King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新豆の反響

2022年07月16日 13時07分17秒 | 珈琲

最近はネットの話題と新聞の記事とずいぶん同じ話題でも伝わりかたが違うのだなあと思います。先日の選挙もネットのニュースでは維新惨敗という風に取り上げられていて、松井代表も代表からひくと伝えられました。ところが新聞で読んだ選挙結果を伝える記事では、維新が野党第一党になったというものでした。もとの自民党が圧勝で改選議席の過半数を得る大勝で改憲の発議3分2を確保したというのは同じです。安倍元総理が国葬になるというのもネットでは早くから話題になっていたのがテレビなどのニュースでは国民の声に押されて最高勲章の受賞に続き国葬が決まるといったネットのあとをたどったかの印象でした。そんなニュースの伝わりかたの妙を感じたのと今回の新豆の反響もまた面白いものがありました。なかなか手軽に買える豆がなくなっていくなか、変わっていて他所になく気になる豆をということで中国雲南とベトナム入れたのですが、かつては結構見かけた中国はやはり珈琲ファンなら一度は飲んだことがある人が多く、そういった方のいうには他所で飲んだ中国はいまいちだったのでというのです。当店に10年も通う方なら、開店当初扱ってたのでああ懐かしいとなります。しかし、他所でまずかったは常連さんには違う意味合いになるようです。つまりうちの焙煎でどう変わるか楽しみと興味につながるのだとか。ただ、この中国いつも当店に現れる酸味が苦手という方にはどう説明していいか悩むところです。久々ハーブのようなスーという清涼感が後半印象に強く、まさにこれは酸味の魅力なのです。まあ、スペシャルティの魅力とは酸味の妙ですからそう紹介するしかないわけで理解されるかどうかはしるよしもありません。

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