バスケットの試合で久しぶりに顔を合わせた某建築会社の社長が
夜の安眠の話をはじめて、そのかつての顧客でそこの会社の建物を建てた人が
この猛暑でも寝るときには冷房入れなくてすんでいる話をしてその社長を
喜ばしていました。社長は毎日一時間ごとに目が覚めていて毎日冷房を入れっぱなしで
寝ているといいます。
ほとんどの人が冷房使用を認める中、くだんの人が全然使ってないと話して
社長を喜ばしたのですが、私など夜は汗だくで寝ているものの寝たら一回も
起きないのです。
つまり、快眠と冷房は別のところにあり、昨年までの私なら毎日10Kのランニング
こそが安眠のカギで、外断熱の素敵な家がなくても関係ないとみんなにランニングの効用を
説いたところです。
ところが、この土曜日の台風の日、昼間誰も来ることもなく暇に任せて昼寝と溜まったビデオ
の消費に明け暮れ、結局走りにもジムにもいかず寝ました。今までなら走りにいかなかったことが
気になりなかなか寝付かれなかったりしました。それに昼寝をすると夜なかなか眠れないものですが、
この日はそんなことに関係なくぐっすりと寝たのでした。
結局は気持ちの持ちようなのです。
その気持ちのよりどころに珈琲を持っている人もいるし、頑なに珈琲を午後は飲まないことで
安眠を得ると信じる人もいます。
例えば、私も冬は寝る前にデカフェを飲み安眠につながった話をここに書いていますが、
今では冬でも夏でも一年中夜はデカフェを飲みます。
珈琲をよく飲む人は特に三時以降は飲まないようにしないといけないと新聞などの記事に会って
そうかそれが眠れない原因かと思いつつ、その記事を読んだ日にたまたま仕事帰りの夕方に
友人と会い、カフェにより珈琲を飲んだとします。そして寝るときに記事を思い出し今日は
夕方珈琲を飲んだと思い出すともうあなたは寝るのに苦労することになります。
最近バカ売れの睡眠サプリなどもこれと同様です。睡眠導入剤だと副作用や罪悪感やら
習慣性とかいろいろ気になりますが、サプリで食品添加物だからという安心感と
今日も飲んでいるという安心感です。
デカフェの場合も珈琲の安心感と信頼感がカフェイン抜きで味わえるという安心感と
信頼感が睡眠を呼び込むのです。
これは全て色々と自分の睡眠欲求からいくつもの眠れぬ夜と熟睡の夜を経験したから
いえることです。
もはや色々と経験したら後はもう他人のことなど気にせずに自分の思うままにあれで
よいのです。
珈琲を飲むと眠れなくなりますよとか珈琲好きならそんなこと聞かないのです。
自分が良いと思うことをする。夜でも好きな珈琲を飲むという人は当店のお客様でも
沢山います。
もちろん夜でも妊婦さんでも飲めるデカフェの宣伝をすることもありますが、
人生の達人になるともう自分の好きなように生きて人生を謳歌して、飲みたいものを飲み
好きなものを飲むのです。
他人に言われて外断熱の家をどうしても持ちたいと思う前に、人にとやかく言われる
ことにそろそろ距離を置くことです。それでも健康のため毎日走ることと珈琲は
お勧めいたしますが。これで毎日安眠が訪れることを保証いたします。
