きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

同期の仲間たち

2005-07-31 | 日記

今日は、初めて勤めた会社の同期女友達と会う事になっていた。
合計4人。
まだその会社で働いている2人、脱退者2人。
既婚1人、独身3人。
4年ぶりの友達2人、7年ぶり1人。

集まるのは既婚してまだ小さな子供が居る友達のお宅。
その友達の家に行くまでには、私は思い出の駅を幾つも通り過ぎることになる。

高校時代降りた駅。
勤めた会社の駅。
元旦那が家出した先。
みんな私の軌跡。一つ一つ思い出していく。

もちろん、話の中心は18年前の同期の仲間の話。
誰が課長になったとか、部長になったとか、誰が結婚したとか。
それから、どんどん話は遡って18年前の話になった。
あの頃、誰が誰とつきあっていて、それからどうしたとか。誰がいつ何かやらかして大笑いしたとか、誰のあだ名の由来はなんだったとか、社内旅行で誰が何をしてたとか。

「あぁ~あの頃の話してたら、年取ったって感じるよね」
「だって独身3人居て、その後どうなった?じゃなくて、昔話ばかりなんだもん、私たち。(笑)」
「でも、久しぶりに(記憶戻して)頭働かせた~」
「うん、今日のこの話が無かったら、二度と思い出せなかった事ばっかり。(笑)」

 ーでも、みんな変わってないね。ー

私以外の独身の2人は、一度も結婚した事がない。
「これから結婚考えてる?」
「ん~、いい人が居れば考えるかもしれないけど、このままならこのままでもいいかな・・って。」

そうだよなぁ~
2回結婚しても、最後離婚したら同じだし。

独身の友達は、楽器を習っていたり、ゴルフレッスンを受けていたり。そんな楽しみもいいなぁと思う。でも、その代りに子育てを与えられた自分の人生も、まんざら捨てたもんじゃない。

あれから4人、全く違う道を進んだ女友達。
でも、その中で誰が一番でも、誰がビリでもない。
それぞれ、自分のやりたい道をそのままに進んで、そのまま生きて、そしてお互いに認め合ってる。
みんな全部ステキな生き方。

ほーれ、ごらん。結婚して子供を産むだけが女の生き方ではないのよね。
(どこかの会社の男達へ)

同期の男の子達で、まだ結婚していない男の子も何人も居るそうだ。それがまた「なんであんないい子が?」と言う子が結婚していなかったりする。
内心、「この年で今更そんないい人が見つかる訳ないじゃん」と思っていた私であるが、遠い知り合いでも「あんなにいい子」が独身で何人も居ると聞くと、全国レベルで考えたら、男も出会いも、これからまだまだ星の数ほどあるかもしれないな、そんな気になる。
(かと言って、焦って探し出す事でもない。)

結構、生き続けているって楽しい事なんだな。

帰りもまた同じ駅を通過する。
ぼんやり昔何百回通った景色を眺めてる。
あんなに毎日見ていた景色でも、何が変わって何がそのままなのか、よく思い出せない。
全て今ある景色がそこにある。

もう、私はこれからを見つめて、歩いていこう。
私の前にあるものは、これからの自分だ。

1年○組のビンタ

2005-07-30 | 日記

時々スーパーで中学1年の時のクラスメートのI君に会う。
時間帯が似通っているのか、たびたび会うので、思い切って声をかけてみたのが半年前だったのかな?

「えっと・・・sakeさんの下の名前は。。。」
「(下の名前の一文字)・・・・」
「そうだ!○○○ちゃんだ!」とI君は喜んでくれた。

そして、それから会う度に少しづつ話をするようになり、I君はパソコン関係の仕事をしているらしい。
「いいなぁ~パソコン得意で。私はよく判ってないから、今いじったらもう動かなくなっちゃうと思って、何もできないのよ。」
と言ったら、メアドを教えてくれた。

それから実は2ヶ月くらい経ってしまったのだが、暑中お見舞いもかねてメールを送ってみた。

中学1年○組かぁ・・・

あのクラスはよく覚えているクラスだ。どこのクラスでも先生の言う事をきかなくて、フザケタ事をする男子が1人は居るものだが、あのクラスはそう言う男子が3人居て、率先してフザケテいた。例えば、音楽の時間では先生が「もっと大きな声で歌いましょう」と言うと、ものすごいどなり声で歌い始め、3軒先まで聞こえそうな声で歌うのである。
図形の時間は、オバアチャン先生であまり怒らなかったので、誰も授業を聞いていなかった。歩き回っていた人も居たかもしれないうるささで、クラス内はぐじゃぐじゃだった(ような印象がある、正確には違うかもしれないが)。あ、考えてみれば、当時言葉が無かっただけで、あれは『学級崩壊』と呼べるかもしれない。

そして、また担任の女の先生が迫力がある先生だった。
その先生は新卒の若い小柄な先生だったのだが、その1年○組に見合うくらいエネルギッシュだった。

今でもキョウレツに覚えているのが、誰かが何かやらかして、その担任の先生が「誰がやったのか名乗り出なさい!」と言ったのだが、誰も名乗り出なかった。ので、先生が怒って、男子全員を教室の後ろに並ばせたのである。
それで、男子全員一人一人にビンタをしていったのである。もちろん、あのいつも率先してフザケテいた3人の男子もこの時は黙って先生のビンタを受けていた。

あの光景は、今でも目に焼き付いて離れない・・。
一体、あれの事の発端はなんだったっけ・・・?


しかし、ひょんな事からあの事件の真相が判った。
それはI君から来た返事のメールだった。

「sakeちゃん、あの事(上記のビンタ事件)覚えてる?あれ、実はボクとTが同じ班のUの雑巾を知らないで、汚いからって捨てちゃったんだよ。」
その後で「(どうしても名乗れなくて)みんなごめんよ~(T_T)」と書いてあった。

そうだ、思い出した・・・U君の雑巾がなくなって、それが教室のゴミ箱から発見されて、先生が「捨てたのは誰だ!」と怒り出したのだった・・・・。
それで、「誰も名乗り出ないのか!」となって、男子が並ばされて・・・・。

27年後の今になって、こんな風に判明するとは。
でも、I君が気にするほど、もう誰も気にしてないと思うなぁ。だってあのクラスの人達だもの。今ではもう笑い話だよ。

それにしても、今の中学では絶対あり得ない光景だよなぁ、あれは。

マカディアと言うお酒を買う

2005-07-29 | 日記

今日はいつもと違うスーパーに行ったら、このお酒が目立つ所にたくさん並べてあって、思わず惹き込まれてしまいました。

なんでも、このお酒は「マカディア」と書かれてあって、「マカ」とはアンデスで栽培されているインカ帝国時代から受け継がれてきた聖なる植物だそうで、パワーが秘められているとか・・・・売り場には更年期障害や生理痛にもいいと書かれてあって、さらにその下にはカクテルのレシピ(ロックで飲むのはもちろん、ウーロン茶やオレンジジュースで割るレシピも書かれてあった)があって、私はそこで立ち止まって、そそられてしまいました。

「酒だけど健康とキレイを促進する」・・・このフレーズに生理的に弱い。

日頃はこう言うカクテル系は決して買わない私。
何故なら、好きなのでつい飲みすぎて酒単価が上がってしまうからです!

これもこれでわずか275mlなのに、558円もする。
マカディアの前で、悩む自分。
これを買うか否か。

でも、このマカディアはアルコール分16%だから、ビールより3倍な訳で、すなわちこれを3倍に薄めてビールに等しくなる。と言う事は
275ml×3倍=825mlのビールを買ったのと同じ計算になるのか・・・。

やっぱり買ってしまった。

そして、夕飯(ウナギ、スーパーのギョウザ、昨日の残った炒め物)を並べて、最初にマカディアをロックでキュッと飲む。(←結局3倍には割らない)

(うまい・・・)
甘さもさっぱり系でフルーティである。いかにもビタミンCが豊富にあるような味である。これなら肌と健康にいいかもしれない。もう一度味わって飲む。これが558円の滅多に買わないカクテルの味か・・・。

満足した所で、私はこのオン・ザ・ロックのマカディアを二口飲むと、グラスにサランラップを上から掛けて、冷蔵庫にしまった。このままどんどん飲んでしまうと、558円の半分以上は本日飲んでしまうだろう。もったいないから、続きは明日飲む事にしたのである。

そして、今度はいつもの発泡酒を開けて飲んだ。順序は逆なような気もするが、やはりお酒は最初の一口が一番味がわかるし、美味しいのでこれでいいのです。

※冷蔵庫にしまったオンザロックのマカディアも、その後で「氷で薄まってもったいない」と思って、結局本日飲んでしまいました。

三者面談

2005-07-28 | 息子keke

とうとう三者面談。

先生にどんな進路に進みたいのか尋ねられて、まだはっきり答えられない息子。
先生の話では「進学したい方向や高校が具体的に決まると、もっと勉強意欲が湧く」そうです。

「例えば、どんな特色のある高校に行きたいですか?」
「う~ん・・・・」←とても困っている。

本当に何も考えていないのか、おぼろげに考えていても外に向かって言えないのか。
でも、私も中学の時なんて何も考えてなかったもんなぁ・・。
普通に高校に行って、(友達が進学する友達だったから)普通に大学に行って、普通に遊んで恋愛して、普通にお嫁に行って、子供を産んで専業主婦になるつもりだった。
それがどこかで狂って、ちょっと予想外の人生にはなっているけれど、もともと頑なに「こう言う生き方じゃなければイヤだ!」と言うものが何にも無いから、その場その場で今ある環境を受け入れて生きている。それは案外今の自分の強みだったりする。

私自身が『目標を持って何かをする』って言うのが苦手なのかもしれない。
そう思うと、「どう言う方向に進みたいですか」と訊かれて答えられない子供の気持も何となく判るのだが・・。

うちの場合は、まず目標の学校を見つける事が課題となりました。
高校の見学も、先生の話ではなるべく一人で行くか、保護者と子供で行くのがいいそうです。なぜなら、友達と行ってあまりはしゃいでハメをはずすと(学校の)印象が悪くなるから。

「ねえ、いつも仲のいいAKIクンは、何処ら辺の高校受けるの?」
と訊いて、驚いてしまった。彼はどうやらトップクラスの成績のようである。
それじゃ、まったく参考にはならないか。。。

三者面談が終わると、野球部の練習しているのが見えた。
kekeさんは、すごく懐かしそうにしばらくたたずんでいる。
本当は今からでも、その輪の中に入りたいかのように。。。

中学生活、楽しく過ごせて良かった。
高校も、同じように楽しく過ごせる学校と巡りあえますように。

でも、その前に課題が山のようにあるんだよなぁ~・・・。

海を見にいきたい

2005-07-26 | 日記

また早い時間に目覚めて、たまたま手に取ったのは「Relax in Blue 明日はきっと元気」と言う本。

右ページには綺麗な海の写真、左ページには癒しのメッセージが書いてある。
読んでいると、困った事も不安な事も本当はどこにもないような気になる。

 「そう思えば
  大したことなんて なにひとつない
  地球が爆発するわけじゃないし
  したとしたって かまわない 」 (原文のまま)
 

それは自分の心の中のオバケ。
謙虚なつもりで、欲望にしがみついている自分の心。
こう見られたら恥ずかしいとか、そんな気持。


海を見に行きたいなぁ。
それが、まだ今年夏休みが決められなかった理由。

子供の手が離れたら、行きたい場所はたくさんあった。
電車乗って、たくさん海を見るつもりだった。
でも、いざとなると、ためらう。
どうして?
ひとりぼっちと向き合うのがこわいから。

いつからそんな臆病になったんだろう。
やる前にためらうより、やって後悔する方が得意だったのに。
昔は、そうやって一人でブラブラ出かけてたよ。

でも、こんな年じゃ、みっともないよ。

何が起こるかはやってみなければ、わからないのに。
淋しかったら、次から行かなければいいんだから。
みっともないなんて言葉、いまさらないだろ?

今まで疲れて寝るだけだった連休。
ほんのちょっと、時間と元気がたまってきたんだから。

さぁ、あともう少しだぞ。
(とは言うものの、ビデオカメラも夏休み中に見るはずだったのだが!)

休日出勤した日

2005-07-25 | その前の会社

昨日は日曜なのに、休日手当つかないのに、仕事に行ってしまった。
大量の打ち込み頼まれてたけど、急ぐ仕事ではなかったのに。
kekeさんは夏期講習に行ってしまったし、家で料理する気分にもなれず。最近、本当に家事に力が入ってません。どうしたんでしょう。。

仕事がしたくて、来たんじゃない。
他にする事が思い浮かばなかった、淋しいなぁ。
そんな仕事、しばらく寝かせておけば、「やっぱやらなくてもいいや」って事になったかもしれないのに。

あぁ~あ、やっぱり誰も事務所に居ないのかぁ~。
たまにこうして休日出勤しても、誰にも知られる事無く終わる虚しさよ。
(我が社ではタイムカードで残業と休日出勤は記載してはならない事になってます)

そして、パチパチ・・・キーボードを叩く。
細かい入力が多くて、予想以上に時間が掛かってる。。
(くそ~、これ全部私にタダでやれってか・・)
軽く依頼者を憎んでしまう。

と、その時、車の止まる音がした。
誰だろう?

やってきたのは、Nさん。
「良かったよ~sakeさん、居てくれて。」
「どうしたの?!」
「急にお客さんのお母さんが亡くなったんだよ、香典のお金用意して。」
「えっ」
「社長が、さっき電話で都合が悪いから俺に行けって。(怒)」
「そうなの?」
「昨日、設計事務所の先生が(社長に)連絡を取ろうとしたけど留守電で連絡つかなくて、今日になって俺が行く事になったんだよ。」
「そうなんだ・・・」
「あ、香典袋は俺が用意するから、sakeさん、花環の手配お願いね。」

「でも、sakeさん、居てくれて良かったよ。給料前なのに・・これ、すごいでしょ、急に言われたから、喪服のズボン合わなくてさ~ほら、ボタン全然しまらないの。」(←かろうじてベルトだけでズボンが持ち上がっている状態)
「あぁ~~◎◎それで大丈夫ですか~」
「うん、大丈夫、大丈夫、それじゃ~ね。」

と言って、Nさんは出て行ったのだった。

通夜と言っても、ここから車で片道1時間もかかる場所。せっかくの日曜日なのに・・・。
Nさんはその後もボーナスやその他一連の件で怒って、先日BRさんに抗議したそうです。(夜の事務所で、互いにぶち切れたそうですよ)

でも、汗だくで喪服を着て「sakeさん居てくれて良かった」と言う彼を見て、今日はやっぱり来て良かった。一人で細々とキーボード売ってる私の姿、クッションになったかな。
これは虫の知らせだったのかも・・・。

ボーナスも休日手当も無しで、通夜で社員を呼び出す?!自分らで行ってくれ!って思うよ。手当出さない休日に社員を動かすのを当然と思わないでほしいわ。

その後で、積んであるお中元をみんなに配って、自分もしっかりビールを持って帰る事にしました。(残業手当の代わりだい)何だか去年より数が少ない。
(もう誰かこっそり持って帰ってるんじゃないの??)

旦那が居るか、居ないか

2005-07-24 | 母子家庭だから思うこと

3年生が引退した部活で「3年生(の保護者)をねぎらう会」があるそうです。

そう言えば部活の飲み会、ずっと行ってなかったなぁ。こう言うのって、行けば楽しいんだけど、行かないとズルズル行きにくくなっちゃう。試合も観に行ってなかったし、話に入って行けるかしら。
でも、今回は先生やコーチにお礼も言いたいし、出席しようか。

出欠をまとめているKさんのお宅に電話。
「あぁ~sakeさん、良かった!今回平日でしょ?旦那さんが早く帰れないからって、参加する3年生のお母さん少なかったの!」
「そうなんですか~よろしくお願いします。^^;」

その翌日。

小学校の時に同じクラスで仲良かったお母さんから電話が。
「sakeさん、今度の飲み会ね、今の所3年生の出席はうちとsakeさんとKさんの3人しか集まってないんだって。」
「え?!これだけ大勢居るのに?」
「何かね・・また9月にも飲み会あるみたいでね・・。」

最近、全然行ってなかったから、全く状況が見えてないんですけど。。。

それぞれ家庭の事情はあるし、年寄り抱えている家も、小さなお子さんがまだ居る家もあるだろうけど、それにしても中学3年の保護者の飲み会で『旦那が早く帰れないから』でそんなに人数減るのかな。

今まで学校の役員もしてこなかったし、こうした飲み会や懇親会も参加する方じゃなかったのも、自分では負い目になっていた。たまに行く飲み会で夜9時で中座してたのも、負い目だったけれど、一度も『うちには旦那が居ないから』とは言えなかった。

でも、そんな事はなかったのか。
『うちには旦那が居ないから』と言えてしまっても良かったのか。
でも、何だか微妙に違うな。
『旦那が早く帰れないから』と『うちには旦那が居ないから』

私がそれを言っちゃったら、最後の砦が崩れてしまうような気がする。

『旦那が早く帰れないから』と言う人を批難するつもりは毛頭ない。私だって『うちには旦那が居ないからしょうがないよ』と内心は思いながら、いろんな事をサボって来たのだから。

ただ、何のためらいもなく、その言葉を簡単に口に出せる人達が羨ましい。
同じだけど、やっぱり違うな、この言葉。


おうちに帰ろう!

2005-07-23 | 息子keke

もう子供達は夏休み。

昼休み家に帰る。ご飯さえあれば、いちいち帰らなくてもいいような気もするが、一応帰れる時は帰ってる。

自転車に乗ってると、部活で登校する子供達の姿が見える。
去年までは、kekeさんはこの中に居たんだ。
もうあの子達の学年の子供は、ほとんど見なくなった。
そんな事も何となく淋しい。

自分はこの7年間、ほとんど同じ仕事と同じ家事と、気休めに本を読んだり、メールやブログを書いたりして過ごしている。そのどっぷりつかったぬるま湯の中で、「最近こんな事にハマってます」と言う事をしてみたりする。そして、それを「何となく幸せ」だと信じて生きている。

彼らは違う。
1年1年何かが変わっている。
来年の今頃は、kekeさんと同じ年の子供達は、もうこの中学を登校していない。全く違う場所で、全く違う友達が居て・・・。

 -今は全く予想もつかない未来が、そこにはあってー


昨日、スーパーでたまたま会ったお母さん。息子さんは今年高校に入ったところ。
「学校説明会行きました?」
「私は一つ行ったかな?子供は何校か見たみたいよ。文化祭の方がいいかもね。学校によって全然雰囲気が違うから。」

学校説明会って、もっと秋口にあるもんだと思ってた~。ーー;
いまいち、腰が上がらないと言うか、例え「この学校の雰囲気kekeには合わないわ」と思った所で、成績が合わなければしょうがないし、私が「ここは止めてここにしなさい」って言ったって、子供が素直に「ハイ」と言うだろうか。

いや、たぶん、夏休みや有休を使うのが億劫なのかもしれない。
私って、いつから、こんなダラダラ怠けた親になったんだ?
でも、そう感じるんだから、しょうがない。              

そのお母さんの上の息子さんは、中学で体調を壊し、1年近くお休みしてしまったそうです。そして通信制の高校を決めて、家ではしっかり自分で勉強をしたそうです。
「家で自分で勉強?!それができるなんて、偉いわ~」
でも、何よりもそんな息子さんを黙って見守るお母さんがすごいなぁ、と思うのでした。私だったら、ああでもない、こうでもない、とキリキリしそう。

今から、キリキリしたって始まらない。
その時はその時でまた考えれば、どうにかなるだろうよ。
高校だって、星の数ほどあるじゃないか。

考えてみれば、母子家庭。普通の人から見たら、「あぁなったら、どうしよう」みたいな所、あるじゃない。
でも、私達はこの中で笑ったり、泣いたりしながら、結構愉快に暮らしてる。つまり、その中に入っちゃえば、案外どうにかなるじゃない。それをうちらの子供達は、とうに知ってるはずだよね?

さぁ、kekeさんの待ってる家に帰ろう!

今はもう一度眠れる

2005-07-18 | 息子keke

昨日は暑さで目覚めて、夜中2時半だったかな?
ここで眠れそうに無いので、もったいないからパソコン開けた。

書いたり読んだりコメント入れてたりしたら、だんだん空が明るくなって7時になってしまった。

でも、大丈夫。
子供は起きて来ても11時近くだし、昼飯が間に合えば何も言わない。
もう一度眠れる。
それでもダメだったら、午後昼寝もできる。

小学校の夏はこうは行かなかったかな。
真昼に子供を放ったらかして寝るのは、何だかルール違反のような気がした。
休日は野球もあったから、寝てもいられなかった。
子供の友達が遊びに来てくれて、彼があまり気にしない性質の子だったので、遊んでもらってる間、部屋の隅でうずくまって寝てた事が何度かあった。

「sakeは早く寝ちゃうから、つまらない」
よく言われた。
平日の晩は、仕事が終わって、買い物が終わって、風呂と食事を済ませて、横になるだけで、まるで電池が切れたように眠ってしまった。

「そうかぁ、それだったら起こしていいよ。」
毎回そう答えた。
「昨日起こしたけど、起きなかったよ。」
「それじゃ、ぶん殴って起こしていいよ。」
「やったら、怒ったよ。」
「ほんとう?覚えてないよ。もっと殴っていいって。」
「殴っても起きないよ。」

そんな会話を毎回してたのが、4年生位までだったかなぁ。
5年生の時には、もう諦めてあの子は一人でTV観てた。

一度「酒を飲むからだよ」と言われて、一時期止めた事もあったけど、やっぱり電池が切れたように眠ってしまった。
早く寝るから、目覚めは4時半頃で、こうしてだんだん外が明るくなるのを見てた。

今から思えば、「もっと子供に合わせてやれよ」って思うけど
あれでも、精一杯だったの、たしか。

後で後悔したくなかったから、あの頃はいつもkekeの事、考えていた。
それだけは間違い無く確かだった。
あんな程度の母親だったけど、君はどう思っていたのかな。
そして、いつか、あの頃をどう思い出すのかな。

あの頃がどうであろうと、君は君の人生をもう歩き出してる。
自分の考えを信じて行けばいい。

もう一度眠れる。
今は、いつでも眠れる。

過去の事は何も後悔していない。
あれでも、精一杯だった。

今夏のボーナス

2005-07-18 | その前の会社

今月も社内集会はあったが、とうとう賞与の話は一切無かった。面と向って立ち上がる者は居なかったけど、かなりみんな怒ってた。

「sakeさん、気持がないよ。『これだけしか出せないけど』で、1人5万10万なら幾らでもないだろ?」
ほんと、Aさんの言う通りだわ、と思った。それで事情説明も何もなく賞与が話題にも昇らず自然消滅すれば、みんな怒るわ。

その時、ひょっこり前の社長が会社に現れた。今はうちの会社からは手を引く事となったが、もう一つ個人経営の会社を持っている前社長である。
営業Aさんは「(前)社長の会社の方のボーナスは出ましたか?」と尋ねた。

「あぁ、普段少ない給料しか渡せんから、ボーナスは出しておいたぞ。・・・ん?sake、ところでこの会社のボーナスはどうだ?」
「あ・・ハッキリ言われてません。上司BRさんには一度尋ねたのですが。」

営業Aさんは「へへへ」と言う顔をして、(それじゃ、俺は仕事に)と事務所を出ていった。

「それはおかしいな。これだけ社員がみんな忙しく仕事をしてるんだろ?それでボーナス無しではあるまい。私は聞いとらんぞ。」
この『私は聞いとらんぞ』の意味の奥は深い。この前社長への決算報告で、社長や上司BRさんは少々数字を変えて、会社の経営は順風満帆風に報告しているから、このような言葉になるのである。

「えぇ、まぁ・・・どうなんでしょう・・」と言うしかない。
「sake、電話を貸しなさい。これから私が(社長の名前)に訊いてみるから。」
「えぇ~~!!◎◎今、ここからですか?まるでこれでは、私が告げ口をしているようになってしまいます。」
「いいえ、気にすることは無い。こう言う事はハッキリしておかないといかんぞ。」

私もちょっとだけ期待しながら、社長の携帯番号を回して、電話を差し出す。
ちょっとでも出てくれたらいいなぁとワクワクしながら待つ・・。

「sake、やはりこの夏は出せないそうだ。まだこれからの展望が立ってないらしい。その代り、冬は出す事を考えているらしいぞ。私ももう会社から身を引いた身だから、これ以上は言えん。」
「わかりました。(;_;)」

でも、前社長は、この春に役員がどれだけ自分達の給料を上げたかを知らない。私に報告書まで作らせて、それは社長の机の中に結局眠ったままなのだ。

しかも現金おろせって言われてるし。これだけあったら、普通にボーナス2回出せるだろう~って言う額の。
でも、前社長に話して事が大きくなったら、話の出元が自分以外にない。この前退職した社員の事も「退職金迫られたら懲戒免職にすればいい」と豪語した人だから、怖くて言えません。

現金の話はBRさんには報告しましたがね。
「自分らの賞与が無くて、現金?sakeさん、言いたい事は判るけど、営業経費だよ。何もしてなくて、金だけが出るなら俺もその時は言うさ、でも今、それを言い出したらどうなるか、sakeさんも想像つくだろう?」
「・・・・・ハイ。」
「賞与の事はNにもさんざボヤかれたよ。アイツ、仕事を頑張って仕上げて、この前入金させただろ?それで賞与も払われると思っていたらしいよ。」

あ・・。
そうだ、今回は金が無くて賞与が出ないんじゃないんだ。
金はあったんだ。
そして、みんなその事を知ってるんだ。

BRさん、そこ笑う所じゃないよ。本当に怒ってるって。