牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

弁天様が浴びるほど酒を飲む、のではなく浴酒供(よくしゅ・く)です。

2021-11-27 18:43:27 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                          

                           【公式HPはこちら↑】



今朝テレビをつけると、井の頭公園を巡る?というシーンが。
その中で、池のほとりの弁天様も映っていたのですが、弁天様の前に「浴酒供」というポスターのような木の板がありました。

常置というより、たまたまその日に建て掛けられていたようなのですが、これ、何なのでしょうか?

浴びるほど飲む? 酒を浴びるお供え?


ちょっとググってみると、いくつかのサイトに出ていて、「よくしゅ・く」と読む、お勤めの一種で、ようです。


「湘南ジャーナル」という地域ニュース?のサイトによれば


浴酒供はその名前の通り、辯財天の化身である秘仏宇賀神王のご尊像にお神酒をご頭頂から注ぐ、という秘法だ。


なるほど。

別のお寺さんのサイトにはもっと詳しく出ていた。


弁財天浴酒供(べんざいてん・よくしゅく)

弁天様の頭頂に鎮座される、男の弁天とも太陽の化身とも言われる宇賀神という神様に、銘香を交ぜ人肌に温めた清酒を灌ぐことを浴酒といい、この作法によって財宝福徳神としての宇賀弁財天の功徳力が強大になります。さらに行者は浴酒の一週間、断食、断水、断塩で修法に臨みます。断食をすることは行者の神経を研ぎ澄まし、その法力を高めます。




そうか、人間が浴びるのではなく、神様に浴びて頂く、ということなんですね。

商売柄、浴びて頂くお酒の銘柄とか、そのお酒の位置づけ(一種の御神酒?)とか、気になっちゃいますね。


ウチから近い有名どころの弁天様としては、上野の不忍池の弁天様がありますが、そこでもやっているのでしょうか。





以前、不忍池とか全部寛永寺の境内で、弁天様も寛永寺に属していると、寛永寺さんとご縁の深い問屋仲間にお聞きしたことを思い出しつつホームページを見たら、、、、、





おっと、ちゃんと行事予定の中にあるじゃあありませんか。



今度参加してみようかな。






★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする