牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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家建てるならボルドー・パイン。海岸松だったんですね。。。。

2021-11-08 12:28:25 | 附属酒類経済研究所
                          

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今朝はお酒とは関係のない会合(リモート)があったのですが、そこで、中高層の建物を木造で建てる、という国際会議が京都で開催されたという話題が出ました。

その国際会議は今回で3回目なのですが、第1回の開催地はなんとフランス・ボルドーとのこと。


ボルドーと言えば、自分的にはボルドーワイン以外はないのですが、なぜ木材の会議がボルドー?
行ったことはないのですが、教科書的には「大西洋にほど近い」とか「ガロンヌ川に面した港湾都市」とかいうイメージで、森林という印象はありません。

でも、栄えある第1回ですから、木材と何らかの関係があるはず。

会議後、(リモートですけど)こそッと詳しそうな人に聞いてみると、ボルドーパインというパイン材(マツですね)が(日本では)(床材として)有名らしい。

調べてみると、フローリング材って、北欧などの「レッドパイン」や、フランスの「ボルドーパイン」などがあって、「ボルドーパイン」その中でも比較的硬めのものとして使われているとのこと。

で、ボルドーパインですが、元々自生していたのではなく、1800年代から近隣の沿岸地域の砂丘化などを防ぐための防砂林などとしての植林から始まったものだということです。
日本の海岸マツと一緒ですね)

この沿岸地域の森林、実は「ランドの森(Forêt des Landes)」というフランス西部最大の森林など、有名らしい(日本語のwikiにも載っていた)


「植林⇒伐採⇒植林⇒、、」というサイクルもしっかりと管理されていて、持続可能な森林材としての認証も受けていることでも有名で、これがフローリングとしての人気にもつながっているそう。




森林の様子も載っていた。




出典:「無垢フローリングドットコム」HP



ちなみに、この広大な森林地域からのパイン材が「ボルドー・パイン」と名付けられたのは、ボルドーがこの地域圏の首府であることに由来するということ。

「ワイン産地のボルドー」だとなんとなく「勝沼」などの地方都市(というか農村都市)をイメージしちゃいますが、いやぁ、すごい都市なんですね。


やはりボルドー・メドックマラソンには一度行かなきゃ、です。
(あと、家を建てたら、フローリングはボルドーパイン!)



木材問屋?升本総本店でした。



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