牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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#21種類のブドウを混ぜてみた! 日本酒に続き、ワインも「超ブレンド」の時代@マス・ド・ドマ・ガサック

2021-04-06 17:22:16 | 酒のご紹介
                          

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昨日は、「(県内などの)日本酒を全部混ぜてみた」というお話でしたが、今日はワインの話。


実は今日の午後、1年ぶり、いやそれよりもっと久しぶりに、ワインの展示会(試飲会)に行ってきました。
入れ替え制にして人数を制限したり、検温やアルコール消毒などの対策はありましたが、瓶ごとにマスクを外す「マスク試飲」ではないなど、試飲そのものは従前とあまり変わりがないのかな、という印象でした。





今日は時間も限られていたので、かなり絞り込んで味見していたのですが、思わず立ち止まってしまいました。



ラングドックのラフィットである。


ラフィット、、、、5大シャトーの筆頭とも言える「シャトー・ラフィットロートシルト」のことでしょうか。
これは味見をしないわけにはいきませんね、ということで味見。


でも、(ラフィットの味を分かっている訳ではないのですが)「これ、ラフィット????」


セパージュは、、、、なんと!21品種の混醸ということで、スタッフの人に聞いてみると、さすがに覚えておられないようで、「ウチのホームページにあるので」という話。その場で見せてもらいましたが、こんな感じ。

カベルネ・ソーヴィニヨン79%、メルロ7%、カベルネ・フラン6%、マルベック2%、ピノ・ノワール2%、バルベーラ、ネッビオーロ、ドルチェット、アルミーニュ、アルニー、バスタルド、サプラヴィー、チュカヴェリ、モンテプルチアーノ、アレニ・ノワール、チュカヴェージ、スゾン、ブランカレオ、カルネメール、アブリウ、プラヴァック・マリが4%のブレンド(ブレンド比率は年によって変動します)。
(この%は面積ということでした)

ちなみに、もう一つのポイントは主体となるカベルネはボルドーのトップクラスのシャトーで1930~1940年代に植樹された接木されていないカベルネを植えたということで、そこが「ラフィットである」という所以なのかもしれません。


Mas de Daumas Gassac(マス・ド・ドマ・ガサック)


しかし、21品種の混醸(混植でもあるようです)とはすごいですね(白ワインは23品種!)。
一体どんなブドウ畑の景色なのでしょうか。
ついでに言えば、ワイナリーの方々も、21品種の区別、ちゃんとつくのでしょうか?
(恐らくつくのでしょうね、それもスゴイ)

まさに、昨日同様、「#世界のブドウ、集めてみて混ぜてみた」です。


こんな出会いも、展示会ならでは。
ありがとうございました。




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