池の水全部抜くで沖縄の大ウナギというのが出てきまして、
これは果たして食べられるものなのかとずっと思ってみてしまい
ました。
というのは最近の日本ウナギの高騰で、特に国内産天然ウナギなんて
店ではめったにお目にかかれなくなっているご時世であの迫力は
天然のウナギいるじゃんと思ってしまいました。
昨年のNHKの新日本紀行ではうなぎ特集でたっぷりと各地の天然ウナギの
様子をやったものだから、各地で今まで普通にあった天然ウナギが自粛と
いう言葉の元に販売されていないのに対して、地方ではまだまだ自然の
中で自分たちの食べるだけとっている人がたくさんいるという映像がみられ
ました。
かつて秩父の割烹料理屋の店先にはどこもウナギの水槽があり、市内どこでも
ウナギを見ることができました。
そんななじみのある我々世代からすれば、今やどんどん庶民の食べ物から遠ざかる
異質な感じの食品になってしまい、まして天然国産ウナギなんて夢のまた夢と
なってしまった現在何かおかしい感じがしてなりません。
というのはかつて地元の川でもウナギをとる人がいたし、かつて仕事で長瀞で
天然ウナギをとったのを見せてもらったりもしました。
ということは自分でそれなりの努力をすれば手に入るものかもしれません。
さて夏の味覚といえば、この時期のウナギと同様段々なじみがなくなるものといえば
スイカです。
今では丸まるのスイカはスーパーでも絶滅危惧種でひと球2000円以上します。
近所の畑からおすそ分けでいただくこともありますが、毎夏好物ゲットに値段が
気になるようになりスーパーの半額で買える農産物直売所で買うことが多くなっています。
昼に今日も出かけたところ車の温度計で40度という数値を確認。え、壊れちゃったのという
くらいの数字にびっくりです。
これは車でなければ熱中症で搬送は必至と思われる温度です。
それなのに空はもう高くなり秋の気配があります。
さすがにこの暑さに午前中はホットを何杯か飲みましたが、今は
昨日仕込んだ水出しの味見をしました。
アイスなのにこの香り。
もうたまりません。
この暑さでも珈琲で乗り切っていきます。