牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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#倉庫のお酒全部混ぜてみた。升本伝統のブレンド酒、じゃあなくて。

2021-04-05 18:33:35 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          

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コロナ禍で落ち込んでいる日本酒需要ですが、そんな中で目立っている取り組みの一つが「ブレンド」、です。

ウイスキーはもちとん、ワインでもアッサンブラージュ(ワインを醸造してから混ぜ合わせる)が重要な技術として位置づけられていますが、日本酒では例は少なく、イベントの時などで見るくらい。

そんな日本酒のブレンドですが、厳しい状況下で「一致団結頑張ろう!」ということで、昨年来、色々なブレンドが行われています。


どんな組み合わせが美味しいのか、考えてみようという王道的な取り組みもありますが、、、



(考えた結果、2蔵のブレンド)



ほとんどは「(仲間のを)全部混ぜてみた」というノリ、です。



(これは5種類)

そうなってくると、味はさておき、「取り組みの物語」とか「話題性」が大事になってきますが、例えば「クラウドファンディング」というもの一つのパターン。





これは終了(完売)となっていますね。このサイトでは、柳の下の何匹ものドジョウを狙って、継続的にブレンド酒が掲載されています。


で、もう一つのパターンが「県内のを全部」というもの。




富山県では全16蔵です。






これは滋賀県。県内33蔵のコラボ純米酒「ALL SHIGA 33蔵コラボ純米酒」と銘打たれていますが、33蔵となってくると、もうどんな味になるのか、訳が分からなくなりますが、お昼に見たネットニュースでは上には上がいました。





県酒造組合(麻生益直会長)は9日から、加盟する県内38蔵元の日本酒と麦焼酎をそれぞれブレンドした新商品を販売する。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ酒の消費回復が目的で、商品名は「#OITAの日本酒全部まぜてみた」と「#OITAの麦焼酎全部まぜてみた」。4日に九重町右田の八鹿酒造で仕込み作業があった。


38は新記録!!!と思ったのですが、記事をよく読むと、38というのは日本酒と麦焼酎の蔵を合わせての種類。大分には焼酎専業も5蔵はありそうですから、滋賀県の33蔵は超えられなさそうです。

次はどの県がこれを超えるのか、と思ったのですが、よく考えると、ウチにある日本酒を全部混ぜるとそれを超えられる気もしてきました。

商品名は、大分に倣って、「#升本 #倉庫の日本酒全部混ぜてみた」ですね。在庫一掃にやってみましょうか。
(あ、実際には免許の関係もあるので、簡単ではないです)





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