King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ポーランドにミサイル

2022年11月17日 10時29分00秒 | 珈琲
一昨日の県民の日から公園橋は紫色にライトアップされています。今月のテーマは雲海らしいので雲海のなか映える青らしいです。昨日は紫色に染まる橋を眺めながらいつものコースでは道路工事で走りづらいので影森の端まで走って引き返すコースにしました。途中冬の使者オリオン座の姿もはっきりと見えました。ああ、ついに冬の到来です。この影森から自宅は熊木時代に何度も走った道ですが久し振りに走ったらまた空き地が増えていたり人の気配や生活感のない通りになってしまいました国道から影森にはいるところから自宅まで40分もかかってしまい、いつもより20分も長いランニングとなってしまいました。最近考えるのは温暖化と地球人口ですが、先日書いたようにスーパーや寿司屋で満足な刺身が食べられなくなったという話しも考えたら本当にそうかという疑問もわくのでした。ハザップや政府は一度凍らせた魚しか流通させたくないわけですが、もともとマグロなんかは解凍した刺身が当たり前です。日本人はそれでも昔からマグロの刺身や寿司を食べてきたわけで、本物の生のままじゃないからと味をけなされたこともないのです。ただ、クロマグロにはアニサキスは寄生しませんから全く別な理由で生流通しないのです。刺身の魅力は新鮮な魚しか生食できないというところにありますが、以前美味しんぼの中でも生け簀料理の魚を批判していたように船ですぐ絞めて血抜きした魚の方が生け簀のエサを与えられてないストレスだらけの魚よりいいと指摘していました。今は冷凍技術も上がりサンマやいわしのように足の早い魚でも冷凍解凍で生食できるのです。まあ頭で理解してもやはり最近のスーパーや寿司屋の刺身が以前のようではなくなったのは事実です。これからは人口が増えてもっと環境は厳しくなり、食料事情も変わるでしょう。BSでやっている魚を食べたいという番組でもどこの漁師も魚が激減しているといっていますし、スーパーで並ぶサケの切り身もほとんどが虹鱒の養殖で回転寿司の人気第一番のサーモンも陸で養殖されたマスです。以前は山盛りで売られていたかに等も本当に少なくなり日本人の食卓事情も激変しているのです。煮干しや鰹節は以前の三分の一の生産となり味噌の計り売りもほとんど見かけません。逆にアメリカで味噌の計り売りがあったりします。生ワカメもポピュラーな食品ながら他だ湯通ししたワカメがあるかと思えばからからに乾燥させたインスタントの増えるワカメまであり、結構高い割烹旅館に泊まっても味噌汁は増えるワカメだったりします。つまり圧倒的に食感が違うにもかかかわらずあまりこだわる人はいないようです。だから家庭で出汁を取ることもなくなり煮干しや鰹節も見かけなくなるのです。そんななんでもないと感じ済まされてしまうことに環境を維持し持続可能性な社会を築く知恵と鍵が潜んでいるように思えてしかたありません。これは珈琲の味に気づくことにも共通します。珈琲を淹れる器具にも味に直結するものながらあまり注意されないという現実があります。特にペーパーは今は色々な素材のものがあり、昔のように味を吸い取ってしまう濾紙ばかりではなく、自身は全く水分を吸収しない素材のものもあり蒸らさなくても美味しくはいるものもあります。環境に優しいと木から作られてないペーパーもありエコだからと金属フィルターなどに変更する方もいますが味が変わってしまうことに戸惑うことになったりします。味がエコか考えるのも人類持続可能性に繋がるのかもしれません。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 善光寺の思いで | トップ | キャシーベイツと右に出るもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珈琲」カテゴリの最新記事