今のエチオビアとかまだ焼く前からフルーティーな香りを出している豆もあります。しかし、おおむね焙煎中と言うのは燃える匂いやガスの発生でおおむねいい匂いではありません。それでもなにかが焼ける匂いは人には肯定的にとる人が多く、パン屋さんの排気とか珈琲屋さんの煙は町のアクセントとか朝の香りの一部にカウントされたりします。この香りは焙煎中のサインとして重要な役割があり火力とか経過時間とか調整項目に関係します。焼き上がりの香りはパンが焼き上がったような小麦粉が出す匂いににてとてもいい香りです。しかし、これは仮の香りで実は時間とともに変化し違う香りになっていくので、バンの香りのような匂いを知るのは焙煎人だけなのです。焙煎している人でもこれを勘違いし、時たまパンを焼いた香りがしますと豆の説明に書いている人がいますがお客様が手にしたときもう存在しないものを書いてどうするのでしょう。焙煎人の勘違いは他にもいくつかあり豆の説明やら味の説明を聞くとおやと言うことがあります。敢えて指摘もしませんが注意していればわかりますから色々質問してみるといいですよ。
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