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★★★★☆
子蓉との駆け引き破れた医鶃は勝負に出た。
顔回は医鶃の指示に従い、薬草漬けの酒で意識を殺し、
冥界までを連れ戻しに行くことになる。
医鶃の信奉する女神・祝融に導かれ、と子蓉のもとへ
たどりついた顔回だが、なぜかそこへ孔子が現れる。
問答にはもううんざりだし、今回は完全にオカルトというか
スピリチュアルな世界に話が行ってしまって、
そういうのが得意じゃないわたしは困ったなあという感じなのだけど、
祝融のキャラクターと暗示される孔子一門の未来に惹きつけられて
脱落せずに読めております。
男らしいようでおっかさんのような祝融さまがすてき!
さっき便覧で調べてみたけど、この後孔子は魯での政争に破れて
失脚してしまうのね……。