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お酒関連のメディアなどで、「5-ALA」というのが話題になっているようです。
(と、今朝、3人の方からメールをいただきました。ありがとうございます。)
何が話題なのかと言うと、この「5-ALA(5-アミノレブリン酸リン酸塩)」が新型コロナウイルスの感染を強力に抑制するという実験結果が長崎大等によって発表されたのですが、この「5-ALA」を大量に含む食品の一つが日本酒だ、ということ。
(長崎大のサイトにあった論文タイトルには「in vitro」とあったので、まずは試験管内の実験結果のようです)
(長崎大のプレスリリース)
5-アミノレブリン酸(5-ALA)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)原因ウイルスの感染抑制が判明 ~今後の治療薬候補として期待~
ググってみた際、上記の長崎大のリリースと並び、「酒蔵メディア」さんというwebサイトに「日本酒の中に多く含まれている」というデータが記されていました。
なるほど、じゃがいも7.0~9.0、豆腐1などの中で、日本酒は「70~353」です。無茶苦茶多いですね!!!
(ちなみに日本酒の中でも「にごり酒」に多く含まれるともお聞きしました)
でも。少し理系の頭に立ち返ると、「これ、どのくらい摂取すれば良いの?」という疑問①が。
この疑問①を考えてみようと思ったのですが、そもそもこの表、単位がありません(疑問②)。
mgなのか㎍なのかでは1000倍違うし、分母もgなのかkgなのか、リットルなのか(まあ、野菜もあるので重量でしょうが)。
大変失礼ながら、これでは話になりませんね。
(ごめんなさい。でも、量などが分からなかったら、実際の食生活の中で意味があるのかどうかもわからない)
ちょっとずれるけど、効く効かないで言ったら、(ウオッカなど)高濃度アルコールはリアルに効くということで、それでの消毒が日常化してますが、それとウオッカを常飲するというのは別だし。
でも業界の人間としては、ある程度目星をつけたいですね。
幸い、出典は示されている(ここは良心的)ようなので、調べてみたら、思わぬ、というより、想像通りの結果でした。
続きは明日。
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