King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

草津の二日目

2025年02月06日 23時50分00秒 | スキー

朝の食事処は団体と同じ時間でとったのでさぞ阿鼻叫喚の境地かと思って出かけると誰もいない一番乗りで静かに食事できました。
8時半にホテルを出てリフトが動き出す前に券を購入。シニアの二日券を買いました。8900円、昨日はシニアの一日券がシニアデーで3700円でした。この値段大型の八方や苗場だと8000円と倍もしますが到着するまでの時間やコスト雪質を考えたらやはり草津かな、温泉もあるしと思うのでした。40分にリフトが動き出し、また誰も踏んでない雪を今日も滑れました。
昨日帰るときにかつてジャンプ台があったコースの入口でボーダーがたむろしてまたトラウマのコースといっていたのを聞きながら昨日は滑らなかったところも今日は滑りいつもながらの滑りになったのを感じました。青葉山の動き出しにつれまたしゃくなげの群落の上を行く殺生リフトに乗り横殴りの雪を受けながらリフトのうえで風が沁みるのを感じるのでした。今年買ったミレーもやはり草津の寒さには効果なしかと思われその反面下半身のいつものパタゴニアのパンツは薄いペラペラのナイロン一枚の生地で裏地も中綿もないのに風を通さず寒さも感じないのでした。これは明日は上もパタゴニアにしようと思いつつ上がり、そういえば今年シャクナゲがたくさん生えていると思わないのはいつも以上に視界も悪くシャクナゲの葉もすごく萎れていたのでした。
広葉樹の灌木ながらシャクナゲは冬でも葉が落ちず、シャクナゲとわかるのですがリフト上の人が果たしてどれだけシャクナゲと認め初夏の頃これが花を付けたらどんなにすごいお花畑かと想いを馳せる人がいるでしょうか。
そんなことを考えながらリフトに乗っていましたが、火山ロープウェイ亡き後夏場のリフト営業などなくこの群落をリフトから眺めることなども誰も考えないのでしょう。
青葉山では繰り返しまた新雪があるうちリフト脇を滑り自衛隊の団体がコースを結構そのリフト脇に列をなしていたりして今年もスキーして月給が出るいい仕事と眺めるのでした。その団体の今年の変化は隊員の装備が今年は全員ヘルメットとゴーグルに変わったのです。しかし、それはお揃いではなく各人の個人仕様で私物と思われます。
時にコースを端から端を使い斜滑降などして邪魔に感じることもありますがいつもいるので当たり前のようでもあります。
今年は青葉山の斜面でけつで滑るボーダーは余り見かけず、板を担いで歩いて降りる姿を何人も見かけました。かつてはそういうことをするのは外国人と決まっていましたが日本人も同じようにしてスキーを脱いで降りる人がみられました。スキー経験者ならそれがどんなにバカらしいことか解りますが、何人かの仲間できて一人板を脱いで降りる人を下からスマホでとり大笑いしてるグループまでいてどうしたものかと嫌な感じを受けました。スキー経験者なら斜滑降や横滑りボーゲンは習っているはず。青葉山くらいの中斜面なら斜滑降で降りられその方がなんぼか板を脱いで坪足よりましです。
この間のリフト券をポケットを探し提示する人と同様なものを感じます。
そんな人達とはかかわらずいつものコースを回して寒さに体が冷えたら青葉山のレストハウスに駆け込みますが、今年は水、木曜日はトイレだけで昨年のように飲み物だけ営業はなくなりました。メニューもラーメンと担々麺しかないのです。仕方なく休憩時缶のスープかほうじ茶170円で休憩するしかないのでした。昨年は飲み物営業で男性が一人で対応していて毎回コーヒー400円を飲んでいたのになくなってしまうとは。さらにメニューまで減らすされています。自動券売機のボタンをみてみると五目ラーメンはなくなっておらずなんだあるじゃねえか、明日食べに来ようと思うのでした。ボタンのなかには白湯100円というのもありました。
お昼はケンヂキーのところの食事処はなくやはりまた天狗レストランで1300円の牛丼を食べました。この券売機はセット券のランチ券まで認識しクレジットカードや電子マネーなども対応する優れものなのですが使い方が解らずいつも何人か渋滞しています。
来シーズン新しいレストハウスができたらここはなくなってしまうのかなどと考えながら食事して午後はまた青葉山で滑ります。昨日今日と新しい板で滑りその性能のよさを感じ大型のマッスルスポーツカーに乗り換えたようなスピードが出るし安定した乗り心地を感じていました。前の板のように踏めば加速するという感じはなく大回りで大きくたまわせればよりスピードに乗れるという感じはなくどこからでもスピードが出せる感じで板の返りもよく安定感もあります。それほどよい感触なのでここで明日また前の板にしたらどうだろうかとも考えてみたのでした。
そんなことをやりつつ本日も最後にジャンプ台とゴンドラで天狗の壁へ向かいます。
まだ新車の匂いのゴンドラですが昨年は一番先頭のゴンドラに乗ると床が透明になっていたのが今年は板が貼られてなくなっていました。天狗の壁はツルツルガリガリのところはなく固いでかいこぶ斜面です。
こぶの底や向こう斜面にブッシュが出ているところもあり注意が必要です。
下に降りて車の温度計はマイナス5度。車に積もった雪をタオルで払っているととなりの横浜ナンバーの老人が雪掃きブラシを貸すと言ってきましたが私も車内に持っているけど使わないだけでホテルに帰るだけだしタオルを使っていると再度どうぞと言ってきます。私はそんな彼らをおいてホテルに向かいます。彼らの方が先にいて帰り支度を始めていたのですが。
ホテルでは団体は帰ったらしくどの食事会場も時間は開いており予約できましたがなぜか全部パティオになってしまいました。
夕食時団体はいないはずなのに若い人か多くなぜか混雑と食材のなくなるのは早く、ご飯のおひつがからになっているのを始めてみました。今回の収穫というか一番はいつも横川サービスエリアで買うフレッシュザーサイと同じ色合いと食感のザーサイがあり感動しました。昨年の東北食材はなくなり、刺身のカップも種類は少なくなった感じです。それでも味や質は長年親しんだいつものものです。若い人の食欲には驚かされますが、まあおおむね快適は保たれています。
いつもスキーというとリゾート感とか過ごし方にいつもにないものを求めていたりしましたが、自宅と同様の快適さと便利ささえあれば高級感や優越感など要らないのです。
読書灯が枕の上にあればいいのにと思うくらい。前はロビーに新聞もあったけどそれがなかった。地元の新聞の記事というのが妙にローカルで旅心に沁みるのですが。






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