King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

赤い月と夏の香り

2021年05月27日 10時57分56秒 | 珈琲

五輪前にコロナ感染拡大がより敏感な問題となる中、皆既月食があり

丁度いつも走る時間帯で皆既月食を見ながらのランができると楽しみでした。

 

走り出してみると月はもうすでになく、何やら赤い雲に覆われたところがあるなあと

いうくらいの感じで月が徐々に隠れる感じは味わえませんでした。

折り返しの頃の秩父病院から国道に向かう道で武甲山の上に徐々に顔を出した

月が見えだしました。

 

もう既に赤い月という感じではなく、明るさもあり一年で一番近いという

スーパームーンという皆既月食もこんなもんかという感じです。

 

その二日前いつものコースとは違い公園橋から蒔田へ回るコースで

また雷に打たれたように衝撃的なにおいの反応がありました。

それは夏草の香りを嗅ぎながら走っていたら起きてその香りから

色々な香りを連想していたら急に夏の風物詩的な食べ物の臭いを

嗅いだように感じました。それははっきりとした記憶を思い出して

感じたのに何の臭いかまでは解りませんでしたが、夏の頃繰り返し

嗅いだ臭いです。その生々しい感覚が強烈に残りましたが、思い出せない

のも気持ち悪いのですっきりとしないままその経験はおもいしこりの

ように残ってしまいました。

 

そんな香の記憶とともに生活の彩として食卓に自家製ピクルスや

マッシュルームのオイル漬けなどを作りキッチンのカウンターに

並べたいと思いネットでレシピを調べました。

 

すると自家製ピクルスは簡単に作れるものの日持ちせず作ってもすぐ

食べないといけないということであまり作る気がしなくなってしまい

ました。

 

おばんざいのようにカウンターにいつも食品が並ぶ大家族的キッチンが

なんとなく心地よいようなイメージでせめてコロナの今はそんなキッチンで

ありたいと思いついたピクルス制作ですが早くも頓挫しました。

 

それに引き換えスーパーに行くといろんな漬物が売っており自分で

ピクルスなど作らなくてもすぐ食べられるものが買えるのです。

 

ただ私の好きなキャベツのぬか漬けはなく、ザーサイの浅漬けも

ありません。

 

それならばというので自作ということになるのですが、見た目と

保存食としてのいつでも食べられて日持ちのするという特性が

あるものというのはなかなかなく、珍しい漬物やハーブなどを

買っては見るものの実際の制作にはかからないのでした。

 

それでも今まで知らない食べ物とか出来上がりのものばかりでなく、

自分であれこれと考えて作るというのは重要でいつものスーパーも

実はこんなにいろいろとスパイスや塩の種類とかある事を知り楽しい

思いでした。


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