King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『JACK』『春路』龍勢茶屋にあります

2015年03月09日 14時24分35秒 | 珈琲
ここの所毎日冷たい雨が降ったりやんだりの
日が続きます。

寒いと言ってもやはり三月になると暖かい日も
あり、冬は抜けたという実感もあります。

困ったことにそれが目のかゆみとくしゃみと鼻水
といった事象で感じるというのもこの季節を今
ひとつ湯湯単会の安閑とした気分で過ごせない
一因です。

この春に合わせて新しい店舗が商店街にオープンし
にぎやかさを見せています。

しかし、その変わった街並みに今ひとつ喜べないもの
を感じるのは私だけでしょうか。

そこらへんに感じることはまた書くとして、毎日焼く
珈琲はやっと高騰する相場に翳りが見え新豆の出回る頃に
新たな期待を抱かせる動きとなっています。

今あるカクエンジにしろコスタリカやバカマラはそれでも
今また買うと今の値段では売れそうもなく、よい豆や
高級品はまだ買いづらい状況に変わりはありません。

今まで通りこの値段でこの味というところは外さずに
スペシャルティグレードからスタンダードまでという
他店にはない品揃えをしていきます。

スタンダードでも他店と飲み比べてみてもらえばその差
は歴然とお判りいたたけると思います。

試飲は毎日三時までにおいでいただければ可能です。

但し、一人でやっていますので、仕入れ配達配送で
でかけたりしていますので事前の電話連絡をいただける
とありがたいと思います。

時にこの時期スキーに出かけたりしてますので一度
お電話してください。

現在、コスタリカ、ダテーラサンライズ、などが
おすすめです。

もちろん季節のブレンド『春路』はこの時期是非
飲んでいただきたて味です。
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こうきたかの春路

2015年03月08日 12時15分58秒 | 珈琲
ここの所毎日雨が降っています。

スキーから帰ってきて、花粉と雨にいたぶられながら
次から次と押し寄せる日々のごたごたにそれでもまた
立ち向かいちょっとした和みに勇気を得ながらまた
進むといった感じの日々です。

そんな少ないながらの活力を与えるもののひとつの
有力な一つに日々飲む珈琲があるわけですが、それが
季節にあった味で、今度はこんな味と考えられていたら
きっと楽しいはずです。

昨年末より何度も調節を重ね焙煎を考えに考え出来上がる品は
増々イメージと重なる物が出来上がっているこの頃は、
おいしい珈琲とはという自分のイメージも完成形を具体化
できるような外殻を得ていました。

そんなイメージの顔の珈琲ばかりを追い求めて焼き続けて
いてもこの季節のブレンドまでそれと同じにすることは
ないと春に至るこの変化の月はこんな味と送り出した
『春路』はまさにこう来たかという最近のバカマラとか
コスタリカの端正な味を知る人が飲むとその変化の楽しさを
知ることができより楽しめると思います。

そしてより季節を感じ、今のこの変化の激しい花粉のつらい
季節もより楽しめると思います。

『春路』とはそんな珈琲です。
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ホテルとスキーについて

2015年03月05日 13時34分46秒 | スキー

今年のスキーの全てが草津だったわけですが、
その内容を振り返って思うことは払った金と
それが見合った物だったかという事です。

ヴィレッジがとれずに泊まった草津桜井は
農協団体に占拠され散々な思いをしました。

それでも、いつもより3500円も高いのだから
料理はかなりいいものと期待しました。

前回ここに泊まった時にはハーフバイキングで
料理も各所で料理人が付いて作りたてが出て
来た感じです。

今回は大きな舞台付の宴会場に作られた食事会場で
農協のお年寄り団体と一緒で、料理の質や量が以前
と比べると格段に落ちている印象です。

これなら安くてもヴィレッジの方がマシとまたその後
ヴィレッジに泊まったのですが、なんとその期待は
裏切られることになりました。

特にがっかりしたのが蟹の味です。

前回より質が落ちた印象で、全体的にその印象は
高く、それになにより部屋の広さが同じ料金なのに
狭い部屋になっていたのです。

前回の時にはテレビの撮影があり、そのため質を
高くしてあったのかと勘繰るほど差がありました。

まあこれらは期待したものがそう見させたのかもしれません。

平日だと一万以下で泊まれるという安さだけで選ぶのは
得策ではないのです。

そんな経験からまた今年いつものDM特別プランに乗って
斑尾高原に行こうとしています。

ネットでみるとタングラムのホームページの予約だと
特別ブランより百円安い料金になっています。

つまり、特別プランの方が高いというへんな現象です。

安さだけだと斑尾高原で4000円台でリフト付き二食付きレンタル
までついたブランがあります。

ここで思い出されるのは隣接するゲレンデながらタングラムと
斑尾では客層から混み具合までまるで違うのです。

私が今年ここで滑りたいと思ったのはあのアドベンチャーアイルの
イメージです。

マックアースが買収の後、年々新コースが増えツリーランとか、
よりアドベンチャ―で滑り応えのあるコースが増えています。

以前のいつもなら動くリフトを抑えて下手なボーダーがあふれる
斑尾から逃れていつも空いてるタングラムに宿をとった意味を
振り返るのでした。

その年々送られるDMプランも魅力がなくなり、斑尾の
ゲレンデサイドに同料金で泊まった方がはるかに効率が
よいのではないかと最近は思います。

ただ宿というのはその値段と施設だけでは推し量れない
同宿者の質にも左右されるものというのを考えねばなりません。

下手に安売りしている宿には怖くて泊まれないのです。

やはりかつて泊まってその際のサービスを維持している
かというのは重要なアイテムです。

それもあり、草津のヴィレッジに何度も泊まっているわけ
です。

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また出かけてきます

2015年03月03日 15時25分22秒 | 日々のこと
また突然のお知らせですが、明日と明後日は
店主スキーと温泉の旅に出かけますので、お休み
さてせいただきます。

ご迷惑をおかけしますがよろしくおねんがいします。
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今月の季節のブレンド

2015年03月01日 14時36分16秒 | 珈琲
また巡るいつかの道春路なつかしきかな

揺蕩う霞に春の景色の予感が漂います。

先日テレビで偶然ガイアの夜明けをみて
ブルーボトルのオープンの様子をやっていました。

そして、その後に続いたのが街の商店街で消えて
行く喫茶店に新たの動きとしてネスレが導入を
勧めるコーヒーマシンで客足が戻ったという内容
でした。

同業者としてこの番組の内容がとても気になりました。

というのもそんな簡単なことではないよということと
そもそもそれじゃ本来の提供すべきものはなんなのかと
いうことです。

ブルーボトルの一杯一杯ハンドドリップというのは

もともと日本の喫茶店では当たり前にやっていたことで、
その街の喫茶店が消えるのは売れ筋のカフェメニューが
出せないからで、そのカプチーノやカフェラテをつくる
コーヒーメーカーは高くて導入できないが、ネスレは
安くリースして客足が増えるというのです。

すごく簡単な図式に見えますが、エスプレッソなんて
練習すれば安い機械やマキネッタで作れるのです。

ボタン一つでできる機会で客足が戻るというその
客のニーズとはそもそもどんなものなのか。

我々が提供するべきものは本物の味であり、できたて
の一期一会のおもてなしなのです。

そんなことを思うと流行のサードウエーブがどんな
豆でどんなコーヒーを出しているのかは気になる物の
街の喫茶店がインスタントのコーヒーを出してしまう
ことに多大な違和感を感じるのです。

そんなことを思って今月の季節のブレンドは春の道を
我々珈琲屋が行く道をイメージしてブレンドしました。

春の揺蕩う気分でゆったりとのんびりと駘蕩の気分で
過ごすなんてそんな簡単な道ではないのが春の道であると
春の緩み始めた気分の時に示すべき道という意味をこめて
『春路』(ハルジ)です。
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