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昨日の日経夕刊。
「東京島酒」本土・海外へ
伊豆諸島の焼酎「地理的表示」指定
都、輸送費を全額負担
記事の内容はタイトル通りなのですが、もうちょい付け加えると、物流が進展して島外から色々なお酒が入ってきて島内のお酒(造り)が打撃を受けた一方、島内のお酒の島外販売は物流(コスト)の壁でなかなか進まないので、GI指定を機に東京都が物流費を支援する、という話でした。
物流が原因で打撃を受け、物流が原因で島外に打って出られない、という一見矛盾する事象ですが、入ってくるのは大量で、出て行くのはそうではないのでそこにコストの違いが出るんでしょうね。
一方で、「そうであれば大量に持ってきてコストダウンを」という考えもありますよね、と、ある時期にウチでそういうモデルを考えました。
実際には青酎とかこれら離島のお酒を厚く扱われようという酒販店さんと連携し、一定量を取るようにしたのですが、、、、、
ウチの売る力不足で、思うように販売先の拡大ができず、結局メインとなる酒販店さんの盛衰と共に細くなってしまい、そうするとますますロットや物流コストの問題がのしかかってきて、、、、という具合。
東京都の支援というのがどういう形かはわかりませんが、自らの反省からはどこかがまとめて本土に持ってきて、というスタイルよりも、物流ルート自体に支援して、結果無料に、という方が効果的だとは思います。
ただ、こういうのって誰かが「仕組み」を提案して、それに乗る形で施策化されるパターンが多いので、既に決まっているのかもしれませんね。
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