King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

また戻った理由

2017年06月15日 11時10分56秒 | ジョギング
ここのところランニングはミューズパークの
サイクリングロードを二往復しています。

このミューズパークというのは秩父の盆地を
はさむ低い尾根筋であり、当店のすぐ上の
羊山と反対に位置する山の上を北から南の
遡るコースになります。

大体片道3キロあまりで上りの時には19分から
21分下りで18分というペースです。

コースレコードとしては二往復で1時間4分という
のがあります。

最近は、一時間20分前後です。

以前は抜かれることはなかったのですが、最近は
抜かれることも多くなりました。

とはいえ、こちらは二往復しているので、抜いた人が
止まってもまだ走っているのでなんか抜きかえした
ような気にもなります。

今の時期だと様々な花の香りや草木の香りと色々な犬を
連れた人やいつも挨拶する人やそんな行き来のほかに
カエルや鳥の鳴き声も楽しめます。

やたらとうるさい鳥で、何かをしきりにがなり立てていて
もしその内容を理解できたらひょっとしたら隠れた宝でも
発見できるのではという空想を抱くもののその鳥の名さえ
解らなかったのですが、サイクリングロードに出てきて
その姿をとらえると特徴的な目の周りの白抜きの形で名が
解りました。

名が解ると秘密の宝のありかの話し声もただうるさいしつこい
リフレインにもどり、あまり耳を貸さなくなりました。

反面最近気にかかるのが、昔小話などによく登場した
東京特許許可局と例えられるホトトギスです。これは
歌の名手としてその鳴き声がよく例えられるのですが、
ここミューズパークで聞かれる歌声はちょっとくぐもって
低めの声でトトトキョキョと鳴いており、なんでトウキョウ
トッキョキョキャキョクと聞こえるのだろうと不思議に思います。

あと鶯などもよく鳴いていますが、これだけ色々な鳥の鳴き声
が聞けて気持ちのいい公園なのに秩父に野鳥観察に来たとか
夕暮れを見に来たという人はいません。

当店の庭から毎日鷹がカラスに追われる光景がみられたり、
秩父神社の周辺ではフクロウの鳴き声まで聞けます。

そんな自然の風景より人々は日々の労苦に追われ気が付くことも
なく暮らしているのを見ると人間の傍若無人な暮らしぶりに
愚かで哀れなものを感じます。

とはいえ自分が子供の時分、よく釣りに出かけた姿の池などは
今は冬になると色々な種類のカモがいたりしますが、昔はそんな
ことはなくカワセミを見かけるぐらいでした。

当店の屋根に大きなアオサギが止まっていたりするようになった
のも最近のできごとです。

野鳥が簡単に見れるようになったのは人が少なくなってきたのか
前より自然が豊かになったのか複雑な思いがします。

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