King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ちぐはぐな夏

2020年08月13日 09時38分04秒 | 珈琲

毎年夏になると戦争を生き抜いた人や原爆投下を生き抜いた人が

ニュースの時間に出て証言をするというシーンが増え、テレビでやる

映画も戦争物が増えます。今年はコロナ禍の下、新生活様式が言われ

全ての祭りがなくなり秩父でも7月下旬からコロナ感染者が連続で

現れお盆も帰省しないように言われての夏でしたが、いざ八月に入ると

秩父の道路は他県もしくは熊谷ナンバー以外の車であふれ、いつもの夏のように

長瀞のかき氷屋に長蛇の列ができ、道路はのろのろで連日暑い夏になった

のです。

 

つまりは一見変わった夏になると言われ、そのようなものになるかと思われた

のにキャンプ場などはどこもいっぱいだというし、観光地らしい渋滞がいつものように

現れたのです。昨日などはお昼に発送の荷物を郵便局に持ち込み、スーパーに

行き昼の買い物をしようと車を進めるも空き場所がないほどの混雑でした。

当然中もレジなどはひどい混雑でこれは大変と早々に退散しました。

 

ニュースで見る地方でのクラスター発生や地域への拡大も実際に帰省の人々が

持たされたものではなく、集団生活者からのものだったりと動き出した経済活動

とは別なところで起きている感じを受けます。スポーツ関連でもチーム内に起きた

感染で試合が中止になっていますが、これも見に来る観客からの感染というより

チームの人々が夜の町や人との接触で起きたものと考える方が当然で感染経路に

対する防御が徹底されているとは言えない状況です。

 

そう考えると経済活動と感染の抑え込みはやりようによってはもっとできるのではと

思えてきます。それともこの夏の付けがこの秋訪れるのかという感じです。

その昔、お盆休みというとガラガラになった都内巡りをしたり、新宿プラザの

オールナイトで見たエイリアンとか航空公園でみた流星群とか思い出が湧きますが

朝の珈琲とともに夏の珈琲のことというと涼しい喫茶店巡りをしたり、大きなフラスコで

作られた水出し珈琲などです。あとは避暑地に出かけて飲んだ珈琲や夏といえば

軽井沢に行って茜屋に必ず寄ったことなど直ぐに思い出されます。

 

連日、暑い中焙煎室に籠るのもその豆を挽き水出し珈琲を作るのも体重が減る

ような作業ですが、楽しみにされている方や帰省した家族に持たせるんだという

お客様の顔を思うと暑い釜に付きっ切りも辛抱しなくてはなりません。

夏の特別の豆もこの週末にかけケニアのレッドマウンテンを焼きますのでお楽しみに。


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