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無形文化遺産関連の世界のお酒。日本お酒造りを入れて6種類!

2024-11-14 11:16:26 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり



昨日は日本の酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録へ!という日経の記事が、登録対象となる日本酒や焼酎などの酒類にスポットを当てたり、日本酒の記事になったりという混乱をチクリとしました。

下げたので上げる、ということではないですが、昨日「凝った図」とちょい上げしたのが、この図




「無形文化遺産に関連する酒類と日本酒」と題する図で、これまでに無形文化遺産に登録されたものの中でお酒に関するものを整理したもの。

具体的にはジョージアのワイン、ベルギービール、モンゴルの馬乳酒、セルビアのブランデー、キューバのラムが挙げられています。このうち、ベルギービールは文化的な側面が強く、それ以外は製造技術など。

実は何年か前、日本の酒を無形文化遺産に!という運動を聞いた際に、「他の国では?」と調べようとしたのですが、これだ!という整理は見当たらなかった。

それでは無形文化遺産のリストから、とも思ったのですが、ユネスコのページは英語だし、数十であれば斜め読みする気にもなりますが、1,223もあるので、もう無理。





wikipediaでは日本語での「一覧表」というのがあるのですが、こちらでは「2023年までに145カ国の730件が登録」とあって、数が違うのと、それでもたくさんありすぎ
とりあえず「酒」でページ内検索をしてみると「セルビアの伝統的な梅酒、シュリヴォヴィツァの製造と利用に関する社会的慣習と知識」とぃう1件のみがヒット(恐らく新聞での「セルビアのブランデー」に該当)。

そんなこんなで無理だと思っていたので、この整理した日経の記事は偉いなぁ、と。
あるいは注記されている「国際開発センターの報告書」が偉いのかな(今度調べてみましょう)。

その上で、この図、タイトルが「無形文化遺産に関連する酒類と日本酒」で、やはり「日本酒」にスコープ。
無形文化遺産の図であるならば、「日本酒」だけではなく「日本酒、焼酎、泡盛、みりんなど」とすべきで、その辺り、昨日チクリとした、記者さんと言うか編集の混乱を表していますね。

しっかりしてください(とまたチクリ)。




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