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青竹の香り in バナナパインメロンリンゴのミックスジュース @日本酒GI「萩」の日本酒

2021-04-15 17:30:17 | 附属酒類経済研究所
                          

                           【公式HPはこちら↑】





以前触れた日本酒のGI認定「萩」ですが、パブコメを経て正式に決まったそうです。





日本酒GIについての考えは、評価すべき点課題と思う点の双方について何度か触れているので特に記しませんが、今回のGI「萩」の認定のニュースサイトを見て「あれ?」と思ったこと。

ニュースだからかもしれませんが、「審査会が行われて認定酒が決定」という取材になっています。

さらに言えば、映像的には「味見をして、選ばれている」感じなんです。





実際の日本酒GI、詳しくは知りませんが、基本は原料や製法に関しての枠組みで、味わいは悪く(まずく)無ければ良いと思っていたのですが、味わいにも、ある「的(まと)」があるのでしょうか?

それがあるとするなら、GI認定の際の「(1)酒類の特性について」だとは思うのですが、それってコレです。


萩の清酒は、総じて米由来のふくよかで上品な旨味と爽やかな酸味を主体とする、はつらつとした味わいに特徴がある。
 香りは芳醇なバナナ、メロン、ライチに加えて青竹、新緑のものを感じる事ができる。その中でも吟醸酒はさらにリンゴやパイナップル等の果物の爽やかな香りを感じる事ができる。
 余韻には一定の旨味が残るが酸味・苦み・アルコール感の切れの良さを有しているため、食事の邪魔にならず、続けて呑んでも呑み疲れしない酒質である。


ワーディング的な特徴としては、「はつらとした味わい」「青竹、新緑のものを感じる」でしょうか。

また、ちょっと聞きかじりのプロっぽく言うと、特に吟醸酒などでは「酢酸イソアミルはバナナやメロン」で、「カプロン酸エチルは、りんごや梨、パイナップル」などと言われますが、GI萩の日本酒はこれらが全部入ってます!!

バナナとメロンとライチとリンゴとパイナップルのミックス(ジュースか?)の中で「青竹、新緑」がわかるって、スゴいですね。





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