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海に向かって叫ぶ、ために週末ジョギングは東京湾に。
河口に架かっている橋も、そのものズバリ「荒川河口橋」
東側から橋を渡ると、西側には夢の島緑地、辰巳緑地と森が続きます。
落葉広葉樹などの森で、景観だけからだと北の丸公園の森などと同じような感じなのですが、この辺り、自分が子供の頃は埋め立て真っ最中のゴミの島。
(あるいはNHKの名作「夢の島少女」の風景)
そこが40年くらいでこんな森になっちゃうんですね。恐るべし温帯湿潤気候。
考えようによっては、そういう風土だからこそ、過去の(反省すべき)ことをみんな忘れてしまうのかもしれませんね。
で、それはさておき、辰巳の森を抜けると、今度は高層マンションが立ち並んでいます。
その先、走っていくと、こんなビルが。
屋上には「つくだ煮 佃宝」という看板が。
これぞ週末ジョギング佃煮紀行、もちろん前まで行きましたよ。
店頭やお店の中には野菜なども並んでいて一見八百屋さんの風情なのですが、カウンターにはちゃんと大皿に入った佃煮が。
「しらす」が見当たらなかったので、「あみ」と「細切り昆布」をお願いし、待っている間「しらすってないんですねぇ」と聞いたら、「ありますよ」と言われたので、「じゃあ、それも」ということで、「しらす」も頂きました。
ちなみにお値段は80gで500~600円くらいと普通の価格帯。
うかがったお話では、まだ東雲に工場しかない頃に(佃煮の工場を)当代のおかみさん(とご主人で)が始められたということですから、半世紀ちょっと前、ということでしょうか(後でホームページを拝見したら「創業から60年以上」とありました)。
包み紙にもあるように、歌舞伎座にもお店を出されているということですから、テレビ的には十分老舗、です。
あ、昨夜は「細切り昆布」を頂きました。
お店の雰囲気から「甘辛でいうと甘系かな」と思ったのですが、甘辛どちらも強くなく、昆布の味が前面に出ている、フレッシュ系のお味でした。お弁当に入っているような感じ。
佃煮工場からのスタートのようなのでそうなのかもしれません。
このお店で記事は6軒目、何となく自分の中で判断軸が出来てきたような気がします。
「あみ」と「しらす」も楽しみです。
【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】
その5:谷中「中野屋」
その4:佃島「天安本店」
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」
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