King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

金木犀の香りとシルバーウィークと

2020年09月21日 12時24分10秒 | 珈琲

昨日の夜のランニングではきんもくせいの香りの中走るというぜいたくな

雰囲気のランニングとなりました。

ここの所考えているコロナ禍の人類とそれにより何をなせと言われているのかと

いうことですが、ひとつには人類の誤りや社会のシステムなりでよりよい社会を作る

きっかけなのではということも当然考えます。今の世でもこれは神が人類の世に対する

罰であり人類は悔い改めて神の許しを請わないといけないと考える人もいるのです。

法律で保障しているように信仰の自由はあるのですが、社会通常の共通の概念を犯すと

それが個人の信仰から来ているとしても世間は冷たく遇します。

社会が造成して醸成した通念や社会常識や共通の意識などというのは大勢が信じているから

正しいとか国のためだからなどというのは為政者の意図するもので正しい法とか人として

正しいかなどということは無関係です。ただし、それに歯向かって生きていくというのはとても

生きづらいことになるのです。

まあ私のように信仰とか宗教に関係ないし今後も信じていく予定もない人間には関係ありませんが。

突然終わった安倍政権も考えてみると戦後レジームの脱却も果たせず、期待された北方領土も

返ってこず、憲法も改正できないということで終わったのです。もうこれは安倍でもなせなかったから

もうできないことと思われても仕方ありません。彼の行った大企業優先の経済対策と消費税の増税を

したものの巨額の財政赤字はそのままという何ら解決もされていないものです。しかし、景気対策として

ターゲットを大企業にして減税と金利対策をすれば大企業の業績は上がり政府に入る税収も上がり

政治家に入る金も入るというものでした。政治中枢に関係する人には恩恵があり、特定の人に許認可や

補助金が回り得をするという図式も森加計問題や桜を見る会など様々な形で表にもでました。

しかし、これがすべて悪いとして共産党の言うように大企業に課税して一部の富裕層に増税を

すればよりよい社会になるのかというとそう簡単でもありません。ここの所成長してきたソフトバンクや

楽天のような企業はトヨタやパナソニックのような大企業と比べるとこれからの日本をしょっていく企業か

というと米で起業したマイクロソフトやグーグルと比べればはるかに格下であり、日本の成長としては

かつてのような競争力がないのがはっきりしています。大企業に課税して富裕層に課税してもそれは

せっかくの日本の富を海外に逃がすなもので得策でもありません。要は日本でもマイクロソフトや

グーグルのようなトヨタに匹敵する次代の企業を作ることであり、企業投資をできる環境や起業できる人材を育てる

ことです。

それにもうずっと戦後から返せと言っている北方領土もソ連では第二次大戦の成果だと略奪を認めている

わけで日本との条約を無視して密約により参戦してそのまま実効支配を続ける相手に戦争して取り返すしか

ないという議員があらわれたり、ロシアが四面楚歌状態で日本との平和条約とともに返還が近いとされた

近年も結局安倍でもだめだったという感じの方が今は強いでしょう。これはより強い態度と今の違法性をつく

交渉を掲げないといけないのではないでしょうか。つまりは占領の対価をはっきり損害賠償として請求し

シベリアでの不法な抑留など犯罪行為として告発して損害賠償を請求すべきです。すべてが戦争に負けたから

という意識で交渉しても何も得るものはありません。韓国を見習い恥ずかしげもなく解決したものをいつまでも

謝罪と賠償を何度も請求してくる姿勢が国際間では必要なのではないでしょうか。

それと原発事故伝承館がオープンしたというニュースにまた得意の箱ものかという思いをさせられ、

テレビなどで報道される事故原因や二つの事故報告書などをみると東電は今の堤防では防げない津波が

来ることは予測しておりそれがなぜ作られなかったかなどというTV番組なども見ましたが、結局は

全電源消失しても冷却できるシステムや津波後でも高台に電源車と重機を確保しておけば高い堤防を

築くまでもなく事故は防げたのではないかと思えてなりません。事故調の内容では所員が車のバッテリーを

外してつなげようとしたが電圧が合わず使えなかったとか海水を注入しようとした時には東電幹部が炉心が

再使用できなくなると抵抗したとか政府が介入して再臨界が起きると中断したとかはっきりとした記録が

ないなか現実には吉田所長の判断で注入を継続し事なきを得たとなっています。

報道でも炉心溶融が起きたという報道が出たのはずいぶん後で当時すでに炉心溶融を止めるよう砂でも

鉛でも早く投入していればベントも必要なかったのではないかと防げたポイントがいくつかあるのに

前社長の裁判などなんどもやり責任の追及をしてみせたりするより原状回復の努力や事故防止の対策を

立てる方が遥かに有効なのは間違いありません。このように大事な公文書ははっきりと記録し後から検証

可能にし公開するようにせねばなりません。ところが安倍政権では事ある毎に電子記録や日報は処分して

ないので検証できないという答弁を何度も役人がしています。

引き継いだ菅さんがどんな改革をしていくか期待したいものです。

土曜日の久しぶりの音楽会で生の演奏を聴き、その力と感じる人と人のつながりや絆というものを

感じる時間となり、コロナでなくしてはならないものだということを感じました。

しかし、この突如現れたシルバーウィークという連休も来月の体育の日の消失などどうなってるのと思わない

人が当たり前のように突如大挙して外出してどこも久々の大混雑になっています。これは当然また感染拡大と

なるのか心配されますが、対策をしたうえでの今回は違うという見方をする人もいます。

この連休は7月の海の日スポーツの日8月の山の日とこのシルバーウィークの四連休と当初の思惑と

外れたものと政権交代と何かセットのようにも感じるし、立ち止まって考えるためのもののようにも

感じるのでした。

それでも毎日飲む珈琲に必ず訪れる安寧と幸福感のある時間が訪れるように日々のうるおいは

何にしても必要不可欠であり、珈琲時間にはそれが毎回あるという幸せはどう言い表していいやら

多くの人にも味わっていただきたいものです。

そして多くのお客様に自分はどんな珈琲を飲みたいという希望を語っていただき、あの時に

あの空とこんな空気の中こんな香りでこんな味のものという物語を語りたいものです。

現在試飲は自粛中で予約制で短時間に限り実施しています。

どうしても試飲がしたい方はあらかじめ電話連絡の上目的と趣旨を予約の上起こし下さい。

ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。


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