牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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東御「小麦焼酎」一代記

2010-04-23 14:37:28 | 酒の情報(酒エトセトラ)


いやいや、ご苦労がしのばれます。


親子三代、ではなく、3年間の記事を信州関連のHPで見つけましたので、ここにご紹介。


まず、2008年2月28日付の記事

小麦の焼酎を東御の顔に 農業委員会が栽培、4月販売

東御市農業委員会が、焼酎に使われている小麦「ふくさやか」を市内で試験栽培し、小諸市の造り酒屋に依頼して焼酎を造っている。遊休農地解消につなげる試みで、3月末に完成、4月から信州東御市振興公社が販売する。
(中略)
農業委員の農家5戸が06年10月、所有する畑計30アールに30キロの種をまき、07年6月に約590キロを収穫。2月上旬から造り酒屋で仕込み、720ミリリットル入りの瓶約1000本が仕上がる見込みだ。

仕込み風景


「遊休農地・耕作放棄地で穀物を栽培」 → 「地域興しも兼ね、それで焼酎造り」 というの、流行ってますよね!





そして一年後の2009年1月16日付の記事です。


オリジナル焼酎増産へ 東御で原料の小麦栽培を拡大

東御市で小麦「ふくさやか」を栽培する有志7人が「東御市ふくさやか研究会」を発足させ、14日夜、初会合を開いた。これまでは市農業委員会が栽培主体となり、実際には同じ有志が栽培してきたが、ふくさやかを原料とするオリジナル焼酎「東御」が昨年完成し軌道に乗ってきたため、今後は研究会として栽培を継続することにした。
(中略)
今年春には昨年春の約6倍に当たる約5000本の焼酎ができる見込み-との報告があった。
研究会によると、焼酎「東御」はくせがなく、さわやかな味。昨年春は2カ月ほどで約800本が売り切れた。


小麦焼酎の皮算用

800本が売り切れということで、翌年は5000本、と気張りましたね!!


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で、昨日、2010年4月22日付の記事では、、、、

うどんで販路開拓 東御の農家グループが小麦栽培


あれ?「うどん?!」ですか、、、、


東御市の農家7人でつくる「東御市ふくさやか研究会」(馬場崇会長)が、市内で栽培している小麦「ふくさやか」を使ったうどんを開発し、販売を始めた。市内の荒廃農地解消につなげようと2006年に試験栽培を開始。まず08年に、この小麦を使って焼酎を造ったが、思うように売れていない。「うどんで巻き返しを図りたい」といい、「ふくうどん」と名付けて販路開拓を進めている。
(中略)
焼酎は08年4月に発売。800本を2カ月で完売する好調ぶりだった。この取り組みを引き継ぐ研究会が昨年1月に発足。同4月に前年の6倍となる4800本の焼酎を造ったが、販売できたのはこれまでに1800本。渡辺さんは「それほどの需要はなく、見込みが甘かった」と振り返る。

焼酎は忘れた


うーん、4800本中売れたのは1800本、厳しい!


気を取り直してうどん、ということです。でも、売れ残った焼酎3000本はどうなっちゃったのかなぁ?



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