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先日、会社で(希望者に)PCR検査をした、という記事を書きましたが、ニュースとかで見かけていた「鼻に綿棒を突っ込む」方法ではなくて、「唾液(よだれ)を一定量集める」方法。
そういう方法もあるんだぁ、とネットとかで調べてみると、ちゃんとした方法のようですが、注意事項としてしばしば出ていたのは、幼児や学童などの子どもや、高齢者の場合、よだれがなかなか出ず、必要量が集まらない場合があるとのこと。
犬に「待て」とかしたら、数秒でよだれが出てくるのになぁ、と思ったのですが、その数時間後、ちょっとネットでオーストラリアワインの情報を見ていたら、こんな単語を見かけました。
マウスウォータリング
「mouth-watering」ですね。口を水でくちゅくちゅゆすぐ、のではなく、辞典(ジーニアス)的には「よだれの出そうな、おいしそうな」という意味。誉め言葉らしい。
見かけたのは、ワインの表現として
凝縮感の高さを思わせる、熟したレモンやパッションフルーツのアロマが心地よく、口に入れた瞬間に、口中から唾が出てくるような、刺激的な「マウスウォータリングな酸=mouth-watering」が活力感を与えてくれます。
というもの。
なるほど、オーストラリアのソーヴィニヨンブランでの表現ですが、「酸っぱい(香り)でよだれが出てくる」ということなのでしょうか。
こちらは誉め言葉かどうかはわかりませんが、まあ、分かる気が。
ただ、自分のワイン語彙にはなかったので調べてみると、テイスティング講座的な記事にもありました。
・マウスウォータリングという表現。
→最近のコメントのトレンド。酸味があって自然と唾液がでてくるイメージ。
これはアルバリーニョ。やはり白ワインの酸味に使うのでしょうか。
ただ、こんなサイトも
「瑞々しい飲み口を思い浮かべ、マウスウォータリングせずにはいられない、そんな造りのスパークリング・ワインです。」
これもソーヴィニヨン・ブランなのですが、「よだれがでるような」ではなく、「マウスウォータリングせずにはいられない」という表現からは「お口クチュクチュ」的なイメージ。
??ということで、英語サイトも見てみた。
色々ありますね。
例えば、最初に見つかったページはこんなでした。
The Sommelier Selection: Dry Vs. Mouth-Watering Wines
ここでは「ドライ」と「マウスウォータリング」を対比させています。
で、下の方(黄色で下線を引いた)には
Acid (which is mouth-watering) versus Tannin (which is mouth-drying)となっていて、
酸:マウス・ウォータリング
タンニン:マウス・ドライイング
となっています。
なるほど、確かに酸っぱいとよだれが出るし、タンニンの苦さは口の中が乾く感じですね。
やはりよだれが出るようなキリっとした酸を表現するようです。
実際、他のサイトでは、ソーヴィニヨン・ブランを表現する際によく使われていました。
そう考えると、先に挙げた「マウスウォータリングせずにはいられない」というお方は、恐らく
「ソーヴィニヨンブランなので今トレンドの『マウスウォータリング』という表現を使いたいなぁ」
「でもよく知らないし、お口クチュクチュっぽいので『マウスウォータリングせずにはいられない』って言ってみようっと」
という流れかもしれません。
いわば
「このワインのボトル、とても豪華でDX(デラックス)ですね」
みたいなものでしょうか。
トレンドの表現を使うって、難しいですね。
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