King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

枝分かれ

2011年10月20日 09時16分29秒 | 日々のこと
今年は間違いなく、歴史的な分岐点になる
年でしょう。

世界の景気が急速に悪化して、今まで新興国と
もてはやされていた国も翳りが見えてきて、
今後更なる悪化におびえているという状態です。

日本では、大震災と原発事故があり、エネルギー
政策に変更があって当然ですが、確たる議論も
電力会社をどうするとも言う明確なものがない
まま、結局原発は動かせる物は動かして、東電
もそのままにして、国が資金を用意していくと
感じになっています。

このこれがきっかけで変わったという事件が
起きてまで、変わらずにいると言うのはなぜ
なのでしようか。

復興増税の議論の時も、多くの民主党の議員が
反対しましたが、政府の増税路線を覆すことは
できませんでした。

菅首相の相次ぐ反原発行為で日本は一時原発
脱却に向かうのかと思われましたが、首相が
変わると明確な方針を示したわけではないものの
原発は輸出していくし、動かせる物は動かして
行くようになっています。

これはこの国は政権を担当した党が変わった位
では変わりようがない事を示しているようです。

役人天国だったギリシャが信用収縮でユーロを
離脱するか切り捨てかと大問題になり、ユーロ安
を呼び、イタリア、スペインの国債の評価も下がる
など世界の景気に暗雲を見せています。

それらの国でさえGDP比での債務残高は160%ほどで
日本の200%を下回っています。

今を分岐点として是正すれば、ああはならないと
いう気がします。

バブル以降の日本を見るとずっと落日を向かう国の
ようです。

歴史的に振り返った時に震災が更なる追い討ちと
なったなどとならないようにしたいものです。

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