きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

決めた!(と思う)

2005-12-08 | 息子keke
そして私とkekeさんは翌日、先生に言われた通り高校見学に行くのでした。
「もう駅まででいいよ~言ったことにすれば。」
「それじゃ、先生にまた訊かれた時に困るでしょ。高校まで行って、案内だけもらって帰ってくればいいんだから・・そうそう、このバス停を探すのに
この前は迷ったのよね・・・」
そして、たまたまバスが来た。

「このバス停もいろいろ行きのバスがあるから、乗る時は気をつけるんですよ。今からお母さんが運転手さんに訊いて来るので、ここで待っていなさいね。^^」

と言って私はバスに乗り、「あの~すみません~」と言うと、バスのドアがバタンと閉まってしまったのである。
「あぁ~~~◎◎まだ子供が外に居るんです!!ところで○○高校へは停まりますか~~~?!」と咄嗟にどなると、運転手さんは「停まりません」と一言言って、またドアを開けてひょいと私を外に出した。
「このバスは停まらないらしいよ。^^」←言われたkeke他人のフリ

そして学校に着いて、「あの~朝電話した○○中学のkekeですけど、学校見学に来ました」と言うと、事務の方がパンフレットを渡してくれて、ご自由に中をご覧下さいと校内図を渡してくれました。
私達が出ようとする時入れ違い様に、同じように「朝電話した○○ですけど、学校見学に・・・」と言う母娘さんが入ってきたのです。

keke「あの人(娘)かわいそうだね。」
sake「どうして?」
keke「来たくないのに、仕方なくここに来たんだろうね。」
sake「たしかに、つまらなそうにしてるね・・でも、あの人もうちらの事をそう見ているわね。^^」

そう、よくよく見ると、同じように(恐らく学校から言われて)仕方なく来た親子連れが何組もいるのです。
そして、帰ろうとバス停によると、たまたま後からここの学生のカップルがやってきました。その女の子の方が「今日さぁ~説明会じゃないのに、どうして中学生ぇがこんなに来てるの?チョー変じゃない?」と言い出して、男の子の方は私達の姿に気付いて何も言わないのですが、「チョー変」「チョー変」と言い出したのです。

横を向いて目を合さないようにするkekeと、何故か気まずい空気が・・・。


「どうしようかなぁ・・・」
「(某私立校を第一志望にすることに)何が一番ネックになってるの?」
「朝、早く起きれるかって言う事と、お金。」
「朝は慣れれば起きれるようになるよ。お金はどうにかなると思うよ~」

「それから・・・こんな風に受かっちゃっていいのかな?」
「裏口じゃないもの、学校推薦だからいいんじゃない?」
「推薦で受かる人って○中学で何人いるんだろ?」
「ん~、T君も他の高校だけど推薦にしたってお母さん言ってたし、これからそう言う人出てくると思うよ、けっこう・・」

  ・・・どのくらい時間掛かるんだったっけ?
  ・・・もう一度某私立校の駅まで行ってみる?

    ・・・あまり遊べるような場所じゃないけど、いいの?
    ・・・それは平気

一つ駅を通り過ぎた時にkekeさんが言った。
「もういいよ、時間の無駄だし。」

そのまま家に帰って、やっぱり答えは出なくて、催促したい私と腹を立てたkekeは何とも気まずいまま、夕飯を食べました。
「でも、どっちみちもう決めないとならないから、塾と学校の先生に面談を入れてもらおう。今晩と明日の昼まで考えて、どっちにするにしても。」

そしてkekeさんは塾に向ったのでした。


そして・・・・塾が終わり、kekeさんはニコニコ喜んで帰ってきました。手に、先月の模擬テストの結果を持って。
「あ、どうだった?・・・・先月と同じじゃない?!・・あ、英語、また・・・(平均の半分)」
「うん、もう某私立校にした。内申も2足りないし、アピールする事(検定や委員会活動)もないから。^^」
「そうか!それでいいんじゃない!^^」

そして、私達はもう入った気になって、某私立校の部活を調べ始めて、どこに入ろうかとあーでもないこーでもないと話し出したのだ。
本当は今まで一番不安だったのは、あの子だったのかもしれない、と薄ら気がついたのです。
でも、これで少し肩の荷がおりた~(と思う、たぶんこのまま行けば)