないでしょうか。世界でも低い生産性を上げるため働き方改革

とか残業禁止とか取り組まれていますが、政治的に施行される政策は本来の生産性を

上げるための施策というより悪い方に規制緩和してるだけのように見えます。

日本の生産性が悪いのは健全な競争社会でなく、補助金などで色々と弱い中小企業や

弱小企業にバラマキを行い下手に支えているために経済の好循環が阻まれていると

いえます。言いたいことをはっきり言わない風習とかはっきりと指示しないまでも

無言で圧力を加えてやらせてしまうというやり方がここにきて世間を賑わせている

モリとかカケという蕎麦談義のような政治問題や日大の悪質反則に現れているのでは

ないでしょうか。海外ドラマの『パトリオット』と映画『ゼロダークサーティー』

をみると歴史の真実を見る思いがします。このように日本ならつまびらかに表現される

ことはなく、諸々が闇に葬られ改ざんされ公式文書も破棄されてしまうのでしょう。

そんなことを思いつつ、予定外に晴れてしまった空にブラジルの珈琲でまったり

しています。

一時は大粒の豆がなくなり、味も極端に落ちたブラジルもここにきてレギュラー品も

しっかりとしたものとなりました。とはいってもどこの店でもその品質かといえば

そうでもないのです。あの大粒豆がなくなった時には普通のブラジルサントスNO2も

薄っぺらな豆が多く、味も極端に落ちました。その時の豆が完全に市場から駆逐された

わけではなく、そんな豆を売り続けている店もあるのです。味と品質を気にしないところ

にはそんなのがいつまでも並ぶという恐ろしい事態にもなっています。

今起きているマンデリンの安売りもこの後に来る夏の品質ダウンにどれだけどう対処する

かで店の真価が問われます。高いスペシャルティより、うまい豆をいかに増やすかが

お客様の喜びにこたえ事になるのではと思い努力していきます。

 

 

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