きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

トイレのタオル達

2004-08-31 | その前の会社
会社でトイレの手拭タオルを毎日交換して洗うのは、どうやら私の仕事と言うことになっているらしい。

しかし、忙しいを理由にそれは一日おきになり、二日おきになり、今は三日に一度変えていればマシな方になった(たぶんもっと変えてない)。そもそも、私は男子トイレを利用する事は無いので、男子トイレのタオルはどんなに湿って汚れていても気が付かないのだ。

洗濯機を開ける。前に洗濯した男子トイレのタオルがすっかり干し忘れて、洗濯機の中で脱水終わったままの、渦巻きの姿になっている。
トイレタオルも何本かまとまってから洗濯するので、洗濯する間隔は更に開いていて、この洗濯機で渦巻きになっているトイレタオルは1週間前に洗濯機に掛けたものだったりする(いや、もっと?)。
干すも干さないも、洗濯機の中で自然乾燥してこのタオル達は渦巻きの形にゴワゴワに固まっている。我ながら面白い。もう一度注ぎ→脱水だけして、あたかも今、洗ったかのフリをして、タオル達をやわらかく戻して(干しシイタケみたい)干す。

これをもし、(お局さんみたいな)女性が見ていたら、とんでもない事になったであろう。女子更衣室は今日も私のだらしない行動の噂で花が咲いていただろう。

あぁ~良かった~。
やっぱり今の職場、いいかもしれない。

営業Aさんだけは、女兄弟が多くて前にホストクラブで働いていた経験があるので、女の目をもっており、薄々気が付いていて、男子トイレのタオルもたまに自ら取り替え、洗濯機の中を開けて前のタオル達が脱水終わったままの姿で居るのをみて、時々ギョッとしているようだ。
でも、「早く干さないと乾いちゃうよ」と言っている所をみると、このタオル達が1週間も10日もこの姿で居る事には気付いていないらしい。

と言う訳で、トイレタオル達もかなり放置されてきた。
今日の朝は、トイレタオルを取り替えて洗う事から始めたいと思う。

平和な生活

2004-08-30 | 母子家庭だから思うこと
昨日の飲み会の話の続き。

近所のお母さん同士が集まれば、家族と学校の話題が中心で、最初は夏休みの宿題がどうだ、から、野球もいいけど勉強もね、なんて言う話題で始まって、「うちの子供は」とか「うちのお父さんはね」なんて言う流れになってしまう。

別に、変に話題を選んで気を回してもらうなんてより、それは当たり前のことだし全然OKなのだけど、そんな時、「私は皆さんとは違う種類かもしれない」と言うぎくしゃくした感触を持つ事は否めない。
公園やスーパーで仲がいい家族連れを見かけることは、全然慣れているから、それは慣れの問題だと思っていたけれど、やはり根本的な「他のお母さん」との溝を自分の中で埋めることが難しいのかもしれない。
皆さんの手がどんなに快く、暖かい手であっても。

生きて行く方向とか、そういう辺りの、溝。
もたれ掛かる何かがあるか無いかの、違い。

でも、私はともかく
kekeさんは他の友達がみんなお父さんの話をしている時に、何を考えて耐えているんだろう。
ずっとしばらく、そういう考え、忘れてた自分に気が付く。

そんな時に「sakeさ~ん、来週の夜開いてる?」とあるお母さんが隣にやってきた。
「夜?夜は子供が1人なんで・・・」
「紹介したい人が居るのよ!」

紹介したい人ぉ~?!(☆o☆)

「同じサークルの彼なんだけど、バツイチで社長さんで、すごくステキな人なの!肌も黒くてスポーツマンで・・」

え~~?!
「でも、まだそう言うのは・・早いんじゃないかと・・・^^;」
「そんな事無いわよ~私、sakeさんにシアワセになってほしいの!変な風に考えないで、気軽にただの友達だと思えばいいんだから!彼氏居るの?私なんて子供置いて、飲みに行くよ~」

でも、まだムリっ。そんな気分じゃない。
「あともう2,3年して、子供がしっかりしたら・・ね。^_^; そん時はヨロシク・・」

恋愛が悪いとか間違っているとかではなくて、今までこれで来ちゃったから、うちの親子はまだ・・・そう言うのはまだ、違うかな。(このまま最期まで行っちゃいそうだけど)

今はまだこんな感じで、余計なコト考えずに過ごしていたい。
穏やかだから。これが平和だから。
やっと平和を取り戻したから。
今の穏やかさが、とても好きだから。

周りのお母さんは、サッと引いたけど、私、このお母さん無邪気で純粋だから、好きなんですよ。

近くにいる友達の笑顔 遠くにいる理解ある仲間達

2004-08-29 | 母子家庭だから思うこと

部活の(保護者の)飲み会だった。

ちょっと行く前から緊張・・・全然事前情報聞いてない。参加はお父さんばかりだったらどうしよう、野球の話ついてけないし、とか。まぁ、どの道忘年会は行けないから(年末は会社と続くし)、誰が来ようが腹を括って、今回は参加すると決めたんだし。

直前で、会場前に誰かと待ち合わせしとけば良かったかなぁ~と悔やまれ、小雨降り出せば出足鈍くなる。kekeさんに「やっぱ家でゆっくりしたかったかなぁ~」と言うと、「sake、居ない方が(自分は)ゆっくりできるから」と言われた。
(いってらっしゃい、じゃなくて、マジ居ない方が良いと言う感じ)

「そう言えば、レギュラーどうなった?」と訊くと
「1年生上手くなったから、ダメかも」と言うんで
「じゃ、今日、先生にお願いしてくるかな?」と冗談で言った。

そんなに怒らなくても、そんな事言っちゃうような度胸ある保護者ではないよ、私は。

飲み会は、ほどよく同じクラスのお母さんもいらして、楽しく過ごせて。今回も自分だけ一足先に帰ったけれど、みんな笑顔で送って頂いて、嬉しかった。
何も言わなくても、事情はきっと判っていただけているんだな~と言う暖かい気持を背中に感じ・・・・。

家に帰ると、偶然ネット仲間から留守電をいただき、折り返し掛けた所、久々にネット上でお会いする事ができ、kekeさんに「早く帰ってきたけど、ごめん~今日だけはPCに張りつかせて~」と言いながら、朝方までゆっくりお話したのでした。^^
(sake、同じ部屋に居ない方がいいとまたマジで言われ)

チロさんが書いていたように私達は『戦友』であり
  (これより合う言葉、本当に思いつかない)
  
  それぞれ子供が居たり居なかったり

  仕事を持っていたり持ってなかったり

  旦那が居たり居なかったり、しながらも

  同じ経験を持ち
  
  同じ言葉を持ち

  同じ力を持ち

  同じ真実を持ち

今でと同じ道を同じ未来をに向かって同じ世界を信じて、走っているのを再確認しました。
  
  ・・・私の『戦友』、仲間達。
  やっぱりここしか、ないって。

近くにいる友達の笑顔と遠くにいる理解ある仲間達、ここを訪れてくれた皆さんに、

これからは、たまに夜に集まってメッセ大会しようぜい!!

(※今日は意味不明の内容ですみません。)   

年齢という名のお化け

2004-08-28 | 日記
スーパー、居酒屋、コンビニ・・・
必ず「従業員募集」の張り紙があると、一瞬だけ足が止まる。

昔だったら主に「時給」だっただろう。今は、年齢制限を見ている自分に気が付く。45歳までなんてのがあると少しホッとする。高校生不可18歳以上なんて言うのも店ン中を覗くと、自分なんてのは圏外って感じだ。

    **************

新入社員としてある企業に入った時、私は23だった。一番仲良しだった友達は24だった。(2浪していたから)
数年前会った時にその友達が言った。
「今でも悔やんでいるのは、あの時24なのに周りからオバサンと言われて、自分でも年寄りだと思ってたのよ~!24なんて、まだ若かったのにぃ~」

そうなのだ。同期で入った中で高卒や短大卒の友達が居たから、自分らは年齢でからかわれたのだ(もちろん冗談の上のこと)。まだ一浪組は男女とも多く居たから、私は彼女ほど悲壮感は感じなかったが、今思うと、なぜ23で自分で自分の事をオバサンだと思わねばならなかったのだろうか。

私が人生の最初で「自分はオバサンに入ったのではなかろうか」と言う自覚が備わったのは、中山美穂の登場であった事をハッキリ覚えている。それまでブラウン管のアイドルは、自分より年上もしくは同世代であった。
中山美穂がブレイクした瞬間に、「自分は盛りを超えたんだ・・」と打ち砕かれたショックがあった事は忘れない。(当時がアイドル全盛期だった事情もあるが)

それから第二に「自分はオバサン」と言う自覚を備えたのは、子供を公園で遊ばせていたら近所の小学生に「keke君のオバサン」と呼ばれた瞬間である。
最初にこの一言をよそ様から(冗談抜きに)呼ばれた時、愕然としたのは私だけだろうか・・・確かにkeke君のオバサンで正解なのだが。

まだ当時、26、27!人から幾らオバサンと言われても、私はオバサンではなかった!写真を見ても、いい娘さんである。それから、28、30・・・・今から見たら、まだまだ全然若い女盛りだったのに。32歳?まだまだいいタレントたくさん居るじゃん。35歳?どこでも就職できるじゃん!!

年齢と言う名前のお化けが、いつも後ろから追いかけて来るよ。
年を追うごとに、足を縛る鎖が重くなっていくのが怖い。
これは、うんと若かりし頃に、若い事やきれいな事のみに熱中、ひたすらかまけていた自分への天罰なのだろうか。

あと10年経ったら、必ず言うよ「あの頃アンタは若かったじゃん。体力あったし健康だったじゃん」。頭では判っていてもどうしても受け入れる事ができない。気が付くと、いつもいつも振り返るだけの愚かな自分が居る。

年々覆い被さる雲は厚みを増してくる。
この雲を打破することはできないのだろうか。
「あの頃、自分は若かった!」

迷ったら一週間寝かすと言う技

2004-08-27 | 私の倹約術
この前、kekeさんとスパイクを買いに行った時の続きだ。

スパイクを買って帰ろうとしたら、kekeさんは、スポーツ用品店のある棚でずっと何か迷っていた。
何か欲しい物があるらしい。(そのために家を出る時に小遣いも用意していたのだ)
しかし、静まり返った店で10分くらい立ち尽くしていると、店員さんが「何かお買い求めですか?」とこちらに来たので、私は慌てて、「いえいえ、また来ます~(^^ゞ」とkekeさんを追い立てるように店を出た。

そして帰り道、自転車をこぎながら、「kekeさん、いい事を教えてあげましょう!」と言った。
「あのね~ああいう風に何か買おうかどうしようかで悩んでいる時は、一週間待ちなさい。そうすると大抵は一週間経つと欲しくなくなるから、無駄遣いが減ってお金が浮くよ。」

これは、sake秘伝の節約術であった。
買おうかどうか悩んだ時は買わないで寝かす。1週間経っても真に欲しい物こそ、本当に必要な物なのだ。

これこそ=金銭感覚を親から子へ伝えようと思ったのに、kekeさんは「やっぱり今から店に戻って買って来たい」と言い出した。もうこの店まで来るのは面倒だと言うのだ。それで、戻る戻らないでさんざ揉めながら自転車で帰宅した。
家に帰ってからも、やっぱり欲しかったを繰り返した。あまりにうるさかったので、「はいはい、そのうち買いに行けばいいんでしょ!」と言ってしまった。

それが運の着きだったと思う。
『手に入りそうだったのに手に入らなかった』と言う状況が、kekeさんの欲求を更に燃え上がらせたらしい。そのうち「実は1年前から本当は欲しかった」等、だんだん妄想めいた事まで言い出した。1年前から本当に欲しかったら、1年前からこのような状態になっていたのではなかろうか。

『一週間寝かす』という技はどうやら、人によりけりだと言う事が分かった。
さんざ揉めた挙句に手に入れた品物は1360円の投球練習用の網(手首に固定するもの)だった。
本当にこれでずっと練習するのかな?

最後はスッキリした話

2004-08-26 | 日記
ちょっと歩いた所のスーパーが24時間営業となった。しかも、ポイントカードを作ってボトルを買うと、きれいな水を浄水器から汲むことができる。
今、朝スーパーでこの水を汲んで来ることが日課になっている。
コンビニもいいけど、スーパーの24時間営業は嬉しい。ここで見切り品を眺める事も最近のマイブームになった。

「それじゃ~今日もこれから行って来るよ」
と、珍しく早起きしたkekeさんに言って家を出た。お菓子買って来て、と言われたので「わかったよ~」と言ってスーパーに行った。今日も見切り品をたっぷり見て、選んで買って自己満足に浸ろうと思った。

しかーし、スーパーに行ってからある事に気が付いた。サイフに300円しか無かった。そうだ・・給料を下ろしたが、まだサイフに1万円札を補充してなかったのだ。その時点でガガーンと言う感じだった。
その上、肉の見切り品コーナーはこの日に限って何も無かった。昨日の夕方は結構置いてあったのに・・・(あの時点でもサイフは300円しかなく、冷蔵庫のもので済ませる事にしたのだった)

その辺りである異変に気付いた。寝起きでスーパーに行ったものだから、トイレに行きたくなったのだ。これはかなり切羽詰って『行きたい!』という信号を感じた。
よくよくトイレを探すと、「トイレは朝10時から夜9時までの利用時間となっております」と書いてある。ガーン!!トイレは未だ24時間営業にはなってなかったのだ!(恐らく防犯上のためだと思われる)

(今日は水を汲んで、お菓子を一つ買って退散しよう・・)と思った。そこでそこらにあるお菓子(エンジェルパイの特売)を手に取って、(確かこんな菓子をkekeさんはよく食べてたな~)と思って、水を急いで汲むと、金を払って猛ダッシュで家に帰った。
一瞬、(従業員さん用のトイレをお願いしようか)とも思ったが、お金も300円しかなかったので、これ以上ここに居る意味は無かったのだ。

そして、家にたどり着くと、全ての物をトイレ前に投げ出し、猛ダッシュで用を済ませた。ふぅ~となってから、kekeさんに「お菓子買ってきたよ~」と言ったが、既にkekeさんは不愉快そうであった。

(はて?)と思って尋ねると、「(自分の)好きなのはチョコパイでエンジェルパイではない!」と言うのだ。エンジェルパイはマシュマロが入っているそうだ。マシュマロは我が家は二人とも苦手だったのだ。しかも、kekeさんの話によると、その前も私は間違えてエンジェルパイを買ってきたらしい。そう言われてみると、そんな気もして来た。

(せっかく親が買ってやったお菓子に対してその態度は何だ!)と思いながらも、スーパーを一回り物色できなかった無念さもあって、再度スーパーへ行く。(どうせ行くならイチかバチか、エンジェルパイも返品できるかどうか訊いてみよう)と思った。

さっきお金を払った若い兄ちゃんに「今、買ったんですけど、間違えちゃって他のと取り替えてもいいですか?」と尋ねると、意外にもあっさりOKしてくれた。^^
お腹もスッキリした所で、朝のパンや他のお菓子も申し訳無いのでいろいろ買って行った。

帰ってからkekeさんに「取り替えてもらっちゃったよ~」と言うと、恥ずかしいオバサンを連呼していた。でも、やっぱり298円でも大切なお金だからね。^^;
スーパーさん、どうもありがとう~!

親ひとり、子ひとり

2004-08-24 | 母子家庭だから思うこと
夕方、近くのスーパーへ買い物に行く。

そこのスーパーには小さな子供が遊ぶスペースが用意されているのだが、何気にそこを通りかかると、姪っこのミーちゃんが居た。
「あ、ミーちゃん~^o^」と声を掛けるや否や、ミーちゃんはみるみる表情が変わり「おばちゃん~」と泣き出した。

お母さんが買い物をしている間に、バネ製の乗り物に乗って妹とぶらんぶらん遊んでいたら、2人でこけて落っこちて妹が頭を打ってしまったとの事。そのバネ製の乗り物とは、もちろん一人乗り用であった。
一緒に泣いているのは、ミーちゃんの妹のミキちゃんであった。

その頭を打ったと言う後頭部を撫ぜると、たしかに膨らんでいた。これはコブなのか、はたまた只の後頭部の出っ張りなのだろうか。こういう事に関しては全く判断がつかない頼りない大人なので、「ママが来るまで待っていようね」と答えるしかない。

やがて、私の妹(2人のママ)が登場し、その一人用のバネ製の乗り物にニ人でしかも立ち乗りしていた事が判明して、ミーちゃんは怒られた。
そして、私の妹は、「この事は後でパパにも報告するからね。」と子供達に言った。


 後でパパに怒ってもらう・・・・か。

当然の事ながら、我が家にはそのような台詞は存在しない。
対立の図式は常に如何なる時も、『母VS子』となる。

誰がどちらに味方することも無い。父母が団結して、子供を説き伏せると言う図式はここには無い。
我が家の場合は、子供が「これで俺は正しいんだ」と思えば、力の限りどんどん幾らでも羽ばたいて行く事ができるだろう。その時に私は子供をびびらすものが無い。
最後の最後には泣き落としと怒り狂いで子供を説き伏せるか。でも、それこそハチの一刺し、最初の最後のここぞと言う時でしか発進できない。

後にも先にも、子供の良心と常識を神頼みで祈るだけだ。

後ろに父親と言う存在が控えていて、それで子供を誘導する事ができるのは、やっぱりイイよなぁ~、と思う。そんな時にふと、「やっぱりうちは母子家庭だな」と思うのだ。

しつけも、なるようにしかならないんだ。
これは諦めとは違う。
『母VS子供』で毎回母親が勝ってしまったら、子供は逃げ場が無くなってしまう。「親ひとり子ひとり」と言う環境は、やはり普通の家庭環境とは違うのである。

ちなみに、心配だったミキちゃんの頭も大事にはならなかったそうだ。
よかったよかったである。

スパイク、カレー、東京湾景

2004-08-23 | 日記
そう言えば、kekeさんの部屋を掃除している時に、野球のスパイクを発見する。それがつま先が親指から中指くらいまでビリビリに裂けているのだ。

このスパイクを見て、唖然とする。
こんな靴で今まで練習してたのだろうか。
金が掛ると思って、こんなに裂けたスパイクを履き続けていたのだろうか。
それとも、ただ単に買い物について行くのが面倒だったのだろうか。

いずれにせよ、「kekeさんのお母さんは野球のスパイクを全然洗っていない」事が部活仲間や顧問の先生にばれてしまっていた。

そんな事もあり、珍しくも親子でスパイクを買いに出かけた。
今より大き目のスパイクを履かせてもらい、決めたスパイクは26.5cmだった。
25cmくらいだと、「男の子だなぁ~」と思うが、26.5なんて聞くと、「そんなに大きくていいの?」とうろたえてしまう。。

男の子じゃなくて、男になるんだなぁ~と見上げてしまう。
靴を見ると、もう太刀打ちできない。

今月はじいちゃんから小遣いをひそかに貰ったので余裕があるはずだったが、布団カバーとスパイクのため、予算オーバーとなってしまう。
朝、鍋いっぱいにカレーを作った。
前に不評だったソーセージをこの時とばかり解凍し、じゃがいもは見切り品を2個50円で買ったもの、にんじんは昨日安売りで一本30円で買った。玉ねぎは通常の値段。(3つ180円くらいであろうか)
残り二日を、私は朝昼晩、このカレーで過そうと思う。
給料日前のカレーほど、心強いものは無い。
(kekeさんは付き合ってくれても今日の夕食だけだろう。スパイクよりも食事内容で協力してほしいのだが)

先月、養育費が決り通りに入金したお陰で、今月は何の心配も無く心地よく暮せた。今月も同様に速やかに入金される事を心から願う。

       ************

今日も、9時から『東京湾景』がある。
このドラマだけは、あれから毎回観ている。
在日韓国人と日本人の恋愛で、国籍をどう乗り越えるかと言う重いテーマだと思われたが、よくよく観てみると、国籍にこだわっているのは、主人公(仲間由起恵)の父親と、主人公と無理矢理でも結婚したい在日韓国人親子(井上親子)だけのようである。

国籍と言うよりも、親が反対する恋愛を、主人公と恋人が駆け落ち同然でどのように添い遂げるかが、このドラマのテーマに思えてならない。

主人公の父親が用意した婚約者親子が、かなり強引な脅迫めいたやり方でこの主人公の恋路を妨害する。そして、自分らと縁組みさせようとするのだが、あんなに他の男に首っ丈の主人公にこの親子がどうしてこんなに執着するかがいまいち分からない。
私がこの母親だったら、「弘一さんには、もっと他の女性がお似合ですワ!」と言ってしまうだろう。

あの主人公の仲間由起恵の父親も、あの婚約者の井上親子がどう見ても自己中丸出しなのに、それでも娘を嫁がせようとするなんて、私には理解できない。幾ら娘の恋人の父が昔の自分の恋敵だとしてもだよ?あれだけコワい姑の所によくまぁ、娘を嫁がせる気になるもんだ。あのオヤジは本当は、自分の会社の再建の事しか頭に無くて、娘を金目当てに人質に出すと言う冷酷オヤジなのではなかろうか。(そう言うキャラクターでは表現されて無いようだが)

最後にはあの二人は結ばれるのであろうが、あの恋人(亮介さん)のお母さんは、自分の大切な息子の恋人が、あのにっくき恋敵の娘だと分かったら、病状は更にどうなってしまうのだろうか。恋敵の夫宛のラブレターがみつかっただけで暴れて精神病院に入院してしまったお母さんである。
それが私は一番気がかりでならない。

蓋を開けてみると、『誰を傷つけても仕方ない』と言う道ならぬ恋愛の正当化の匂いをじんじん感じてしまう。
あの国籍を超えて付き合う恋人同士→不倫カップル
婚約者の井上親子→不倫を妨害する妻とか夫
主人公の親→不倫に反対する両親
その他の仲間達→不倫を見守る職場の同僚

と置き替えると、んんん~~?
周りが反対すればするほど、燃え上がる・・・?
このドラマを観て、よくある道ならぬ恋を同一化して燃え上がるような真似はやめていただきたい。あくまでもこれは国籍が違う事での道ならぬ恋なのだから。。。

子供部屋を片付ける

2004-08-22 | 日記
「家にノコギリある?」とkekeさんが言った。

そんなもん、あるわけ無い。よく訊くと魚取りの網の棒の部分を半分に切って川に持って行きたいそうだ。これでは長くて自転車で持っていけないと言うのだ。
こういう時にどうしていいか判らず、私達は包丁で試したり、カッターで試したりした。やはり切れるはずが無いようだ。「力任せに折ってみようか?」と2人で考えてみたが、メキメキメキとどう折れるか想像がつかない。

「もう、いいよ」と諦めてkekeさんは他の支度を始めた所で、イスに網を置いて、メキメキメキ力任せに棒をしなってみると、どうにか折れた。
こんな事、男手があったら、こんな騒ぎにはならないだろうな~と思いながら折った先をガムテープで巻く。

ともあれ、kekeさんが友達と川に行くと出て行った。

「チャンスだ、しめしめ。▼▼メ」
あの部屋を片付けたいと思っていた。夏休みに読んだインテリア雑誌の影響で、今の私はまさに「片付け整頓ブーム」が巻き起こっているのだ。

あの部屋は一学期に持ち帰った絵の具類や体操着、上履き類は全て床に散乱しており、教科書もノートもプリントも床に置いたまま。ベッドも収納付きのベッドをそちの希望通りに買ったのに、何も片付けてない!夏休みの間に片付けろと何度言ったことか。

と言うか、片付けるにも何かをどけなくては物は納まらない。片付けろと言う前に、物の置き場所を与えなくてはならないのだろう。

この前こそこそ片付けて途中で挫折していたら、「俺の部屋に勝手に入るな!」と怒鳴られてしまったが、そもそもここは「俺の部屋」よりも、「名義人は私の家」だっちゅうの!働いて金を家賃の一部として家に入れてから、俺の部屋とか主張してくれ。(とは言わなかったが、道理的にはそうではないだろうか)

と言う事で、強行突破する。

「これ、何だろう?」と思って、袋を開けるとポケモンのフィギアがたくさん出てきた。ポケモンのフィギアだって~~(爆笑)。今では絶対考えられない。でも、あれ真剣に集めていたのって、まだたったの4,5年前では無かろうか。

やっぱりあの頃って、懐かしい。
懐かしい懐かしいって言うと、またkekeさんに怒られるけど、やっぱり懐かしくなってしまう。

今ではありえない戻って来ない夏なのだもの。


片付いた後、ついでにベッドカバーと、掛け布団カバーも揃いのを買いに出かける。
若い頃は、衣食住の中の『衣』に非常に重点が置かれていた(食と住は親任せ)。子供を産んで結婚して『食』に重点は変わったが、やはり『住』は軽んじられていた。

でも、『住』って大切かもしれない。気持の持ちようが変わる。
(こんな風に思うなんて、ここで急速にオバサン化してるのだろうか)

勝手に部屋に入って片付けて、怒られるかな~?新しいベッドカバーで喜ぶかな~?といろいろ想像しながら、カバーを変えてたら、そのうちにkekeさんが帰って来た。
意外に反応は無く、「枕も新しいのがいい」とか何とか言っていた。

ほーら、やっぱり、すっきりすると気分がいいでしょう~!!
これからはこの部屋の状態を維持してほしいな。(無理かな~?)

静かな生活

2004-08-20 | 日記
朝起きた時、部屋が片付いているだけで、気持がいい。

kekeさんが「どうしてもベッドがほしい」と言い出して、自分の部屋で寝るようになってから1ヶ月以上過ぎた。私と一緒に居るだけでイライラするそうだ。
最初の2,3日は1人で横になると、何か心もとなく、何か穴が開いたようであった。同じ家の中に彼は居るはずなのだが。
私は昔のアルバムをすぐ手を伸ばすと取り出せる所に置いた。少しでも穴が埋まるような気がした。

しかし、その穴はしばらくすると塞がってしまった。
1人で寝て、1人で起きる。
起きれば部屋は片付いている。シンクも洗物が上っている。
そんなことがこんなに気持がいいことだったなんて。

TVをつけずに、生活の音を聴く。
洗濯機が廻る音。顔を洗う水の音。炊飯器の音。
一つ一つ、音があるのが分かる。
今の音。今だから聴こえる音がある。

もう、これからはそんなに急ぐ事は無いんだ。
今までも急ぐ事はなかったのかもしれない。
だけど、急いでた。走ってた。

これからはゆっくり歩こう。
気持いい生活しよう。

今はさしずめ、自転車の練習だったら、補助輪って所だろうか。

いつか1人で生活する日が来る。
でも、やがてこんな感じで静かな1人に慣れるだろう。
こんな感じで穴は塞がり、何もかも自然に帰るよ。

こうして親子離れは始まるんだね。