また草津に訪れました。
課題のコブ滑りに対して新しいアプローチを
思い付きそれを実践するという目的もあり、
それでもまたもや一人での草津行きということで
宿泊については今までの失敗を考慮して選びに
選び悩みに悩み草津ホテル別館わたの湯にしました。
草津に出かけるそもそもの目的のひとつが温泉であり
そのお気に入りの源泉がわたの湯です。
しかし、それがあるホテルは限られており、一人だと
また受け入れるところはさらに限られます。
いつも行くビレッジは一人でも大丈夫なのですが、
一人でビュッフェ形式の食事に臨むのはまたまた
気になるもので楽しさは減るのはもちろん罰ゲーム
的な雰囲気に陥るのも経験済みです。
値段で考えると一人でスキーが目的なら安いペンションで
食事もなしで泊まればいいのです。
ですが、このペンションという施設はことごとく
暖房とか建物が安普請でくつろぐというものとは
程遠く、せっかく出かけても苦労して耐えるために
出かけているような状態に出向くようで何のための
旅行なのかとなります。
今回のその名からして目的の温泉は期待できるし
リーニューアルホテルというこじんまりとした建物でよく
ある最近のスタイルのホテルです。
口コミの点数も内容も期待できるものでしたが、前回の
小さなホテルもよい内容しか書き込まれていないため
知りたい弱点は誰も書き込まず自身の思い出もよいままに
残したいという心理が働くのでこういうものはあてになら
ないのです。
なぜ、エレベーターもなくあまり清潔でもなく暖房も
たいして効かないという重要な情報は書き込まれないのか
次の人が同じ失敗をしないためにも書くべきではという
気もしますが、当の自分もそれらのことを書き残してない
ので、遠慮というかやはり自分の思い出を美化しておきたい
ということか消極的に対処されてしまうのです。
今回のホテルに関しては、それはもうとにかく気を使った
サービスとか褒め称える内容のものが多く、これはまあ
あてにならないという経験からあまり参考になる書き込みは
ないという印象しか得られず、やはり寒くなくわたの湯に
入れてくつろげるだろうと値段は一番高かったのですが
前回は失敗しているし、前回二日ともロープウェイが運休
という欲求不満的状態を解消し満足な草津のスキーを
改めて味わうためにも敢えて高いところにしてみたのです。
一人で夜何処にも出かけるでもなく、宿は寝るだけの
私は宿にとってはいいお客であり、手間もかからないのです。
一人を受け入れる宿は夕飯なし、素泊まりというのも多く
ただ、スキーをして疲れて宿に入りお風呂に入ればもう外に
出たくないし、外は寒いとなると宿で食事をしたいとなります。
日本の旅館の食事というのはどこも一皿一品が非常に少量で
こまごまとしているというもので、そんなこまごまとしたもの
をいちいち味わうより、ステーキとかメインの一皿とおいしい
サラダやデザートにフルーツなどでいいのですが、なぜか
何処も品数で勝負のように皿数ばかり多くちまちまとした料理
ばかりが並び最後にやっとご飯が出てくるのです。
もともとこのわたの湯も素泊まりもでき値段は二食付きの半分と
いうこともあり、料理は宿の目玉で自慢のものの様です。
とすると期待も高まりますが、すでに高いところの食事も
経験しているので、それを上回るような料理とサービスなんて
そうないものです。
ときにはこちらが恐れ入るようなおもてなしというのも
体験しますが、それはどのようなものかというとお金とか
おせっかいとかいうものでなく、お客の心理を見抜く目で
あり、それに合わせた応対であり、時にはそれができている
人にも出会いますが、真摯なサービスの姿勢さえ出会うことも
まれで、実際にはここまでやっているんですよと押しつけがましい
ぶしつけなものの方が多いのです。
よく気の利いたバーというのは、そういったおもてなしとはどんな
物か理解する人が務め、その人と気の利いた会話をするのが楽しく
つい通ったりするものです。
小さなペンションや民宿がやっていけるのは大きな旅館には
ないサービスがあるからで、最近では料金に差がなくなって
きています。
とは言え今回のサービスを売りにする高級旅館の範疇に
入るホテルとしては私が求めているものとは別のもので
あるし、居心地は悪くはないけど別に気が利いた会話も
サービスもなく、心待ちにした温泉は確かにわたの湯では
あるもののいつも入っている大きな湯船でないとこうも
感覚が変わるものかという残念なイメージが沸くのでした。
コンパクトに二つの源泉が並んでいるのはいいとして
その湯舟は小さく、照明は全体に暗いのです。
客室も暗いところが多く、本を読む明るさもありません。
となると本当に寝るだけで、こういうリニューアルホテルの
欠点である壁の厚さとか窓からの隙間風というのが気にかかり
ます。
疲れているのでそれで気になって寝られないほどではなく
ほどなく寝入ってしまうのですが、これでこの値段かと
いうことは気になり、これならやはりペンションで朝食付き
でいいのかもしれないという気がしなくもないのでした。
肝心のわたの湯がどこの宿でも同じかというとやはり浴場の
設備により受ける感じは異なり、ホテル桜井のわたの湯以上の
ものはどこもなく結局源泉を選んだだけでは得られるものは
全てでないというのが今回得た結論でした。
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