牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

「FOODEX2017@幕張メッセ」で規模の経済を考えた

2017-03-09 12:11:04 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】






大きいことは良いことか。




昨日、東京駅を通過する用向きがあったこともあり、東京駅から3.5時間一本勝負とかなりの強行軍で向かった先は


こちら


FOODEX(国際食品・飲料展)@幕張メッセです。

「アジア最大級」「79の国・地域から3,250社以上が集合!」という触れ込みは伊達ではなく、会場は広い、広い。




ちなみに、スタート時の携帯電話付属の万歩計

コレ


そして、戻ってから見ると

コレ

8,685歩も歩いていますよ!


でも、広すぎるんですよね。

今回の(自分の)目的は、あるモノに関心があったのと、普段なかなか会えないお取引先にお会いすることだったのですが、会場が広いせいもあり、ほぼそれだけしかできませんでした。

もう少し会場がコンパクトであれば、回っている間にその他のテーマ(ブース)も見られて、何となく今のトレンドを体感できるのですが、ここまで広いと「全く行かないテーマ」もできてしまうんですよね。


例えば、今回はアメリカ大陸からの出展ゾーンや、国内の農産畜産水産ゾーン、輸入食品ゾーンなどは通過すらしていない感じ。
その意味で「もったいなかったな」と思うことしきり、


よく、経済学(というか経営学)の小ネタで、おにぎり屋さんとかをやる場合、規模の経済(スケールメリット)が働く場合と働かない場合があって、後者だとおにぎりを作れば作るほど赤字リスクが高まる、というのがあります。


展示会も行く目的によっては大きい展示会だとかえって非効率な場合があるようです。



これ、我々酒の流通もお客様から見ると似たようなところがあるかもしれませんね。

「あそこは何でもある(持ってくる)」というのは便利ですが、何でもあるだけに何を選ぶか、お客様としては悩ましい部分も出てきます。
(ついでに、欲しいモノがクリアであれば、価格面でネットで買ってしまうかも)

欲しいモノが漠としている、あるいはわからない場合は「あの会社が揃えているモノは美味しいはず」というセレクトショップ的なスタイルの方が良い場合もあります。


ウチみたいな小規模の卸は、、、、後者なんだろうなぁ。


升本さんに相談すれば大丈夫!を目指しましょう。


★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑



【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 傾城の 道中見ゆる 煙草盆... | トップ | フリーペーパーから卒業した... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

附属酒類経済研究所」カテゴリの最新記事