King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

連日の脅しに

2022年07月06日 12時59分41秒 | 珈琲

今年のランニングも例により雨の季節の習い通り、雨が降ったといっては距離を短くしたり歩いてしまったりという状況ですが、そんな雨に降られたときに思ったのですが、やはりいつものランニング時間とたいして変わらない時間を

経てうちについて自分が疲れていないいつも以上に消耗していないと感じるのですが、それは一種の罪悪感のように感じるのはいつものことでした。ただ、今年考えたらこの疲れの差は何かと自問した結果これは脳が感じている疲れの度合いであるという驚異的事実にぶち当たったのです。

 

今まで感じていた途中歩いてしまったり距離を短くしてしまった罪悪感のようなものは毎度のことですが、くたっとなるいつもの感じがない罪悪感もとどのつまり脳の疲れの差なのです。なんでこんなことに今まで気が付かなかったのか不思議です。

 

よく自転車競技や自転車のロードレースの人がいうハンガーノック状態で極度の低血糖におちいってしまうという体のエネルギーを使い切ってしまうガス欠状況というまえにランニングの場合には熱中症とかで倒れてしまうという状況の方が多いと思います。ともあれ疲れとかエネルギー不足は疲労感として脳が判断しているわけですが、これは実にあいまいでさらに脳内麻薬なる物質が分泌されそれに依存する体質がランニングにはよく指摘されます。この間朝のニュースでランニング依存の人たちという取り上げ方をしていましたが、それを相談できるクリニックもあるとかセルフチェックの質問もテレビで見ました。

 

私の場合、毎日走るようになったころ故障やら走れなくなって感じたこととかちょうど当てはまることが多くありましたが、今では毎日走る距離を増やそうともタイムを短縮しようとも考えなくなっており、依存というにはずいぶん怠けている感じです。

 

しかし、先月感じた雨の日の走りから頭の疲れの感じの差についてはその後も考えることが多く、結局人は自身の限界とかもそんな頭の疲れから生み出していることを気付くのでした。

 

こんなことを走り出してもう何十年もたって感じるというのも変な話です。

 

さて、今年は短い梅雨と6月に猛暑がスタートするという異常な年でしたが、コロナと戦争、異常気象とみんな人類が生み出したことのようで毎年この梅雨も雨が降るだけで死者が出る災害につながっておりさらなる脅威が襲い掛かる不安な状況です。

 

珈琲の世界では異常気象は生産国の減産や質の低下を招きさらに戦争による物流の変化や食糧危機に円安と安い豆はもう入ってこないという情報が毎日とどくようになり。

 

在庫がなくなった問屋などがどんなものを探しているかと逆に聞いてくるように

なりました。

 

つまりはウクライナの肥料が止まった世界は来年の収穫に不安を抱え、国内の倉庫の品は奪い合いになり、物がなく高い状況でさらに来年入ってくるものは

円安の影響で今の値段の3割4割の値段になると言ってきます。来年は今の様な値段でなくなると今から今のうちに買っておけというメールやら電話が毎日くるのです。

 

そんな中で果たして今の値段から3割4割値上がりした価格でも珈琲を毎日飲む人はいるだろうかということですが、もともと当店などは200g1000円程度のものが主流でスペシャルティでも2000円を超えるものはあまり売っていません。例えばハワイコナとかブルーマウンテンなどは5000円くらいしますが当店では4000円を超えたあたりから入れるのもやめてしまいました。たまにブルーマウンテンがあるかといまだに言われますが、5000円以上でも買うかというと10000円でも買うという人もいればじゃあいいという人もいます。スペシャルティでもその値段に見合うものをずっと追求してきた当店としては2000円を超えてもスペシャルティを買う人をターゲットに商売を続けたいとも思いませんし需要がそれだけ続くようにも思えません。逆に今の程度の値段で味の良い珈琲を提供したいという思いは強く、仕入れにも努力しています。

 

そんな思いと焙煎の精度を上げることを考えて焙煎機も購入しました。

 

あとは味と品質を保っていくだけです。


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