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私が2004年暮れの休みを利用して観たNBAのゲームの感想です。
まずは、ステープルズセンターでの最初の試合。
日本を旅立ったのは、暮れも押し詰まった27日。
この日10時間も飛行機に揺られたどり着いたらまだ
27日の朝だった。午前中にホテルに入ったがすぐ観光に向かい、
アメリカというものを味わった。次の日すっかり観光客気分で有名観光地を
次々に攻略し、午後にはステープルセンターの近くの有名レストランで
巨大ロブスターを食べ英気十分。しかし、このレストランにたどり着く前に
ストームにやられかなりびしょびしょだった。食事の後、そのため一旦
ホテルに帰り、身支度を整える。すでにステープルセンターの上には、
サーチライトが舞いお祭り気分。人々がどんどんと会場に押し寄せている。
December 28, 2004
STAPLES Center,
Los Angeles, CA
Attendance: 18,997
FINAL 1 2 3 4 T
Raptors 26 29 27 17 99
Lakers 24 35 22 36 117
このツアーを申し込んだ時点で、まだラプターズのエース
ビンスカーターは、在籍中でコービー対カーターをみれると
楽しみにしていた。しかし、このゲームの1週間ぐらい前に
トレードしてしまい、ラプターズはモーニングとアーロンウィリアムズ
を得たのに、モーニングは故障ででてこないし、ウィリアムズは
出してもらえない。
それに、ゲームのスターターにローズも出ていない。何でローズを出さない。
ローズも生で見られないのかと一瞬信じられないショックだった。しかし、
最初、レイカーズがよれよれのゲーム展開で、コービーは接触プレーで
肩を痛め、あまりやる気が出ない感じの出だしだった。なんだやらないのか。
俺は日本からお前を見に来たんだぜ。もうお前しかいないんだぜ。と思って
観ていると、点差はどんどん開いていく、たまらずトムジャノビッチタイムアウト。
駄々っ子コービーを説得するかのようなタイムのとり方。
なんか大丈夫かと見ていると、形はどうしてもラプターズの方がよい。
早い段階で攻める形が整い、外からも中からも点が取れる。ドニエルマーシャル
、クリスボッシュ、モリスピーターソンといった若くて活きのいいのが
得点していく。レイカーズの点の取り方は、完全なフロントコートよりバックコート
のバスケットだ。これはかなり危険な点の取り方だ。コービーがいいときは良いが、
インサイドやローポストでのワンノンワンなどで確実に得点できるプレーヤーが
いないため、コービーがいない時間に追いつかれてしまう。さらに早い展開で
攻められたり、高さでこられたらそれを止められない。
頼りはコービーのスーパープレーのみなのだ。これはテレビで見る以上に
スーパープレーだった。ダブルクラッチにしろダンクにしろ飛ぶとは思ったが、
こんなに飛んでいるのかと思う感じだった。特に、中に切れ込んでいくプレーでは
ほとんど3点プレーにしてしまううまさで、逆転された展開でも、コービーが
でてきてフリースローにより追いついてしまう。昨期のレイカーズには、フィッシャー
、シャック、といった外からのスペシャリストとインサイドからのスペシャリストが
いて、さらにコービーはなんでもどこからでも点が取れるというオールラウンダーという
華々しさだった。
今期は点はコービーが取るしかない感じだ。楽に3ポイントを打てる形も作らないし、
作れるスタッフもいない。グラントとオドムが影武者のように最後のシュートを荷う
シーンがあったが、オドムはすでにピークの動きからいくらかさびが出ている感じで
決まるはずのインサイドの切れ込みがふさがれたり、ファウルどまりになったり、
まことにふがいない。グラントは本来守備の選手なので派手なダンクや体を張った
ワンノンワンで決めるだけの高さと力強さもない。ここは力強いセンターが是非ほしい
ところだが、メドベネンコはまったくの力不足。ディバッツはいつでてくるのかという
状態。しばらくは、ウォルトンとミームの成長待ちが続くのか。
こんなチームを見放したのか、応援隊長のジャックニコルソンの姿はなく、ハリウッド
スターの顔も見えない。クリスマス休暇からニューイヤー休暇のこの時期にはさすが
スターはパーティーとか忙しいのか。
この試合で、特に発見したのはローズの守備がいいこと。コービーとのマッチアップだった
が、この試合彼のディフェンスが笛を吹かれて4つファウルをした時点で終わったと
思いました。彼が座って抗議しながら相手の足を触り、ファウルになったあのシーンです。
ローズのディフェンスはすばらしいのです。テレビなどで見ていると簡単に抜いてシュート
したり、あまりついていないように感じますが、空中でもまさに空中の格闘技と表現され
るようにシュートする方も守る方も色々動きがあるのです。
確かにただスピードで抜く場合もありますが、さまざまなフェイクとディフェンスの攻防
があり、サインのやり取りもベンチとリーダーの間でのやり取りがあり、タイムもコービー
がOKを出して、とったり交代の指示を出しているようでした。それにゲームの流がすさまじく
早く、テレビで見ているとタイムアウトや冗長な時間が結構あるように感じていましたが、
いやタイムもそんなだらだらしていなくて、時間どおりすすんでいてゲーム自体があっと
いうまです。コービーの活躍で勝ったゲームですが、彼の活躍がどのチームにもこのように
通じるか、このスタイルで最後まで戦うのか、コービーというスーパースターの行く末と
同時に懸念を持ったゲームでした。地元の人は大喜びでしたが。
まずは、ステープルズセンターでの最初の試合。
日本を旅立ったのは、暮れも押し詰まった27日。
この日10時間も飛行機に揺られたどり着いたらまだ
27日の朝だった。午前中にホテルに入ったがすぐ観光に向かい、
アメリカというものを味わった。次の日すっかり観光客気分で有名観光地を
次々に攻略し、午後にはステープルセンターの近くの有名レストランで
巨大ロブスターを食べ英気十分。しかし、このレストランにたどり着く前に
ストームにやられかなりびしょびしょだった。食事の後、そのため一旦
ホテルに帰り、身支度を整える。すでにステープルセンターの上には、
サーチライトが舞いお祭り気分。人々がどんどんと会場に押し寄せている。
December 28, 2004
STAPLES Center,
Los Angeles, CA
Attendance: 18,997
FINAL 1 2 3 4 T
Raptors 26 29 27 17 99
Lakers 24 35 22 36 117
このツアーを申し込んだ時点で、まだラプターズのエース
ビンスカーターは、在籍中でコービー対カーターをみれると
楽しみにしていた。しかし、このゲームの1週間ぐらい前に
トレードしてしまい、ラプターズはモーニングとアーロンウィリアムズ
を得たのに、モーニングは故障ででてこないし、ウィリアムズは
出してもらえない。
それに、ゲームのスターターにローズも出ていない。何でローズを出さない。
ローズも生で見られないのかと一瞬信じられないショックだった。しかし、
最初、レイカーズがよれよれのゲーム展開で、コービーは接触プレーで
肩を痛め、あまりやる気が出ない感じの出だしだった。なんだやらないのか。
俺は日本からお前を見に来たんだぜ。もうお前しかいないんだぜ。と思って
観ていると、点差はどんどん開いていく、たまらずトムジャノビッチタイムアウト。
駄々っ子コービーを説得するかのようなタイムのとり方。
なんか大丈夫かと見ていると、形はどうしてもラプターズの方がよい。
早い段階で攻める形が整い、外からも中からも点が取れる。ドニエルマーシャル
、クリスボッシュ、モリスピーターソンといった若くて活きのいいのが
得点していく。レイカーズの点の取り方は、完全なフロントコートよりバックコート
のバスケットだ。これはかなり危険な点の取り方だ。コービーがいいときは良いが、
インサイドやローポストでのワンノンワンなどで確実に得点できるプレーヤーが
いないため、コービーがいない時間に追いつかれてしまう。さらに早い展開で
攻められたり、高さでこられたらそれを止められない。
頼りはコービーのスーパープレーのみなのだ。これはテレビで見る以上に
スーパープレーだった。ダブルクラッチにしろダンクにしろ飛ぶとは思ったが、
こんなに飛んでいるのかと思う感じだった。特に、中に切れ込んでいくプレーでは
ほとんど3点プレーにしてしまううまさで、逆転された展開でも、コービーが
でてきてフリースローにより追いついてしまう。昨期のレイカーズには、フィッシャー
、シャック、といった外からのスペシャリストとインサイドからのスペシャリストが
いて、さらにコービーはなんでもどこからでも点が取れるというオールラウンダーという
華々しさだった。
今期は点はコービーが取るしかない感じだ。楽に3ポイントを打てる形も作らないし、
作れるスタッフもいない。グラントとオドムが影武者のように最後のシュートを荷う
シーンがあったが、オドムはすでにピークの動きからいくらかさびが出ている感じで
決まるはずのインサイドの切れ込みがふさがれたり、ファウルどまりになったり、
まことにふがいない。グラントは本来守備の選手なので派手なダンクや体を張った
ワンノンワンで決めるだけの高さと力強さもない。ここは力強いセンターが是非ほしい
ところだが、メドベネンコはまったくの力不足。ディバッツはいつでてくるのかという
状態。しばらくは、ウォルトンとミームの成長待ちが続くのか。
こんなチームを見放したのか、応援隊長のジャックニコルソンの姿はなく、ハリウッド
スターの顔も見えない。クリスマス休暇からニューイヤー休暇のこの時期にはさすが
スターはパーティーとか忙しいのか。
この試合で、特に発見したのはローズの守備がいいこと。コービーとのマッチアップだった
が、この試合彼のディフェンスが笛を吹かれて4つファウルをした時点で終わったと
思いました。彼が座って抗議しながら相手の足を触り、ファウルになったあのシーンです。
ローズのディフェンスはすばらしいのです。テレビなどで見ていると簡単に抜いてシュート
したり、あまりついていないように感じますが、空中でもまさに空中の格闘技と表現され
るようにシュートする方も守る方も色々動きがあるのです。
確かにただスピードで抜く場合もありますが、さまざまなフェイクとディフェンスの攻防
があり、サインのやり取りもベンチとリーダーの間でのやり取りがあり、タイムもコービー
がOKを出して、とったり交代の指示を出しているようでした。それにゲームの流がすさまじく
早く、テレビで見ているとタイムアウトや冗長な時間が結構あるように感じていましたが、
いやタイムもそんなだらだらしていなくて、時間どおりすすんでいてゲーム自体があっと
いうまです。コービーの活躍で勝ったゲームですが、彼の活躍がどのチームにもこのように
通じるか、このスタイルで最後まで戦うのか、コービーというスーパースターの行く末と
同時に懸念を持ったゲームでした。地元の人は大喜びでしたが。
この試合はBSでもやってましたね。あまりよくみてなかったけど。私もローズは好きな選手の一人です。
でもラプターズ戦を観に行ってビンスがいないのは痛いですね。
でも、今回の旅行でどんな感じかわかりましたので、
次回はホテルや航空券の手配もチケットの取り方も
工夫して安くかつ安全な旅ができそうです。
次回行くとしたら、ミネソタかニューヨーク、フィラデルフィアでしょう。
それもファイナルのゲームにしようと思います。それならば10時間以上も飛行機に
乗る価値も出てこようという気がします。
今年になって好調のチームというのがあり、BSでは
放送してないチームがあり気になっています。
ジョーダンのいたウィザーズですが、この間は
ミネソタにも勝ってしまいその強さが本物であることを証明しました。
強さの源はウォーリアーズから来たガードのアリーナスの力です。
これはぜひ見てみたい選手です。2003年ルーキーチャレンジでMVPになった選手です。
彼だけの加入で、急速に実力を増し、チームの勝率は5割超えており、ファイナル進出も間違いないでしょう。
ジョーダンの果たせなかったファイナル進出は彼によって果たされるのです。ジョーダンが指名して
入れたクワミブラウンはいつのまにかベンチを暖めることの方が多くなり、
精彩を欠いています。