King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

稲妻の光とユリの香りと

2018年07月11日 10時50分59秒 | 珈琲

昨日はあと少しで自宅に着くというときに雨が降り出し

結局夕立に打たれることになりました。

 

最初キヤノンの前でいつもより早く暗くなったと雲取方面を

をみると真っ黒な雲がどんどんと迫っています。

一昨日はこの山々を見ていつも思うことを思ったのです。

三峰という地名は、妙法ヶ岳、白岩山、雲取山の三つの峰を称して

三峰山といい、言わずと知れた奥秩父の入口の名ですが、さて、

どの山がそれなんだろうといつも思います。

 

地理的に左端から妙法ヶ岳、白岩山、雲取山でしょうが、実は

この三峰は霧の名所でいつも雲に隠れていることが多く、異様な山景が

いつも迫ってくる両神山と違い、いつも見える身近な山ではないのです。

 

ですからそれを三峰と称したというのはどこから見た人たちが言ったことかと

いつも疑問に思います。

 

武甲山からつづく山の稜線よりずっと奥まり山容がよく見られないという

山ながら昔から大滝として聞く地名であり、雲取山に登ったという話も

よく耳にするなじみのある山です。

 

もちろん私自身何度か登っていますし、仕事で山小屋に物資をヘリ輸送したり

してなじみのあるところです。

 

なのに百名山でありながらその山景がこの形ですというイメージは

ないのです。

写真でもピークの写真はみるもののどんな形の山かどこからながめると

よいのかと考えてもどこどこから見た雲取山などという決まった姿が

浮ばないのです。

 

甲武信岳とおなじでこれは登って良し、眺めて良しの山とは違うようです。

 

また山で思い出されるのは山で雷に遇った時の恐ろしさです。

 

雷雲の中に入ってしまったような時は雷が横に走り、すぐ背中の杉の木に

落ちたように振動と電気の衝撃まで受けたようなものすごい経験を何度か

しました。

 

そんな経験からすれば、はしっているときに雷雨に降られるなんてのは

かわいいもので道路から上がるほこりくさい、むっとした暑い空気が

息苦しく感じる時間もありますが、軽くシャワーを浴びたような感じ

です。

 

しばらくこの稲妻を眺めて走る時期が続きそうです。

 

昼間は熱い釜のそばで豆を焼き、シャツを何枚も着替えて

風呂に入る時に体重を測ると毎日減って行ってます。

暑くて大変ですねと同情されますが、全然へっちゃらです。

この暑さも珈琲の味を作ると思い今日も焼いてます。

 

 

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