King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

花芽とビーフストロガノフ

2023年02月22日 14時36分16秒 | 珈琲


二年ぶりに訪れた草津はなんだかよく知る温泉地に再訪したというよりよく知る人格の知人にまたあったようなそんな感じなのでした。それは何度も通ったスキー場とホテルと温泉とみんなトータルで分かつことのできない一人格と同じなのです。途中の景色さえそれらの体験と重なり全部が草津なのです。先日郷ひろみが最後のスキーに行ってきましたとインスタにあげた写真をみましたが同じことなのかと感じました。写真を一目みて場所はすぐ解りました。私がやっと果たした軽井沢でのスキー再開は有名人でスターでも軽井沢でスキーなのかと思いました。まあ人により感じかたは違うのでしょうが、7000円もする人工雪のスキー場と感じたり、東京から近い新幹線でこれるスキー場とか高級リゾートの地とかイメージや想像するものはそれぞれでしょうがやはりここに通う人は先ほどの草津を人格に例えたようなものをここにも感じて何度も来ているはずです。まあそうすると古くから知る人格だから特別なことや新しい珍しいことなどはなく会うとやっぱりなあと懐かしく癒されるのはスキー場やホテルや温泉単体でなく全部が一体となって空気までもが癒しなのです。草津のあちこちにあるしゃくなげのてっぺんにはもう大きな花芽がありました。雪にかこまれ冷たい風にさらされ葉をしなだれさせながらもしっかりもう春には花を咲かす準備が整っているのです。いつも青葉山に向かう長いリフトの上からしゃくなげの群落を眺め花を付けたらさぞきれいだろうなと想像し、そんなときに来たいもんだと思うものの一度もその満開時には来たことがありません。しゃくなげはうちの庭にもあり、秩父にも群落があるのでまあそれをみて満足してしまうのでしょうか。出掛けないまでもあそこのしゃくなげの花というのは何ヵ所かあり花をみた思いでもいくつかあるのです。ただまたみたいという気持ちより全てが癒しなんだというものが勝ります。帰って来て庭のしゃくなげをみるとてっぺんにやはり大きな花芽がありました。それをみると思わずニタリと口許が歪むのでした。喫茶店などに行き、いつものスパゲティやピラフでなくビーフストロガノフという文字をみて頼んだところビーフでなくて豚肉だったときのようなニタリです。
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