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屋上栽培のサツマイモ。プランター1個で1升瓶何本分の焼酎ができる?

2021-11-16 17:03:50 | 附属酒類経済研究所
                          

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先週収穫した、屋上プランターで栽培したサツマイモ。









取れたよ取れたよ。
昨年はコロナ禍で右往左往して植え付けが遅くなったり、雨が多かったりで、やせ細っていた小さかったりしていたサツマイモも、今年はなかなかの収穫です。






実際、計量してみると、プランター1つあたり2kg弱と、去年の倍以上の収量となっています。

このサツマイモ、以前から触れているように「銀座芋人」という焼酎になるのですが、収穫をご一緒していたグループ会社の人から、「これでどのくらいの焼酎ができるんですか?」と聞かれました。


以前計算してこちらで記した記憶もあるのですが、情けないことに忘却の彼方。
即答できなかったので、こちらでさっくりと。

焼酎はサツマイモに含まれるデンプンを糖化した上でアルコール発酵させた上で、それを蒸留して造られます。

理屈上は、サツマイモの重量からデンプン量が算出され、それから糖化された醪の量も、となるのですが、完全に糖化するわけではないのでその量を一義的に決めるのは難しい。


さらに、醪のアルコール度数をどう仮定するかとか、それを「蒸留」する際、蒸留後のアルコール度数によっても出来上がる焼酎の量は異なるので、一筋縄ではいきません。


と、いうことで、世の中に出回っている数字でざっと見すると、1,000kgのサツマイモから焼酎は700リットルとか800リットルとか900リットルとかできるようです。

仮に800リットルとすると、1kgあたり0.8リットル。

先ほど、プランターあたり2kgのサツマイモ、と書きましたが、すると1.6Lの焼酎ができることになります。
誤差の範囲では「1升瓶(1.8リットル)」と言っても良いでしょうから、「プランター1個で1升瓶1本」ということになります。

これならわかりやすい(説明しやすい)ですね。

#かなり適当な概算ですが、まあ、倍半分の誤差で収まっていると思われます。


さてさて、焼酎になるのが楽しみですね!




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