ボーナス出ないのかな～

今月に入ってから、「sakeさん、夏はボーナス出るの？」と何人に訊かれたか・・。

「あぁ、この前役員会議があったけれど、どうやらその話は出なかったようですよ。」
「それじゃ、たぶん出ないんだね。」
と、みんな悟ったようですけど。（汗）

去年も同じような状況に陥っていたのですが、たしか去年はボーナス時期の社内集会で、社長が「あれもダメこれもダメお前らはダメだ」と言う感じで、急に怒り出したんだっけ。それはあたかも「これだからボーナスは出せないぞ」とでも言うかのごとく。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ボーナスが出ないのはしょうがなくても、アレ（社員のせいだと怒られる）は勘弁してほしいと言う気持です。集会後、社員同士で目配せして、「な、やっぱりそう来ただろ」と言う視線を（あちこちで）絡み合わせていたのを見てしまったし、ホント金が絡むと、人って過敏に反応受けるようです。

誰にも言ってないけどさ～・・・
今度の昇給で役員あわせて年間で360万昇給させたの、みんなが知ったらどう思うだろうか・・。それ考えたら、「お前らが悪いからボーナス出しません」とは、普通は言えないよなァ。。。私ならホステス代とゴルフ代削ってでも少しでも社員に払おうと思います。（なんちゃって）

そう言う事がわかって来ると、ほんとやる気なくなるわ。

この会社に入って何よりも知った事は、借金の恐ろしさと、払う方は忘れても貰う方はその金を忘れやしないって事。この前退職した社員の退職金、満額払わないで知らん顔にも驚いた。あれも文句言われたら逆切れするつもりだろうか。たぶん、このまますっとぼけるつもりなんだろうな～。「怠慢な奴とマジメに仕事をしていた奴との退職金が同じなのはおかしいと思う、俺はマジメにやっている奴を守りたい」だとか何とか言ってたけど。

これから離れていく人間になんて払いたくないんだろうな。

そう言う所で人となりが判ると言うか・・・最後の土壇場で、今度はこちらに向かってガーッと牙を剥く事もあるかもしれず、往々に金だの女だののトラブルで、初めてその姿が露見されるものです。たぶん本人自身も、自分がよもや土壇場で噛み付く人間だとは、その時まで気が付かないんじゃないですか。いや、その時になっても認めずに、「お前が悪いからこうなった」と開き直る事も多いしね。
もちろん、私だっていつ誰に牙を剥くか判らず。

こんな事、知らなかった頃の自分を返してほしい。と誰に言えばいいのか。

「払う方は忘れても貰う方は忘れない」って言えば、養育費もそうだったわ。
またこの時期がやってきた。
離れていても、アナタの子供でしょ。
明日から、頑張って確保していくぞ～～！おう！

しばらく弁当やめようかな

昨日はkekeさんが弁当を残してきました。
「弁当腐りかけてた」
「ウソッ！！◎◎」

私も同じ弁当を食べて何でもなかったから、たぶん平気？だと思うけど、ここまで蒸し暑いとちょっと心配ですよね。。。学校も暑いし、クーラーボックスで保存されている訳じゃないし、たしかに食べる気もなくなりますよね。

子供に尋ねても、フンでもスンでもないので判らないのですが、他のご家庭では皆さん、どうされているのでしょう？

保冷パック入りの弁当箱や、腐りにくくするシート（？）も売っているけど、どうなのかな？
お友達のお母さんで、「真夏はお弁当が心配だから」とコンビニのおにぎりやパンを持たせている方もいるそうです。今は朝練もあるから、うちは６時半頃作ってお昼までカバンの中ですからね・・・。
うちも夏休みまではコンビニのおにぎりにしようかな～（本当は手抜きがしたいだけ？！）

学校の近くにパン屋さんやコンビニもあるけれど、うちの中学は休み時間に校門の外に出る事はできないのです。となると、どうしてもパンかおにぎりになってしまうし、あとは学校で決められている仕出弁当を頼んでおくか・・・。←子供は好き嫌いが多いからか、あまり頼みたくないらしいけど。ーー;

こんなに暑いんだもの、せめて学校でクーラーボックスくらい幾つか用意してほしいと思うのはワガママでしょうか・・？そう言う所にこそ税金を使ってほしいです。。。

訳わかんねえ・・・

私が見切り品を狙って行くスーパーで、同じアパートのお兄サンがバイトで来ているのを知ってから（詳しくはココ）店に入ると、心ならずとも先ず彼が居るかをチェックしてしまうようになった。
そして、「いつも血走って見切り品を狙うオバサン」が同じアパートの住民であると知ったら、彼の恥ずかしさはいかなるものだろうか、と想像し、そそそと上品に買い物をすることにしたのだった。もちろん、カゴの中味は半額モノ中心なので、他のレジをさささと通って、帰るのである。

そして昨日もいつものように、そそそと買い物をしていてレジに向ったのだが、ここで大ピンチが訪れる。彼の居るレジだけが客が居なかったのだ。こう言う場合はどうすればいいのだろう？しかし、客の居ないレジを無視して、他のレジに並ぶのも、不自然で挙動不審な客になってしまう。（もう既に充分に挙動不審なような気もするが）

私は勇気を出して、彼のレジに向う。そして、コトンと買い物カゴを置いてみた。
彼は普通に品物を通し、おつりを渡してくれた。

　・・・やっぱり彼は知らないのかなぁ。。。　　　　　　

しかし、この妙な空間は何？？
あ～訳わかんねえ～＞＜

なんで私はこんなにバリバリに一方的に意識してるんでしょう？？？
なんなんだぁ～～一体・・・。

ＢＲ家オレオレに狙われる？！

上司ＢＲさんのお父上はうちの会社の元お偉いサンなのですが、会社にやってきました。そして、おもむろにＢＲさんの顔を見ると、こう言うのでした。

「オイ、ＢＲ。おまえはお金に困っているのか。」
「ハイ？」
「なにやら女房（ＢＲさんのお母様）の所に金を打診したと言うのはホントか？」
「はい？？？」

なんと！これはあのオレオレ詐欺だった模様です。
ＢＲさんのお母様が家の電話を取ると、受話器の向こうから「オレだけど、お金が無いから今すぐ振り込んでほしい」と言う電話が掛かってきたそうです。◎◎そして、ＢＲさんのお母様からの言葉を聞いて、お父上が会社まで確かめにやってきたそうです。

これがあの有名なオレオレ詐欺だったのかぁ～今まで他人事のように思っていましたが、自分の身の回りに本当に起こるとは不思議な気分です。

ＢＲさんのお母様の話によると、「そう言われてみると、普段のＢＲの言葉遣いよりミョウに優しくて、変」だったそうです。しかし、金を打診する時だから、普段と違って優しい言葉遣いになったのかしら？とも思ったそうですよ。まさかオレオレ詐欺が自分の所に掛けて来るなんて、誰も思いませんものね～ＢＲさんのお母様も相手がオレオレ詐欺の人だとは知らずに、ＢＲさんだと思っていろんな世間話をしてしまったそうです。きっと話を引き出す話術も心得ていらっしゃるのでしょう。

これだけＴＶや新聞で騒がれていて、もうオレオレ詐欺なんて消えてしまったのかと思いきや、まだまだ油断なりません。何か変な振り込めと言う趣旨の電話があったら、皆さんも本人に直接確認するのをお忘れなく！！

カラオケ「ＵＧＡ」初体験！

あれから、この前買ったズボンをはいて、実家に行ってきました。

意外にも父は元気で「カラオケ喫茶に行こう」と言うのでトコトコついて行きました。また今度は前回とは別のお店です。
ここはまだ母が生きている頃から通っていたお店で、ママさんも母の事も知っているそうです。

こちらでも、カラオケの好きな60代の方々に圧倒されつつ、歌ってきました。選んだ歌は、「江戸ポルカ」。

「ねえ、（お嬢さん）この歌を歌っているイチ何とかって何て読むの？」
「あ・・^^これは、ヒトトヨウって読むんですよ。」
「あぁ～！あの座って歌う人ね？！」
「そうそう、そうです。^^」
こうして、また歌で会話がはずむのも、カラオケ好きならではなのです。
その方は「テネシーワルツ」を歌って、「お嬢さん、この歌知ってる？」と尋ねました。とにかくお上手！！歌は世代を超えて楽しめるのですね。^^

こちらのお店は「ＵＧＡ」と言うカラオケの機械だったのですが、とにかく曲数が多くてビックリしました～！
私は歌本があるとまっさきに「中森明菜」と「中島みゆき」を見るのですが、ここでは今まで絶対無かったような曲がたくさんありました！！
中森明菜だと「哀愁マジック」「MOREもっと恋して」「ストライプ」「まだ充分じゃない」「BLUE BAY STORY」・・・これからさっそく中森明菜のカラオケに止みつきな友達にこの事を報告しなくては。

それから中島みゆきでは「十二月」。これは一度歌ってみたかったんだ～～♪
でも、とても人前では歌いにくい歌でもあります。なぜなら、この歌はいきなり
　♪自殺する若い女が～この月だけ急に増える～♪
と言う出だしで始まる、女の悲痛な叫びをモチーフにした歌でもあります。
おそらく、妻子ある男性を愛した女が、暮れ正月にその男性が家族の元へ帰ってしまって、初めて嫉妬と孤独に目覚め、ギャーと頭を抱えて吐き散らす歌でもあるのです。

しかし、私が思うには、
　♪何万人の女達がアタシは違うと思いながら♪
　　♪何万人の女達と同じと気が付いてしまう月♪
これは女の「私だけは他の女とは違う」と言う最後の砦（自尊心）が崩れる瞬間の歌であって、妻子ある男性を愛する女だけの歌では無いと思うのです。女として生きとし生けるもの全てが持つ歌なのであります。

そして、最後には
（泣き喚くのも信じきるのも思い切るのも）
　♪みんな自由だ、みんな自由だ、人恋しと泣け、十二月！！
とし、ジャン！！！と激しい勢いで終わる曲なのです。崩れて叩きつけても立ち上がる力強い歌だと思っているのです。

とてもカラオケ喫茶で親の目の前で歌える歌ではありませんが、いつか必ずどこかで歌ってやる。（でも、場が引くか・・）

父が歌ったのは、
「カスバの女」←昔、母がよく歌ってた
「粋な別れ」（石原裕次郎）
「夜よ泣かないで」（松山千春）
「サンバディズナイト」（矢沢永吉）

ここらは父の十八番中の十八番です。^^

すっかり気を良くした父は、「また新しい歌を覚えたいから、レコード（ＣＤの事）を買いたい」と言い出して、その後でＣＤショップに行きました。
「ふたりで竜馬をやろうじゃないか」と言う歌がほしいと言うので、「ほんとにそんな歌あるのか？！」と思って、店員さんに尋ねた所、ほんとにありました。
堀内孝雄と五木ひろしがデュエットしている曲だそうです。^^;
　　　　　　↑
そのうちこの曲が聴ける日が来るのかな？楽しみです。

けだるい休日です

・・・暑い・・・・・。

今日、暑いですね。(T_T)
今日子供が部活の試合で、５時半に家を出たので二度寝をしてしまいました。昨晩もkekeさんが夕方から寝てしまって、起きたのが夜中の１時だったんですよ。体内時計もめちゃくちゃです。

そんな事もあって、二度寝をしてしまったのですが、それから日曜の午前中は横になりながらＴＶをずっと観てしまって、アッコにおまかせを観ながら、又うたたねをしてしまい、何もしないまま現在時刻を迎えております。

せっかくの休みなのに何もしてません～。＞＜
気が付いたら、暑くて、もうする気もなくなっております。窓を開けてますが、かえって暖かい空気が入ってきてるんじゃ？とさえ感じる午後です。
せめて今日は扇風機くらいはこれから組み立てよう。。。

やっぱり夏は早起きして、午前中に気合を入れて、何か一つは家事を終わらせておきたいものですね。（掃除でも、台所なら弁当のオカズ一つでも作って冷凍するくらいの事はしたいものです）これ一つするかしないかで、午後の気持の持ちようが全く変わってしまうからです。
これから今日の午後もおそらく、ろくな事はしないでゴロゴロしたまま過ごすと思われますが、午前中（と言うか朝に）何もしないで寝て過ごしてしまうと、何とも後味の悪い午後になってしまうようです。

まだ１時半過ぎなので、これから幾らでも有意義な休日へ気合を入れる事もできるはずなのですが、既にもう今日何かしようと言う意欲がありません。扇風機を組み立てる事と、じいちゃんの顔でもちょっと見て来るかと言う事と、スーパーで買い物でもして来ようと思います。

そして、この暑さですが、暑いと言いながらも、我が家ではまだまだ屁のカッパです。これから真夏がやってきて、この暑さが２週間も３週間も続くと思ってたら、こんな程度でめげてられませんわな。

kekeさんは野球の試合から帰ってきて、昼飯を食べてから部屋に閉じこもっています。ドアを閉めているという事は試験勉強をしているのか、ドアを閉めて試験勉強をしているフリをしているのか判りませんが、勉強している所を決して見られたくないと言う姿はまるでツルの恩返しみたいです。

しかし、この暑さでよくドアを閉め切りにできるなぁ・・・。不思議な子です。
（今覗いたら、窓も閉め切りだったようです。）

さぁ、ボチボチ外に出てきます。夕飯くらい作るかな～

ドラッグストアで化粧水

昨日は化粧水が無くなってしまって、急遽ドラッグストアに行ったのです。

・・・あのsakeさんでも化粧水使うのか、と思われる方も居るかもしれません。そう言えば毎年夏は使わずに終えてしまったような気がします。真夏にあまりに暑いとそれだけでモーローとするので、もうそんな事はどうでも良くなってしまうのです。冬は冬で、洗面所があまりに寒いので、やはりそれらはどうでも良くなってしまいます。風呂上りの暖かい体でいるうちに化粧水をつけないでコタツに入ってしまうと、もう化粧水ごときでコタツから出るのが億劫なのです。

以前、カリスマ美容先生の本を図書館で借りたら、『お肌が荒れ過ぎて、どんなものをつけても立ち直らない時は、一晩顔に一切何も付けないこと。騙されたと思ってやってみてください。』と言う文面があって、これを読んだ瞬間、「はぁ～？」と思ってしまいました。今まで私は何を顔に塗ってたんだ？？

そう思って行くうちに、だんだんファンデーションがもったいなくなって、だんだん薄くなり、誰も何も言わないので、ついに買うのも止めてしまいました。今はファンデーションの代わりに日焼けクリームを代用しています。（用途違うからホントは代用じゃないんだけど）

そんな私でも、化粧水が無くなりそうになると、やはり気になって買おうと思うのでした。たいしてつけもしないけれど、無くなってしまうのは女心として忍びないのです。

そして、昨日行ってきましたよ。ドラッグストアに。
昔懐かしいヘチマコロン、アロエ入り、美白効果・・etc。「無添加」と書いてあっても、裏を見るとたくさん成分が書いてあって、いまいち無添加の意味がよく判らない。
私が30分以上迷いに迷って買ったのは、「スーパーヒアルロン酸入り」と、でかく書いてあった化粧水です。ヒアルロン酸は小じわにいいと聞いていたのですが、スーパーヒアルロン酸はその２倍のヒアルロン酸が入っているそうですよ。名前に負けて1000円もしたけど（←その数百円の差額で30分も悩む）、買ってしまったですよ。。。

さぁ、スーパーヒアルロン酸の効果はどうだろう？
私が買ったのはライトの方だったのだけど、これでも十分にドロンとしてて、『美容液？』と思うような化粧水でした。もったいなくてあまりつけられないんだけど。

たまにドラッグストアに来ると新しい発見がありますよね。
私の昨日の驚き発見は、『ふくだけコットン』も今ではいろんな種類がお店に並んでいること。『ふくだけコットン』って最初「こんなのわざわざ誰が使うの？」って思っていたんだけど、kekeさんが試供品をもらってきて使ってみると、これがまた便利。特に寒い冬は顔を洗うのも面倒なので、コタツに入りながらこれ一つで顔がさっぱりするのは嬉しいです。^o^

夏用クール入浴剤も値段も手頃なのがあるし、ドラッグストアって楽しいですよね。^^

想像力の欠如と、知識のアンバランス

[社員寮管理人夫婦殺害] 「人いること知らせたい」　殺害後、爆発の動機 - goo ニュース

この前も、高校生が隣の教室の授業中に爆弾投げ入れたのも驚愕したばかりだったのに、今度は親を殺して自宅に爆弾をセットした高校生が居ると言う。

この容疑者の彼は去年の12月に友達と空家に勝手に入った所を大家さんにみつかって、学校にバレ、親が呼び出された事件があったそうだ。それから「親が冷たくなった」と彼は思ったそうだ。それから、夏休みも親の手伝いでこき使われたり、父親に「俺より頭が悪い」と言われた経緯もあったそうだ。

朝のワイドショーで、（たまたま私が観ていた場面では）児童心理の専門家のような人が、この容疑者の彼に同情的で「彼をここまで追い詰めたものがあったから云々」と語っていたけれど、↑これらが親を殺すほどの原因になり得るだろうか。どこでもある当たり前の事なのでは？

私も中学高校時代は、両親なんて嫌いだったし、「親なんて居なくなればいい」と思った事も一度や二度では無いと思う。でも、親を殺して爆弾を仕掛けるなんて考えもしなかったし、それができる所がおかしい。私がその位の年齢の頃、「両親を金属バッドで殴って殺した」中学生（高校生？）が居て、あれはかなり話題になった。当時はグリコ森永事件くらいのインパクトがあったのだが、この両親を爆発させた事件や、隣の教室を爆発させた事件は、果たしていつまで語り継がれるであろうか。そう思うと、いよいよ怖い世の中になったものだ。

事件を起こした後の少年達はお粗末で、教室に爆弾を投げ込んだ彼も校庭内で養護の先生に見つかっているし、両親を爆発した彼も旅館で怪しまれて通報されている。そもそも所持金３万円で何日逃げられるのか、逃げ隠れる気持も元々なかったのかもしれないが、「こうしたらこの後どうなる」と言う想像があまりにお粗末だと思う。

しかし、そう言うお粗末な子供世代が、爆弾が作れ平気で扱える。それが一番おかしい。あのＪＲ事件の後、線路に石や自転車をわざわざ置いて面白がっている大人（？）や子供達。
みんな似ている。みんなおかしい。人間ではない。

そうかと思えば、９ヶ月の赤ちゃんを５階から投げ落とした母親も居ると言う。理由は夫婦喧嘩だそうだ。これも一緒。若いお母さんがまた・・と思ったら、４０代の母親だそうだ。

今、ドラマよりもニュースの方がよっぽど過激じゃなかろうか。
今に、こんなニュースを見ても何とも思わなくなってしまうのだろうか。
もっとも「うちの子供は絶対にこんな闇がありません」と私は言い切れるだろうか。

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カミングではなくドロップアウト

さてさて、この前中間テストが終わったと思ったら、もう期末テストです。そして、夏休み前には初めての三者面談があるのです。

先月の塾の復習小テストでは、初めて国語で平均点を越えました。まぐれでも奇跡でも（今までには無い事なので）嬉しいです。

しかし、うちの子が初めて平均点を超えたと言う事は、今まで平均点を越えていたのに、だんだん平均点におぼつかなくなったお子さんも、どこかにはいらっしゃるのだろうか。今はこうして、「平均点以上になった！」と両手を挙げて喜んでいても、２学期になったら、またまた急降下するかもしれず、その時のkekeさんの気持はどのようなものになるのでありましょう。誰かを競い合いを続ける限り、このジレンマは付きまとうのです。

高校に入っても人によっては大学受験が、社会人になっても査定を巡る競争が続きます。専業主婦になってさえ、リッチ加減、旦那や子供で、お隣さんと比較して生活していくのです。と書くとイヤらしいですが、少なくても私は、結婚していた頃はそんな意識を多少なり持っていたような気がします。

私は母子家庭になってから、人と張り合う事がだいぶ無くなりました。離婚した当初は「これで何もかも無くなった、惨めな母子家庭」と思ったものの、なってしまえば、貧乏なのも、部屋が汚ったないのも、夕飯がファーストフードなのも、『うちは母子家庭だから』と言う言葉一つで自分を許すことができるのです。それに、家庭内で部屋が汚い事も、夕飯がファーストフードな事も、家の人間が良ければいいのでは？隣と我が家を比べなければ、何てことは無かったのです。

エアコンもつけない汚ったない部屋で、安いハンバーガーかじりながら、子供とＴＶを観ながらゴロゴロしてる。
でも、それで幸せでいられる事が、私の誇りです。

たしかに競争を続けていないと、人は上に伸びないかもしれません。国は滅びてしまうかもしれません。でも、全員が全て競い合う必要は無いかも。そして、それに気づくのは、トップから離れてカミングアウト（正確にはドロップアウトでした）してからかもしれません。

kekeさんはこれからどうなるのでしょう？
でも、例えビリっけつになっても、誇りは持ち続けてほしい。
それは可能なのでしょうか。

今日は営業Ａさんから、牛丼の割引券を何枚もいただきました。それでは今日は夕飯は牛丼にしましょうか。^o^

お金は計画的にお願いします

そう言えば、まだ送別会から腹の虫が治まらなかった日曜日の午後、社員のＹＫさんから電話が来ました。

「sakeさん、仮払い精算してください。」
「えっ！今からですか？今日会社休みの日ですよ。」
「それが無いと今日困るの。俺がこれからsakeさんの家まで迎えに行くから（会社に行ってよ）。」
「えぇ・・でも・・・ＹＫさんの仮払いって、そんな大きな額でしたっけ？」
「3000円ぐらい。」
「えっ・・。」

私は数秒間沈黙を守った。この無言の沈黙でどうにかＹＫさんが居心地悪くなり、違う方法を見出してくれるのを祈った。何故、私が彼の3000円の小遣いのためにわざわざ休日会社に行かねばならないのか。でも、彼は決して譲らなかった。
「だって、sakeさん昨日サ、俺が昼寝しているうちに、いつの間にか帰っちゃったでしょ。ちゃんと午前中に仮払い（の申請）しておいたのに。」

えぇぇ・・・・（それを言われるとグーの音も出ない）

なぜなぜなぜ？？？ＹＫさんがアパートの一人暮らしなら、まだ分かるけど、彼は両親と実家で同居しているのに。「3000円なら親から借りてくださいよ。」と口の先まで出かかったが、こう言う時のＹＫさんの逆切れは（普段温和な人柄ゆえに）怖いと言うのを知っていたので、何も言えなかった。それに、休日に事務員を起こしてイヤイヤ会社に行かせるほどの金の用事とは一体なんであろうか。

「じゃ、今からＹＫさんの机の中に入れておきます！（怒）」

電話を切って、私は子供の居る前で「バッカヤロー！」と吐き捨てると、ほぼ寝巻き状態で自転車をこいだ。この気分でＹＫさんを顔を合わせたら、どんな醜い顔をするか分からなかったので、会いたくなかったのである。

　　　********

翌日。
ＹＫさんはお詫びに牛乳（500ml）２パックと油取り紙をプレゼントしてくれた。（私は牛乳が好きだと思われているのだろうか？）
「いやーsakeさん、ありがとう、助かったよ。」

私は、自分がここで優位に立ったのを確信して、思い切って尋ねてみた。
「ＹＫさんはご両親からお金を借りる事はできないんですか？」
「ん・・ちょっと言えなくてね～前に借り過ぎちゃった事もあったし」
「えっ・・・。まだ給料日まで1週間近くありますけど、3000円で大丈夫ですか？」
「それがね～宝くじ当たってたのよ、ついてたんだよ！3600円。だから大丈夫だよ。」
「あ、そう、当たったんだ。。。」
「6000円買ったからね。」

えっ。
6000円も宝くじを買うなんて・・ＹＫさんが貧乏なのかリッチなのか、だんだん分からなくなってきた。少なくとも、私の金銭感覚と彼のそれとは異なるものらしい。
それにしても、明らかに嫌がる私を無理に会社に行かせるほどの彼の理由は一体何だったのだろうか？知りたかったが、やはりそこまで訊く事はできなかった。