King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

自由を楽しむ

2024年06月26日 12時13分28秒 | 日々のこと
最近見たアマゾンビデオは韓国のドラマで、アゲインマイライフというものです。これは韓国のドラマとしては珍しく正義の人が善良で権力やコネのない人が苦しむ社会を変えようと巨悪に挑むというもので、ヤクザやら権力を傘に検察やら経済に介入してやりたい放題の議員に正義の検事として逮捕するも議員の暴力装置にかかり命を落としてしまうという始まりで、冥界で使者に出会い必ず議員を逮捕するなら生き返らしてやると言われまた高校生から人生をやり直すことになります。失敗した人生を前世の経験から両親の交通事故やいじめにあっていたのを武道の経験で回避し、仲間を救い、地方に飛ばされた正義の検事を仲間にしたり、予備校の仲間や学校で得た仲間と無実を晴らした被害者の息子など仲間を作り、議員に挑むのです。韓国は前回の大統領の前まで大統領をやめると必ず訴追され逮捕され収監され死んでしまうという繰り返しで、頂点にたってやりたい放題の挙げ句は転落しかないというのを世界に晒してきました。
独裁がずっと続く例も見ていますが韓国のドラマではコネと金がないと正しくても刑務所に入ってしまったり権力者は汚職にまみれていて経済優先のためヤクザと癒着して私腹を肥やすやからばかりの社会で正しい人が世の中を正すというのは物語として少なく権力に対抗するため不法行為に染まるようなケースの方が多いのです。日本や米では登場人物は正しくまっすぐな人が多いのが当たり前ですが韓国は主人公に感情移入できないような人ばかりです。だからあまりドラマとしても見たいものが少ないのです。
最近日本でも朝のワイドショーで重大ニュースがないときなど観光地でマナー違反の外国人や煽り運転の車のニュースが見られます。米のようにシリアルキラーが描かれるドラマも日本では連続殺人のような事件もあまり起きません。
それはやはり日本人の誇りとか国民性とか培われた歴史と教育があるからだと思います。
戦後の平和憲法や民主国家も与えられた民主主義のようなことをいわれますが戦前から普通選挙や議会政治はあり全く作られて与えられた訳ではないのです。
最近スパイ防止法とか緊急事態対処法とか法の整備を矢鱈という人がいますがそもそも法律が必要なのは法律がないのをよいことに間違ったことをする人がいることです。法の精神を理解して人としてやって良いことと悪いことの区別は法のあるなしにかかわらず存在し人の行動を規定しているのです。だから、今回の東京都の都知事選のポスターを貼る権利を売って宣伝に使った政党などは法律がなければ何でもやって良い政党なんだと人々は理解するでしょう。なにかと窮屈な法律を乱立させるのでなく決まりがなくても人として正しくあることの基本を理解し相互に確認することが世界の持続可能な社会とするのです。それこそが真の自由を堪能することなのです。矢鱈と法律で規定しなければいけないのは不幸なことなのです。
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