牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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コロナウィルスの感染症拡大も怖いけど。「ペスト流行時の酒宴」も怖い。

2020-01-23 12:00:58 | 酒の本棚(書評?)
                          

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いよいよ明日から春節連休

日本人の自分としては直接的には関係ないものの、得意先の百貨店様などでの、70万人とも言われる来日中国人によるインバウンド需要が気になります。

そして、商売とは別ですが、、武漢で発症が確認された新型コロナウイルスによる肺炎の日本での感染拡大も心配なところ。

日本で大流行したら、、、、、怖いですよね。

そんな時事ネタというわけではありませんが、先週行ったコンサートがこちら。





読売日本交響楽団の定期公演なのですが、メインが日本初演となる「ペスト流行時の酒宴」

指揮は、長年、読響の正指揮者を務めた下野竜也さん。

この日は他にも、アダムズのサックスコンチェルトや、フェルドマンの「On Time and the Instrumental Factor(これも日本初演)」など、いわゆる下野さん的変態プログラム
(アダムスのサックスはもう一人の上野さん。多分、聴衆全員が最初の一音を聴き「この人、天才?」と思ったに違いありません。あービックリした)

で、メインの「ペスト流行時の酒宴」ですが、作曲はロシアの女性作曲家のグバイドゥーリナ。

もちろん初めて聴いたのですが、感染症という、目に見えない何とも言い難い恐怖が迫ってくる導入・モチーフがどんどん重なって行って、恐らく希望も何もない、自暴自棄的な「酒宴」の中で、突然、スピーカーから打ち込みの演奏が乱入しつつ狂騒が高まって行き、解決しないまま、ジ・エンド。
(プログラムでは作曲者のこの曲についての言葉として「そこに何かあるとしたらそれは希望」となっていますが、、、、、、)

「グシャーン・ガラーン・ピピピーン」などの「分からないという意味で分かりやすい現代音楽」ではなく、「クラシック音楽かどうかの意味を持たない現代の叫びの音楽」という印象でした。

下野さん、恐るべし。

お酒は好きだし、酒宴も好きですけど、こんな酒宴は怖すぎです。
やっぱり、酒宴は楽しく、そしてちゃんと中締め・大締めという終わりも大事ですよね。





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