今回の台湾地震で明らかになったことがいくつかありました。
まず話題に上がったのが台湾の対応の早さでしょう。避難所の開設からその設備の整った様や規模、設置の速さが最初地震大国で馴れているといった紹介でしたが、いやこれはそんなレベルでなく日本も見習うべきとなってきたのです。
そんな報道の変化のなか私が気がついたというか思ったことは、台湾の山岳地帯というか日本人が知るその山の名前といえば新高山ですが、今回の地震の近くなのだろうかと調べてみると今は玉山というその山がなぜニイタカヤマと名前がついて日本との関わりを知ることとなりました。
私が小学生の頃、新高山の名前を知り、それが真珠湾攻撃の時の開戦実行命令の暗号文に使われたのがニイタカヤマノボレでこれは誰もが知っていることでした。
しかし、なぜ新高山という名前がついたのかとかは当時誰も気にしなかったし教わりもしませんでした。今はネットで簡単にその名前の由来も出てきますから今になり知ることとなりました。
そうしてみると物事の学びとはということも当然考えてみるのでした。小学校の頃は幼かったからというのを割り引いてもやはりなんでも知らないことだらけのなかでただ与えられる知識の連続というのはなぜという思考を奪ってしまうのです。
ニイタカヤマノボレを聞いてなにか血湧き肉踊るような興奮を感じても何で新高山という名前なんだろうとは誰も当時質問しませんでしたし、新高山は標高どのくらいなんだろうと思わなければ今回地震を期にその名前の由来や歴史を知ることもなかったのです。
そしてニュースワイドショーなどで伝わる台湾の避難所の先進性や展開の速さ、システムや主体になってるものの違いなど日本との違いは歴然で三ヶ月もたち未だ水道が復旧しない能登の被災地とは大違いです。
日本は地震大国で多くの被災を経験してるのにそれをもとに改善された事はこの台湾の現状との差で明らかで多いに見習うべきであると思います。
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