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安赤ワインは二日酔いになりにくい?という三段論法とは

2025-01-15 18:14:46 | 附属酒類経済研究所



ネットニュースに耳より(というか、耳よらない)情報が出ていました。

曰く、「高級なものより廉価な赤ワインの方が二日酔い予防に効果的だという研究結果が発表」というもので、記事を読むと、こういう三段論法。

①ブドウの種と皮に含まれる「ケルセチン」という物質はアルコールの代謝を阻害し、二日酔いの原因物質「アセトアルデヒド」を蓄積し、頭痛を引き起こすことが明らかとなった。

②ブドウのケルセチンの含有量は日光への露出度に比例するが、廉価なワイン用のブドウは葉の多いツルで栽培されるため日光への露出が少なく、ケルセチンの含有量は少ない。

③故に廉価なワインはアセトアルデヒドの蓄積と頭痛が穏やかである。

確かにロジカルで、調べてみるとNIHに論文もあって、それをふまえたコラムのようなものがUCサンフランシスコからも出ている(なぜか一昨年2023年の11月)ので、一定の論拠はありそうです。





ただ、気になるのは悪役?とされている「ケルセチン」
生化学の素人でも、健康サプリで良く聞きますよね?



サントリーさんのサイト

これが本当だとすると、ケルセチンのサプリを飲む人は二日酔いになりやすい、のでしょうか。
特にケルセチンはサントリーさんが(も)出しているので、その辺り質問してみようかなぁ。




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