King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

すすきの草原の記憶とマンデリン香りに

2020年10月07日 17時25分52秒 | 珈琲

政府の今の持続可給付金詐欺とポイントマラソンと同様、核のゴミの調査受け入れで

10数億の補助金が給付されるということですが、まさかそれでも故郷を売り飛ばすような

そんな町や村もないだろうと思われた今回のケースについに手を挙げる自治体が現れたという

ニュースに我々が思う以上に漁業者の温暖化でこの先の漁業で成り立たなくなる町や村は

多いという切実な事情がにじみます。

 

まあこれも地質調査受け入れだけで補助金は給付され、県知事の意見とか了承はその先で

それについては道知事としては反対していくということで役人のただのばらまき政策で

無駄に消費されてしまう補助金が実に多いことに危惧を抱かないわけにはいかないわけですが、

もっと具体的ビジョンとかエネルギー政策とか先に未来設計なりビジョンなりを示したらと

思わないわけにはいかないのです。本音と建て前という日本特有のシステムとか慣例と先例主義とか

今までさんざみてきた日本ゆえに負け続けてきた国際競争力とか税金も税金ゆえにある程度ばら

まかれてしまうという運命的な使われ方やシステムに正すべきものが多い感じです。

 

さてこの急に涼しくなり冬に向かう途中に秋ならという景色を見に行きたいところです。

私が鉄道会社に勤務していたころ、この時期になるといつも必ず聞いた話題に箱根仙石原の

すすきの草原の話があります。私も常に聞かされたのでどんなものか見に行きましたが、

その頃には箱根は何度も通うところでしたから箱根富士屋ホテルの名建築とかその近くの

鉱泉せんべいとか私のお気に入りもあるのでした。もちろん小涌園の黒卵とか行くと必ず

手にするお土産とかもありもはや定番化したコースです。ただ、すすきの草原というと

近くにもっと広く、さらに海とのコントラストまで含めて見晴らしも景観もいいのにあまり

知られていないところもあるのです。

 

これなどはSNS映えとか静止画だけでは伝ええない景色の魅力妙なのだとおもいます。

 

秩父にも似たことはあり、秩父に来る途中の景色の妙として長瀞と秩父往還と秩父鉄道が並ぶ

道を走る魅力とか景観とかはただ静止画にはなりづらい絵であり、実際に走ってみると感じる

魅力とその果てに現れる武甲山の姿とこれらはセットであり、その武甲山を眺めながら入る

露天風呂とセットのイメージの人もいるでしょう。それも棚田の景色と路傍に咲く萩やすすきと

秋の七草とセットの人もいるでしょうし、様々な景色のコントラストが楽しめる秩父路というのは

人それぞれの目的と通う楽しさがあるのだとおもいます。

 

今年できた新しい店もあり、逆にコロナでなくなってしまう秘湯の湯とかもありで悲喜こもごも

ですが、それでもこれからも秩父に通ってくる人は多いと思います。

 

そんなことを長く続く香りを持つクィーンスマトラを淹れながら考えるのでした。

 

 


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