King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ジュリア

2022年11月02日 12時50分33秒 | 珈琲
昨日は冷たい雨が降り、また秋が深まる感じでした。いつものように夜走りに外に出るとひんやりとそとの空気は風もなくしとしとと降る雨が辺りを静ませているかのようでした。走ると雨の匂いはなく秋独特のにおいがします。雨の中も走るというと何故そこまでという反応をされますが、雨だからといってなにも特別なことはないのです。人間は雨に濡れても溶けないし,場合によっては泳ぐことも可能なのです。今日はやめておこうかという降りは年になんかいもなく、靴が濡れて不快なのも最初だけです。走り出せばやがて汗が出て濡れるのも気になりません。ただ自然と一体になりそれを身体中で感じる一時間を過ごすのです。そんな夜の後今朝は一転暖かい日になり、雨が降る度寒くなるという感じをうらぎられるきもちのよい日になったのです。そんな今の珈琲はいつものブラジルサントスでなくエルサルバドルのジュリアです。これは中米の特徴の仄かに甘味のある豆です。それは甘味に抱かれるような安心感がじわっと広がるような日溜まりのような珈琲です。甘味を同じように感じるのはペルーとかホンジュラスとかいくつかありますが、いつも裏切らない感じはこのエルサルバドルでしょう。これにきれいなすんだ美味しさが加わったのがゴールデンマンデリンやクリスタルマウンテンです。なにもそこまで特別な豆でなくて日常のほっと暖まりたいときにはこれで十分です。ただし珈琲らしい苦味もほしい場合はニカラグアをお試しください。斯様にどんな気分でどんなときにどんな豆がよいかお話しいただければご用意できますので、お気軽にご相談ください。
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