King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

テロリストと原理主義者

2023年11月03日 11時20分20秒 | 珈琲
最近のドラマは未知のウィルス感染と資源枯渇による人類滅亡などを描くものが多いのですが、現実にコロナのパンデミックと温暖化による気象の先鋭化や戦争の多発と現実はより厳しいものになりドラマの世界に近づきつつあります。
私としては夏から色々あり区切りをつけた仕事もあり、今月は少しリフレッシュというか変化をつけていままでできなかったことをして気分を変えようと思っています。
昨日の夜にやっていたNHKの映像の世紀バタフライエフェクトは再放送だったのですが、イスラエルのガザ侵攻に合わせてやるあたりどういう意図がと勘ぐってしまいます。
そもそもこのバタフライエフェクトが付いたのも唐突であり何の意味とおもいましたが、その当時やった数学の番組、それも平日の11時深夜枠でEテレでなく総合でやった笑わない数学という教養娯楽番組をみてたらその意味がわかったのです。
簡単にいうと笑わない数学で複雑系のことを触れ、この番組にしては随分飛躍した内容かと思われた瞬間はたと意図するところがわかったのです。
それはバタフライ効果の説明をしたときで、映像の世紀にバタフライエフェクトが付いた意味を知りました。
一時はノーベル賞を受賞したり一般の書物にも何々系とか流行った複雑系も今は廃れた感があるのに今さら真面目なドキュメンタリー番組につけなくてはならなかったのか気になります。
山田孝之のナレーションと古い希少映像を繋いで時代をあぶり出すバックの陰鬱なテーマとともに好きな番組ですが、最近の番組は時に恣意的すぎるのではと感じてもいました。それと同時に付いたバタフライエフェクトの意味を知りそういうことかと思っていたのですが、全ての人がそう理解してるとも思えず実に危険な番組と思えるこの頃です。
しかし、米国がイスラエル支持を強く打ち出し世界で孤立するなかこの9.11が変えた世界を再放送するのは教養人としての視点を保つためなのか、米の批判なのかちょっと判断がつきません。
ただ、米が言い出した宗教原理主義者もテロリストも元は自分のことであるというのは一般に知っておいた方がよいでしょう。
こういうことは元々第二次大戦の時の世界の覇権を失う前の英国の諜報活動とか世界外交に端を発していることで全てを否定するものでも陰謀論を唱えるものでもありません。
歴史は時の権力者が過去を振り返って作られるというもので私たちが高校の世界史なども明らかな誤りの集まりなのは今になり強く感じているところです。
人類史的には4大文明もコロンブスの新大陸発見も間違いです。人類の起源はアフリカで全ての人類のDNAも同一で祖先は同じと科学的に証明されています。そこから全地球に広がったのは解っていてアメリカ大陸の古代文明は無視するのか。コロンブスが航海する遥か以前に海を渡った人類を無視するのか。
世の中LGBTや男女の差別をなくす方向ですが、その前にただすべきことがあるのではと。
こういったことも中東を起源にする珈琲がいかにして世界に広まり時代ごとに世界に広がり浸透し愛されている現在、その一杯の安らぎに世界を変える力があると思えてなりません。


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