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20年ちょいで99%減! 数字上も絶滅危惧種「お酒の自販機」

2020-01-20 12:20:18 | 酒の道具など
                          

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昨日の日曜日、お天気こそ晴天でしたが、とてもとても寒かったのでジョギングはご近所、文京区方面をウロウロ

小石川の商店街?を走っていて、酒屋さんの脇でみかけました。





「街の酒屋さん」と書かれたお酒の自販機。

街の酒屋さん自体が減っていますが、この自販機「街の酒屋さん」も24時間営業のコンビニに押され、滅多に見なくなりました。
(ので、記念撮影した)


こうした自販機、一体どのくらいあるのか?と調べてみると、国税庁で「酒類自動販売機の設置状況等」というのを毎年公表していました。

これによれば、平成31年4月1日現在で2,429台設置されているとのこと。
ちなみに東京国税局管内では272台。
確か東京国税は千葉県、東京都、神奈川県、山梨県でしたから、この一都三県で272台とは、本当にレアなものになっているんですね。

この資料には、過去からの推移も出ていました。





なんと!20年ちょい前の平成8年には185,829台あったんですね。

そこからグングン減っていって、平成31年には2,429台。

自虐なのか冷静なのか、「残存率」という数字も出していて、わずか1.3%
ついでに来年までの減少見込みもあって、1,952台(残存率1.1%)。

生物の「絶滅危惧種」の場合、国際自然保護連合(IUCN)の基準の一つは「3世代以内、あるいは10年以内での個体数減少率が30%以上」ですから、楽勝で絶滅危惧種。

消費者から見ればコンビニという代替策があるとはいえ、経緯を考えると残念ですね。

今後は見つけたらこまめに写真を撮っておきましょう。




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