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最高金賞「天星 宝醇」はどんな丸? フレーバーホイールではなくチェックホイール。

2021-06-01 17:19:53 | 附属酒類経済研究所
                          

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お祭りは秋に多く開かれますが、コンテスト・コンクールも時期というものがあるのでしょうか。


先日ご紹介したIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)に続き、TWSC(東京ウイスキー&スピリッツ コンペティション)の結果が出たようで、お取引させて頂いている蔵元さんから、「受賞した!」といううれしいお知らせがポツリ、ポツリと。

例えば、最高金賞を頂いた芋焼酎





天星酒造さんの「天星宝醇 赤」です。

どんな焼酎なんだろう?と蔵元さんのページを見てみたら、、、






味わいの表現に「チェックホイール」というのが出ています。

これ、初耳、というか、ワインの「フレーバーホイール」からインスパイアされたものでしょうか。

そういえば、2年位前に泡盛の「フレーバーホイール」もご紹介しましたが、これは本当にワインと同様、「どんなフレーバーを持っているか」を(自分なりに)整理するもの。

対して、この「チェックホイール」は、「芋の香り」とか「口当たり」とかの①~⑫のチェック項目があり、それぞれに対し、「1.低い」から「5.高い」まで、評価をして、それをつなげてレーダーチャートを作るもののようで、その意味では「フレーバーホイール」とは似て非なるものですね。

香りも何も、味がしない焼酎は円が小さくなるというのは分かるのですが、12種類も項目があるとよく分からなくなりそうですし、⑫などは「品質(クオリティ)」なので、これが高い低いってどう判断するの?という気も。

正直、イメージ倒れの感もあります。

ただ、このように(自分なりの)評価の軸を立てて、それで自らの蔵の味を設計していくというのは大事だと思います。

こんどディスカッションさせて頂きたいなぁ。






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