きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

もう少しで騙されるところだった。ザケンジャネー ただより高いものは無し

2018-01-31 | 私の倹約術
あぁ~寒い~~><

残っている雪を見るだけで体が冷えそう。

4年前の大雪の時も「今年は雪がまったく解けない。そのうち桜と雪のコラボレーションが見れるかも」とブログに書いて「そんなこと無いから大丈夫」と言われた私です。

でも、今の雪の残り加減を見ると、「この雪いつか解ける日が来るのかね?」そんな気がします。
何しろ雪が凍っているのが残っているのだから、寒いです。
ため息が出そうなほど、冬が居座っています。


そんな中、今日も銀行に行くと、窓口のお姉さんが「こちらの銀行口座を持っていますか?」と言うので「持ってますよ」と普通に答えました。

すると「今度来た時にキャッシュカードを新しいのに作り替えてください。」と言うのです。

「あれ?キャッシュカードって新しいのに変わってましたっけ?」と言うと「新しいのに変えてくれ」と言うのです。

「他の支店のカードも変えたほうがいいんですか?」
「そうです。」
「それでは、今度来た時に通帳とキャッシュカード持ってきます。」と言うと、「その時印鑑も忘れないようにしてください」と言います。


私はそんな会話があったので、すっかりそのつもりで今度キャッシュカードを新しいものに替えるつもりでした。

それで何気にそこの銀行のホームページを見てみると、その新しいキャッシュカードはカードにクレジット機能とか、デビットカードみたいな訳分からん新しい機能がいろいろついていることが分かったのです。

何だかやだなぁ~と思って、たまたま今日その銀行の担当がうちの会社に来たので、もう一度訊いてみると、別にわざわざ新しいカードに変えなくてもいいそうなんですよ!!!


それが分かって、腹が立ちました。(-_-;)ナニソレ

何が言いたいかと言うと、自分でホームページで調べたり、担当者の説明がなかったら、何にも知らないで窓口の姉ちゃんに誘導されてクレジット機能付のキャッシュカードを作らされるところだったんです!!

あまりにも説明不足過ぎではないですかぁ~~??(-_-;)

年中顔を合わせる姉ちゃんなので、ケンカも売りたくないので文句も言いませんが・・・あまりに不親切な対応(?)にビックリしてしまいました。


「もう少しでだまされる所だった。」←今の私の心境。


まさか顔なじみの金融機関でこんなことがあるとは。
これからもっと気をつけて掛からんと、いかんなぁと言う所です。

油断もすきもありゃしない。

料理したくないorz

2018-01-30 | 今の会社
「sake君、駅まで送ってって!」というので社長を車に乗せる。

私は「OROさんのお父様が亡くなられたのはショックでした」という話をした。ついこの前まで元気だったお父様である。

「ついこの前まで自分が40代でやっと人生半分辺りまで来たかなぁと思っていて、50代になったら急にゴールが近くなったような気がします。いつ誰かどうなるか分からないものですね。」等と言うと、「当たり前だ」と社長も言う。



家に帰って、今日はお惣菜でも買おうかなと思った。

先週風邪をひいてから、コンビニ弁当とスーパーのお惣菜を買って済ませている。
風邪もいい加減治ったのに、まだお弁当もなかなか作れない。


私は張り詰めた糸がピンと切れてしまったように、家事をするのが億劫になってしまった。
風邪を引いて、適当に弁当や惣菜を買って食べる生活になったら、今までの生活は何だったんだ??と思うようになった。

バタバタ仕事から帰ってきて、買い物に行き、夕飯を作り、明日のお弁当のおかずを気に止み、そして洗濯までして・・・食べて風呂に入ってバタンと寝ればまた明日の朝が来て、弁当を作り、慌てて会社に飛び出して。。。

たしかに「頑張って」はいたけれど・・・疲れちゃった。orz

もうあんな生活に戻りたくないや。



昨日はもう「家事なんてたくさん!!」という気持になって、スーパーにお惣菜を買いに行った。
久しぶりにメンチを買って、餃子も買った。

kekeは喜んで(私の手作りより喜ぶ)、ご飯を山盛りよそって、メンチを餃子を乗せて、部屋に行った。
(謙遜ではなく本当にこの方が喜んでいる。)


風邪はだんだん治っているはずなのに、食事も掃除も全然やるきが出ない。orz
寒いからだけとはどうも思えぬ。

いったいこの状態はいつまで続くのだろう。。。。

寿命とは

2018-01-29 | 今の会社

ある方の訃報が入る。

ついこの前の新年会で元気にお会いしたばかりなのでショックである。
nanuさんは「うちのおかァと同じ年だった」と言い、やはりショックだったようである。


先週雪が降ってから、私は左のひざが痛くなった。
幸い、歩けないほどではないので、びくつきながら歩いている訳なのだが、持病とも言う神経痛が出てしまったのだ。

ひざの神経痛は母譲りのもので、母もこのぐらいの年は足が痛いとよく言っていた。私のマンションの階段を上るのも大変だったようだ。それをよく覚えているので、(しょうがないなぁ)ってサポーターでも巻いて、治るのを待つしかないのだが、そんなことをして歩きにくかったりしていると、自分も長生きはしないだろうなァと思う。

子供の頃から引っ込み思案で目立つのが苦手だったので、いつも空気のようにいるかいないか分からないようにしていた自分は、何となくそんなに早く死ぬ方では無いと、変な自信を持っていた。
ドッチボールでも目立たないから割と遅くまで残っていたり、イス取りゲームでもどれかのイスには腰掛けられていたり、あまりそういうのでアブれることが無かったから、何となく自分は死ぬ時も粘るような気がしていたのだ。

でも最近あまり自信が無い。
60代、70代になったら、皆さんのように元気に毎日散歩したいなぁ~と思っているけれど、それさえできるのかどうか?!

先週の風邪ごときに、あそこまでやられるとなると、自分の生命力を疑いたくなる。


そんな折、元気な人が急に亡くなったなんて聞くと、ちょっとショックである。

今までポックリがいいと思っていたが、あまり急すぎると周りもショックが大きいし、自分もやり残した後悔があるだろう。ある程度(数ヶ月ぐらい)は、前もって知っておきたいかもしれない。

どんなに好き勝手に人生を満喫したって、それでもその時にはやりきれないこともあるだろう。

結局は今日一日をどう受け止めて生きていくかってことなのだろうけれど。。。。

それでもやっぱり歌が好き

2018-01-28 | 歌謡曲・カラオケ
昨日、珍しくJUJUのコンサート動画を見ていた。
本当にJUJUは歌がうまくて最高だ。

英語のジャズもうまいし、こんな風に歌えたらどんなに幸せなんだろう。100万回練習してもこんな風にはなれない。やっぱりプロだな!!と思ってしまう。どれもCDで聴いていた曲で、それがJUJUのアドリブでちょっと違うメロディーになっていたりして。こんなの目の前で聴けたらどんなにいいだろう。

この前「自分磨きしましょう」みたいな本を読んでいたら、「好きでもないくだらない男と食事を行くぐらいなら、本を読んだり映画見る方がいい。そうやって引き出しを増やすことが女を上げるコツ」みたいな事が書いてあり、「そう言えば私って映画見ないし知らないよなぁ~、そう言う引き出しを増やさないから失恋するのかもしれない。なんせ話題が無い人だから。」と反省して、これからは映画もみるようにした方がいいのかな、とも考えた。

だが、私に言わせると、映画は敷居が高いのだ。

まず俳優の名前が分からない。(外人は言わずもがな)
例えば「小栗旬」がその映画の主役をやっているとしよう。「小栗旬」を知っていれば、「あ、小栗旬だ」と思い、主役にスーっと自身を投影させることができると思うのだ。

私の場合は俳優の名前が分からないから「この人誰?」から始まる。「誰だか知らないこの顔の人」がああ動いたりこう言ったりする映像をうすらぼんやり見ている・・・・という現象になる。その時点で映画に入り込む気合が違うと思いませんか。
最近写真も撮るようになったので、ああいう動画を作るのにどのぐらい技術や勉強や努力があったのか、例えばこのアングルを選んだ理由は?という見方などもあり、様々な人の手を借りた苦労を想像すると申し訳ないのだが、かと言って今から映画を常識的に見て、常識的な映画の知識を身につけましょう言われてもさぁ・・・・たぶんムリかも。。。

数少ない私の映画やビデオ、ドラマの経験から、これはほんまに面白かった!!というのは二つある。

それは「バックトーザヒューチャー(マイケルJフォックス主演)の1~3」と古畑任三郎シリーズである。

私の脳内ではこの二つが映画とドラマの全てであり、これ以上面白いものは無いという時代で終わっているのである。

そんな訳で「映画で自分を高めましょう」言われても、今さら何を見ていいか分からず俳優は誰なのか分からず、日本語もちゃんと聞き取れるのかね?みたいなレベルなのだ。

その分、歌を聴いたりカラオケを歌ったりしている訳だが、これはこれでまったく世間一般では健全な「趣味」と扱われておらず、私が少々人より歌を知ってて、少々歌えるからって、それは何の自慢にもならず、ダァ~れからも尊敬されず、役に立つのは誰も歌わない一番最初に無理やり曲を入れられ、知ってても知らなくても歌わされる時だけ・・・(いいように利用されているだけ)

あ~~悲しすぎる!



それでもやっぱり歌が好きなんだよね。(^_^;)アハ。


あまりに部屋が寒いので我慢しきれずにコタツに入って、JUJUの歌(音声のみ)を聴いていると、kekeがやってきて「このパソコンのスピーカーを持って行きたい」と言う。

このパソコンもスピーカーも元々kekeのもので借りているだけなので「あぁいいよ」と言うと、kekeは線をはずし、自分のリュックにそのスピーカーを押し込んでいる。


「どこでこれで音楽聴くの?」
「さぁ。」
「誰かと聴くの?」
「さぁ。」

そう言って出て行った。

・・・・そして昨夜は帰らず、まだ未だに帰っていない。


いったいあれは何だったのか。。。。

早くノドを治してカラオケに復帰したい。

よく寝た!

2018-01-27 | 健康とか病院とか
今日はよく寝られた~(^O^)

今週、本当に眠れなくて疲れました。

子供の頃は風邪をひくと、その晩ぐっすり寝て風邪を治したものですが、眠れないのです。
一日中布団に横になって、うつらうつらしているのならともかく、昼間仕事に行っていて眠れないのですから心配です。

このままどうなってしまうのだろう?と不安になりました。

年を取ると、風邪でも眠れなくなるのかもしれません。
少なくても自分はその気があることを覚えておこうと思います。

気力・精神力がある程度落ち着いてないと眠れなくなるものだと覚えておいた方がいいですね。

眠れなかった上に、食べるものも食べられず、気分が悪くなるばかりで、木曜は水も飲めないので薬さえも飲めなくなっていたのです。今日は水をごくごく飲むことができました。(よかった~~~)

食べられること、水をごくごく飲めること、ぐっすり眠れること。
これができるだけでも、うれしいものですね。

何かトラブルが起きるたびに、当たり前のことがありがたいと気づかされる。
生き続けて行くことは、そういうことなのかなぁ~・・なんて思ったりして。(^_^;)

絵に描いたような幸せもいいけれど、
そうでないから、人の生きて行く年輪は深く色鮮やかになるのでしょう。

まだ病み上がりだけど、目に見える雪景色はまた白く明るいものです。

風邪なおる

2018-01-26 | 健康とか病院とか
やっと風邪も治まってきた。(^o^)丿

今週はコンビニのおにぎりや、ファーストフードのカレーばかり。
やはりお腹がすかない時はカレーだと食べられそうだ。
久しぶりに食べた牛丼屋さんのカレーもおいしかったこと。

私は今回の風邪である発見をした。

それは咳がなかなか止まらない時。

・仰向けに寝る。
・上半身の左を下に寝る。
・上半身の右を下に寝る。

この中で、上半身の右を下にして寝ると、咳があまり出ないようである。(私個人の感想だ)

気のせいだったのかもしれませんが、一度咳が止まらない時試すといいですよ。
私は右を下にすると、咳があまり出ないようです。


それから今日社長が話していたのは、「水を30分おきに飲んで、口の中をすすぎながら「ゴックン」すると、インフルエンザ菌が胃に入って死滅する」という話である。

「sake君ほんとかね?」
「ほんとなんですかね?」

と半信半疑なのだが、どうなのだろう?

こちらも試してみる価値はあるかもしれない。


昨日の夜はkekeに「カレー買ってきて」と言うと、キレぎみだったkekeだが、朝「やっと治った」と言うと、「インフルでなかったの?」と言い、安心したようだった。
kekeもあまり休める仕事ではないので、うつりたくなかったようである。


ほんとに、これからはうがい・手洗・30分おきに水で口をすすいでゴックンですな。(^_^;)

前世の姉・・・?

2018-01-25 | 今の会社
昨日は社長が1時間早く帰らせてくれた。

「sake君!バスの時間何時~?」というので、「次は○○分ぐらいでしょうか。」と答えると「オレもう帰る」と言い、sake君も帰れば?と言うのだ。

うっかりその○○分が違って乗れなかったりしたらハリセンボンでは済まないだろうとおののいて、「待ってください待ってください!ちゃんと調べます」と言い、「やっぱり○○分でした。」と言うと、社長はじゃ~ねと帰っていった。

それで帰れば?と言うけど、あと7分しかない。
その前にトイレに行って、制服を着替えてポットやエアコンの電源を切ってバス停まで行かねばならないのだ。他の人にはできてもドンくさい私にはムリ・・・なんて言っている場合ではない。慌てふためいて転げ落ちるようにトイレと着替えをして、エアコンを切っていると社長が戻ってきた。

「かあちゃんが迎えに来るって。」

私は容赦ない。
「それでは帰ります」と慌ててバス停にたどり着くとギリギリ、バスに間に合った。

1時間早いこの時期のバスは、いい感じのトワイライトだった。
雪の後の澄んだ空気はいつもの夜のライトを宝石のように輝せている。

去年、桜の時期にこのトワイライトの時間帯に帰ることができたのを知ったが、1時間早いとこの時期にこの雪景色で、このトワイライトが見えるのだなぁと思った。


朝も1時間早い時間帯にバスに乗る。
またこれがいい感じの朝焼けなのだ。もっと早いとまだ暗いし、もっと遅いと日が出尽くした感のあるいい時間帯で、この時間帯に人ごみに紛れ外に出ることにも感謝したくなる。
思えば、高校時代もこの時間帯に乗っていたんだっけ。

でもあの頃は、そんなこと考えたことなかった。
たしかに若くて今よりはピチピチ(?)してたかもしれないが、気がつかないことは多かった。
他のバスの路線(あのバスはどこを通ってそこまで行くのかなぁ)なんて考えたことが無かった。自分の興味無い事は何も知ろうとは思わなかった。(それは今でもそうだけれども)


そこで今日はバスであるオバサンに会った。
「あるオバサン」と言っても顔見知りではない。オバサンと言っても年も自分と同じかちょっと上かもしれない。

そのオバサンは髪も半分ぐらい白髪の髪を無造作に束ねていて、きれいとは思えぬエコバッグに仕事のものを詰めて、そのバスに乗って勤務先に行くのである。
何が驚いたかと言うと、こんなに寒いのに、昨日も今日も下半身はタイトスカートに薄手のストッキング、それにパンプスなのだ。

私も恥ずかしながらいい年してスカートばかり履いていて人のことをとやかく言うような者ではないのは分かっている。しかしさすがに今は寒いだろう。それにスカートと言ってもマイカーだからスカートなのであり、この寒さでどうしてタイツではなくてあの春夏用みたいなストッキングでバスを待てるのか。それにどうして昨日はあの雪が残っているなかで5cmもあるヒールを履いているのか。何故長靴ではないのか。

今日も朝、バスを待っていたらまた彼女が来た。
今日もやはり春夏ストッキングだった。どうしてもっと厚手のストッキングにしないのか。見ている私のひざが痛くなる。(あれが彼女の健康法なのだろうか)

それで今日はまた新たな発見をした。

彼女はバスの席がまだ座れるのに立っているのだ。その立つ場所がこれまた、いかにも自分が一人だったらここに立つだろうなという位置に立っているのである。(そう言えば昨日もこの場所だった)

ここまできて、もしかしたら彼女もみずがめ座でB型なのだろうかと思ったり、前世のどこかで生き別れた姉だったのだろうかと考えたりした。自分と過去にどこかで巡り合っていたような親しさを感じるし、そう言えばあのきれいには見えないエコバックに無造作に詰め込んだ感じも自分もやりそうな感じがする。(でももう買い換えてもいいのでは)

自分と似た顔の人が世界に3人居ると聞いた事があるが、彼女はそのうちの一人かもしれない。(顔はたぶん似てないけれど)

バスが開くと、彼女は(年に似合わず)元気そうに下りて行った。
(何となくそういう所も似ているのかも・・・???)


余計なお世話だったかな?失礼致しました。

ゴホゴホ。。。

2018-01-24 | 今の会社
「インフルではありませんねぇ・・・」

というのが医者の判断である。「しかし、24時間経たないとインフルと判別できないので時期が早いのかもしれません。熱が下がらないようでしたらまた来てください。」と言われて病院を出る。

インフルと言われなければこれ以上休むことも難しく、37度台をキープしながら会社に行くことにした。

バスの乗り継ぎが悪くて1時間早く出社。

やがて秀クンが来た。

「体、大丈夫・・・?」
「インフルではないようです。秀さんは・・?」
「あとノドが痛いだけ・・・。」

二人とも病み上がりの元気の無い会話をポツリポツリとする。
話によると、インフルは猛威を奮っているようで、どこそこの誰さんもそう、あちらの何とかさんもそうらしい。社内でももう時間の問題ではなかろうか。

ゴホゴホ。。。

病院から出たのは、まだ風邪かインフルか判断できないため、咳止めと消炎剤のようなもの。症状が無くなればいつ止めてもいい薬とのことである。

秀クンは40度まで熱が上がったというので、やはり私のはただの風邪なのだろうか。インフルと風邪の違いは何なのか。今日はまだ水曜なのがうらめしい。月曜に風邪を引くとはこういうことなのか。

kekeは昨日の朝出かける前も「パン買っておいた」と置いていってくれたり、昨日の夜もかにクリームコロッケとサーモンの刺身とシュークリームを買ってきてくれた。(食欲がなくてシュークリームにした)冷蔵庫にはヨーグルトも入っていた。
親バカ2乗の手前味噌だが、息子の優しさがうれしい。あの子はきっと恋人にしても旦那さんにしてもいい子なのではなかろうか。数年前のバカ息子呼ばわりがどうしたことか。今は真面目にそう思う。

雪が降る

2018-01-23 | 今の会社
事務所に居ながらも雪はどんどん降り積もって行った。
私は何度も窓の外を見ながら、社長が帰ろうぜと言うのを待っていた。

事務所には私と社長きりである。みんなはこうなる前にもう帰ったのかもしれない。
社長はトイレから出ると、「そろそろ帰らなくていいのか?」と言う。

「社長は、どうやって駅まで行きますか?」と尋ねると、「女房がスタッドレスの車で迎えに来るから平気」と言う。

そう言うことだったのか。。。(*_*;
最後の頼みの綱も切れ、私はリュックを背負い、雨合羽をかけ、吹雪に向かった。
もちろん、バスはもう何時になるか分からない。私だったら、「sake君、駅まで乗っていくかい?」位の事は言うのに。。。と思いながら、幾つか先のバス停を取りあえず目指す。そこまで行けばバスの本数が増えるので、バスもそのうち来るだろう。。。。

しかし、道は超渋滞で、車らは全く動いていない。むしろ歩いた方が早いのだ。
これでは駅まで付けてもらうのはどの道無理だった。私は南極をサバイバルする横井庄一さんになりきることにした。
「いつかは家にたどり着く!」と歩き出す。バスや電車が止まってもいつかは家にたどり着くのだ。

まだ雪が柔らかいので、滑る心配は無い。ズボッズボッと歩いて一キロ位だろうか、乗りたかったバスが見えた、すると女の子二人ががここから乗せてくれと交渉しているのだ。ドアが開く。私も一緒に乗り込んだ。途中で見つけた犬ぞりとでも言おうか、ラッキーだった。

しかし乗ったはいいが、バスはなかなか動かない。あちこちで車が立ち往生しているのか?窓の外はハザードランプの車ばかり。解説者が居ないので何が起きているのか分からない。
しかしここから歩くには事なので、様子を伺いながらバスで待機。やがてはバスも少しづつ動き出し、街中に出た。

ここからなら、歩いても30分である。歩くつもりだったが、ここでも運良くバスが来てくれて、一キロ位で済んだ。
家に着く、有難い。
kekeも会社から歩いたそうで、間もなくは帰ってきた。

やはり熱は上がってしまった。
今日はほんとに休もうと思う。
少しでも雪が解けてくれることを願うばかりだ。

今日の全て

2018-01-22 | 今の会社
夜中の1時半から、1時間おきに体温を測ってみたものの、37.0分にしかならないのだった。

咳も出ているが寝ている割にはそれほどひどくなく、風邪で休みますとは言えないぐらいのビミョウな体調だった。

明日更に熱が上がった場合を想定して、今日は行っておこう。

何しろインフルエンザですら「1日寝てれば治るだろ?」と言う人なので、たかが風邪で2日も3日も休んでいたら「アイツなに休んでいるのぉ~?」と言いかねない。休むとしたらもっとひどくなった明日である。
そして、「ちゃんと最後まで飲み切ってくださいね」と言われる薬もできれば飲みたくない。

いつもよりうんと早く家を出ることにした。帰りの大雪を想定して両手が開くようにリュックにした。

会社では風邪が移らないようにマスクをするが、ノドが痛いぐらいにとどめておこう。
うちの会社も「そんなんで休むのぉ~?」と思う人から「移すぐらいなら休めよ」と思う人まで様々である。

大雪を想定して車はやめたので、帰りが心配である。

こういう日だから誰か途中まででも送ってくれる人がいたらなぁ・・と思うが、大雪ならば、みんなも一目散に帰りたいところだろう。会社に残っている、今日は車に乗ってこなかった、微熱のある事務員のことなんてかまっている場合ではない。自分だって逆の立場だったらそうすればいい。


フン!会社の金でスタッドレスタイヤを買ってもらっているくせに・・と思うが、だからこそ、私は歩くのだ。
一人でこんな所でいつ来るか分からないバスを待つのも心配なので、少し歩いてもう少しバスが増えるバス停まで歩いていこうと思う。

私は歩き続けるのだ!
どんなに雪が降ろうと、あと12時間後には、きっと家にたどり着いて、kekeが買ってきてくれた牛丼でも食べて、布団に横になれるのだ。

願わくはこれ以上咳がひどくならないことを祈る。
そのことだけが、今日の全てと言えよう。